Skypeにはグループ通話という機能が付いており、複数の人と同時に会話ができます。Skype グループ通話により、最大25人でのチャットや会議を行うことが可能になり、円滑な連絡のやり取りが実現します。
本記事ではSkypeのグループ通話機能の基本的な使い方と覚えておきたい+α機能5選、そしてグループ通話できない時の原因と対処法3選を紹介していきたいと思います。
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PC機種別Skypeのグループ通話機能の使い方
以下、Skypeのグループ通話機能の使い方をMacとWindowsに分けて紹介していきます。
Macの場合
1.メニューバーのファイルから新規会話を選択
グループ通話をするには、グループを作成する必要があります。グループ作成方法はSkypeのメニューバーのファイルをクリックします。ファイルをクリックしたら、その中にある「新規会話」をクリックします。
2.画面右上の追加ボタンを押し、名前を追加
画面右上にある「+」ボタンを押しますと、「ユーザまたは電話番号を追加」画面が表示されますので、追加したいユーザまたは電話番号を入力します。画面下に入力した条件に近いユーザ名が表示されますので、その中に追加したいユーザがいる場合は、そのユーザを選択して「追加」をクリックします。
また、画面下に表示されている連絡先リストから追加することもできますよ。これで、メンバーは追加され、グループの完成となります。
グループの名前を変更したい場合は、グループを選択し、メイン画面に表示されているグループ名をクリックすることで、グループ名の変更が行えます。
また、作成したグループは「お気に入り」に登録することもできます。登録したい場合は、「最新」をクリックし、登録したいグループ名の上で右クリックして「お気に入り追加」をクリックします。
3.通話ボタンを押す
電話を掛けたいときは、「最新」または「お気に入り」から通話したいグループを選択します。画面右上の「+」ボタンの左にある「通話」ボタンをクリックして電話を掛けます。
また、ビデオ通話を掛けたい場合は、「通話」の左にある「ビデオ」ボタンを押します。すると、グループのメンバー全員に電話が掛かり、メンバーの誰かが電話に出ると通話が開始されます。
Windowsの場合
1.画面左上の連絡先リストからグループ作成を選択
Mac同様、グループ通話をするには、グループを作成する必要があります。グループ作成方法はホーム画面の左上の連絡先リストから「グループ作成」をクリックします。
2.画面下の+ボタンを押し、名前を追加
グループにメンバーを参加させるため、画面下の「+」ボタンを押します。連絡先が表示されるので参加させたいメンバーの名前をクリックし、「グループ作成」をクリックします。メンバーは追加され、グループの完成となります。
3.通話ボタンを押す
ホーム画面左側の「最近のイベント」から通話したいグループ名をクリックします。画面下の「通話」ボタンをクリックして電話を掛けます。
また、Mac同様、ビデオ通話を掛けたい場合は、「ビデオ」ボタンを押します。すると、グループのメンバー全員に電話が掛かり、メンバーの誰かが電話に出ると通話が開始されます。
Skypeでグループ通話するなら覚えておきたい+α機能5選
Skypeのグループ通話は、通話機能以外にも様々な機能が付いており、便利に使うことができます。ここでは、グループ通話に関連して利用できる+α機能を紹介していきます。
1.チャット送信機能
Skypeには、音声通話機能以外にもチャット送信機能などでコミュニケーションを行うことができます。Skypeのチャットは1対1でのやり取りができるのはもちろんのこと、グループを作成して複数の人とやり取りすることもできます。
また、絵文字なども豊富にありますので楽しく利用できると思います。チャットの送信機能は、Mac、Windows、iPhoneで多少使い方が異なりますので、それぞれに分けて紹介していきます。
Macの場合
- ホーム画面の左側にある「連絡先」アイコンをクリックし、メイン画面でチャットしたいメンバーの上にマウスポインターを合わせ、「吹き出し」アイコンをクリックします。
- 「会話ボックス」が画面下に表示されるので、メッセージを入力し、「return」ボタンを押します。
- メッセージが送信されたら、メイン画面の右下に自分のメッセージが表示されます。相手から返信がきたら、メイン画面の左下に相手のメッセージが表示されます。
Windowsの場合
- ホーム画面の「連絡先」アイコンをクリックし、メイン画面でチャットしたいメンバーをクリックします。
- 「会話ボックス」が画面下に表示されるので、メッセージを入力し、「return」ボタンを押します。
- メッセージが送信されたら、メイン画面の右下に自分のメッセージが表示されます。相手から返信がきたら、メイン画面の左下に相手のメッセージが表示されます。
iPhoneの場合
- コンタクト画面からチャットしたいメンバーをタップします。
- 「IM」ボタンをします。
- 画面下の「会話ボックス」にメッセージを入力し、「送信」ボタンをタップします。メイン画面下に送信されたメッセージが表示されます。
2.途中で新たなメンバーを追加する方法
友人と会話をしている時でも、「あいつ呼んだらもっと楽しくなるのになぁ」と思ったことはないでしょうか?
