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simフリーとは何か?simフリースマホの相場価格はどれくらい?

simフリーとは、ひとつの端末で、どの通信キャリアの系列のsimカードでも利用できる状態を指します。また、格安携帯となるMVNO通信事業者が広がるにつれて、ロック解除を必要としないsimフリースマホの需要が高まっています。

今回はsimフリーとsimフリースマホの相場価格について説明していきたいと思います。

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simフリーとは

前述したように、simフリーとは、ひとつの端末で、どの通信キャリアの系列のsimカードでも利用できる状態を指します。

大手通信キャリアで使用する一般的な携帯電話、スマートフォンは、端末本体と、顧客情報などが書き込まれたsimカードにより、それぞれのキャリアのサーバーとネットワーク認証が行われ、アクティベートが完了することで、はじめて通話やモバイルネットワークが利用できるようになります。

従来のビジネスモデルでは、ひとつのキャリアと概ね2年程度の長期契約を結ぶという、いわゆる「縛り」を条件にしていました。

端末本体の価格や、月額料金を割引するサービスを提供しており、途中で解約することを抑止する目的として、ロックが付いており、その端末やsimカードを、そのままでは他社のキャリアに乗り換えて利用することができないシステムになっています。

simフリーの利用方法

最も簡単に利用する方法は、simフリー端末を購入することです。

いずれの大手通信キャリアでも、MVNOでも、通話やモバイルネットワークが利用できますが、ユーザーの利便性を鑑み、2010年に総務省によるガイドラインが制定され、大手通信キャリアで購入した端末であっても、条件さえ満たせば、ロックを解除することによって、他社の通信キャリアでも利用できるようになりました。

その後、電話番号を保持したまま他社への乗換えができる番号ポータビリティ制度の普及も大きな後押しとなり、2015年以降に販売される端末には、ロック解除が可能な状態で販売することが義務化され、ユーザーの利便性が大幅に高まりました。

大手通信キャリアから端末を購入した時点では、ロックがかかった状態ですが、端末を一括払いで購入するか、割賦支払いを完了していることを条件に、購入後180日以上経過すると、解除の申し込みが可能となりました。

2017年には、一部のキャリアや製品については条件が緩和され、一括払いの場合は支払いが完了した即日、割賦支払いを選択し残債があったとしても、100日以上経過すれば、解除の申し込みが可能となりました。

解除の申し込みは、全国の大手キャリアの本支店、家電量販店などの店内にある各社のブースはもちろんのこと、公式ホームページからも、申し込みが可能です。具体的な解除の条件や、手数料は、それぞれの通信キャリア、端末によって異なりますので、あらかじめ確認することが必要です。

simフリー利用時の注意点

ここでsimフリー利用のために他社に乗り換える際の注意点をいくつか挙げておきます。

端末の対応周波数の問題

ここで注意が必要となるのが、端末の対応周波数の問題です。

iPhoneのような、あらゆる周波数に対応した機種は別格として、大手通信キャリアが販売している端末の多くは、そのキャリアに特化した周波数のみ対応しています。

ロック解除自体は、サーバーや端末内の設定など、ソフトウェア的な要素で行われるものですが、対応周波数は、ハードウェアに依存するため、変更することはできません。

都市部では、通話については、ほぼ問題ありませんが、モバイルデータ通信については、最新の高速モバイルデータ通信の形式であるLTEが利用できず、一世代前の形式である3G通信のみとなってしまうケースや、郊外や山間部など、特殊な周波数が必要なエリアでは、繋がらなくなってしまうことがあります。

例えば、A社から購入し、かつ、A社に特化した周波数を持った端末のロックを解除した場合は、A社の系列の同一の周波数を利用したMVNOサービスならば問題なく利用できますが、D社の系列サービスに乗り換えた場合は、対応周波数が少なくなれば、繋がりにくくなるエリアが発生することがあります。

これらの環境の改善が、今後の課題です。

独自のサービスが利用できなくなる

また、他社に乗り換えることで、メールアドレスをはじめとする、その社独自のサービスが利用できなくなることも、あらかじめ踏まえておく必要があります。

simフリー環境は急速に整備されつつある

都市部以外で利用する場合には、いくつかのリスクが発生する可能性があるとは言え、使い慣れた愛着のある端末をそのままに、他社に乗り換えて使用できると言うシステムは、かつての一度購入すれば、永遠に同一のキャリアで使用する以外に方法は無かった時代と比較すれば、雲泥の差と言っても良いほど、大きな変化です。

昨今では、キャンペーンやサービス内容に注目し、その都度、キャッシュバックやプレゼントの贈呈、端末価格の割引や、お得なプランを見極めて、常時乗換えを考えるユーザーが急増しており、大手通信各社は、価格の面でも、サービスの面でも、激しい競争が続いています。

そんな中で、simフリー端末の台頭と、ロック解除義務化が、ユーザーの流動性を促進し、さらなる競争が生まれているという状況です。

いずれにしても、これまで長期契約に縛られていた状態から、いつでも好きな端末を、好きなキャリアと契約して利用できると言う環境が整いつつあるのと同時に、今後も、総務省のガイドラインや、法律の改正も検討されていることから、ユーザーの利便性がさらに高まることが期待されています。

simフリースマホの相場価格

次にsimフリースマホの相場価格について説明していきます。本体端末価格は、携帯電話会社から販売されている機種としてハイエンド機種で7万円前後となっていますが、ロック解除が不要という利点から10万円程度にまで値上がりしている機種が出ている状況です。

simフリースマホは、回線契約とは完全に分離されているので、本来の端末価格そのもので販売されています。メーカーとしても日本国内メーカーだけでなく、海外メーカーが積極的に販売している傾向にあり、大手携帯電話会社向けの製品に日本国内メーカーが提供している関係が窺えます。

海外メーカーが日本国内向けに独自モデルを展開しているタイプを購入すれば、日本国内での通信に困ることは少ないでしょう。

MVNO通信事業者の大半は、NTTdocomoの回線を借りて運営しているので、NTTdocomo端末を持っていればロック解除は必要ありません。

しかし、最初からロック解除を必要としていなければ、大手携帯電話会社の独自サービス向けアプリが最初から入っていないので、必要最小限のアプリのみがプリインストールされている分だけ動作が軽くなります。大切に使い続けることが出来れば、端末本体購入と通信回線契約を完全に分離出来ることになるわけです。

ローエンドモデルからハイエンドモデルにかけて価格差がある

市販されている本体端末には、ローエンド向けモデルが2万円台、ミドルレンジ向け5万円前後、ハイエンド向けモデルで7万円といった展開がされています。

iphoneのように日本国内で特に人気が高い機種については、simフリーモデルの販売が一部に限定されていることから、希少性により