なんと、Skypeでは通話の途中でも新たなメンバーを追加させることができるのです。ここでは途中で新たなメンバーを追加する方法について紹介していきます。便利な機能ですので是非覚えておいてくださいね。
メンバーを追加する方法
- 通話している時に「…」アイコンをクリックし、「この通話にユーザを追加」をクリックします。
- 通話に参加させたいメンバーを選択し「グループ作成」をクリックします。
- 選択したメンバーに電話が掛かります。メンバーが電話を取ると通話が開始します。
3.音声ガイダンス利用時に番号入力する方法
大きな企業に電話を掛けたとき、たまに音声ガイダンスが入り、番号の入力を迫られることがあります。そのような時、テンキーが画面に表示されないと「番号入力できない!」となってしまいますよね。
しかし、Skypeでは、ダイヤルパットの機能を搭載されていますので難なく音声ガイダンスに対応することができます。
ダイヤルパットの使い方
通話中に「…」アイコンをクリックします。「ダイヤルパット」をクリックし、必要に応じて番号をクリックしてください。
4.携帯電話や固定電話に転送する方法
Skypeでは、電話が掛かってきたときに携帯電話や固定電話、別のアカウントなどに通信転送することができます。ただし、携帯電話や固定電話への転送は有料になりますので、お金に余裕がある方は利用してみてはいかがでしょうか。
転送方法
- 「プロフィール」アイコンをクリックします。プロフィール画面を開いたら「アカウント管理」をクリックします。
- メニューバーの「Skype」をクリックし、「マイアカウント」をクリックします。 ※Windowsデスクトップの場合は、メニューバーの「Skype」をクリックし、「マイアカウント」をクリックします。Macの場合は、メニューバーの「ファイル」をクリックし、「マイアカウント」をクリックします。
- 次に、「機能を管理」の項目から「通話転送」をクリックします。
- 「国または地域」または「Skype名」をクリックし、チェックを入れます。「国または地域」にチェックを入れた場合は、転送先が携帯電話か固定電話になります。
- 「国または地域を選択」クリックし、「日本」をクリックします。
- 「電話番号」入力欄に転送先にしたい電話番号を入力し、「番号を保存」ボタンを押します。入力した電話番号が転送先の番号として登録されます。また、通知転送の「状態」がオンになります。 ※「Skype名」にチェックを入れた場合は、転送先が別のアカウントになりますので、転送先にしたいSkype名を入力します。
転送先は、最大3件まで登録が可能で固定電話・携帯電話・Skype名と組み合わせは問われません。ただ、連絡先リストに未登録の連絡先への転送はできません。
5.音声メッセージの設定方法
Skypeでは、音声メッセージ機能を利用することができるので、退席中やオフライン中など相手からの着信に対応できない時などに活用しましょう。
また、音声メッセージでは相手に録音した音声データを送ることができますので、何かと役に立ちます。さらに、音声メッセージに気付くように、通知がきたことを知らせるメールアラートの設定も行うことができます。
音声メッセージの設定方法
「プロフィール」アイコンをクリックします。プロフィール画面を開いたら「アカウント管理」をクリックします。
Windowsデスクトップの場合は、メニューバーの「Skype」をクリックし、「マイアカウント」をクリックします。Macの場合は、メニューバーの「ファイル」をクリックし、「マイアカウント」をクリックします。
次に、音声メッセージをクリックして「状態」をクリックし、有効にすれば設定完了となります。
Windowsデスクトップのみですが、自分の音声を録音して、オリジナル音声として設定することも可能です。方法は、
- メニューバーの「ツール」をクリックし、設定をクリックします。
- 「通話」をクリックし、「音声メッセージ」をクリックします。
- 「音声」ボタンをクリックし、メッセージを録音します。録音を終える時は再度「音声」ボタンをクリックすると設定が完了します。
音声メッセージを着信すると、「最近のイベント」に「~が音声メッセージを送信しました」と表示されますので、送ってきたユーザ名をクリックします。メイン画面に表示されている「音声メッセージ」をクイックすると、音声メッセージが再生されます。
Skypeでグループ通話できない時の原因と対処法3選

大事な会議の時などをSkypeのグループ通話で行っている場合、「グループ通話に接続できない!」なんてことになると焦りますよね。今まで何ともなかったSkypeの調子が急に悪くなり、接続できなくなったりするものですから、苦労している方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ここでは、Skypeのグループ通話できない時の原因と対処法について説明していきます。「通信環境に原因がある場合の対処法」「他アプリに原因がある場合の対処法」「skype自体に原因がある場合の対処法」の比較的よく起こる3つ項目を取り上げていきます。
1.通信環境に原因がある場合の対処法
skypeでグループ通話できない時は、通信環境に原因がある場合があります。
音声通話を利用するなら、通常は下り/上りの回線速度が100kbps / 100kbpsが必要となり、最低でも下り/上りの回線速度が30kbps/30kbps以上でないと音声通話を行うのが難しくなります。グループ通話できない時は、まず回線速度が基準を満たしているかの確認を行いましょう。
また、職場でSkypeを利用する場合は、回線速度に問題が無くても、ネットワーク管理者に許可をもらわないと通信できませんので、管理者にその旨を伝えて設定してもらうようにしましょう。
2.他アプリに原因がある場合の対処法
skypeでグループ通話できない時は、他アプリに原因がある場合があります。Skypeと他のアプリを同時に起動しているとSkypeの接続の妨げになり、グループ通話できない時があるので、そういう時は他アプリの通信を終了してからSkypeを接続してみましょう。
3.Skype自体に原因がある場合の対処法
Skypeでグループ通話できない時は、Skype自体に原因がある場合があります。Skypeをブラウザではなく、アプリで利用している方は、Skypeが最新バージョンにアップデートされているか確認してみて下さい。
Skypeのバージョンが最新になっていなければ、アップデートを行いましょう。アップデートを行ってSkypeが最新のバージョンになってもグループ通話できない場合は、原因が別のところにある可能性が高いので、一度Skype自体をアンインストールし、インストールしてみて下さい。
また、Skypeを最新のバージョンに保っておくためにも、自動アップデートに設定しておくことを推奨します。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
Skypeのグループ通話機能の基本的な使い方と覚えておきたい+α機能5選、そしてグループ通話できない時の原因と対処法3選について紹介してきました。グループ通話は、家にいながらも会議への参加や上司への報告ができますからビジネスシーンには打ってつけですよね。
また、友人や家族など身近な人とのコミュニケーションツールとしても利用できますので是非活用してみて下さい。
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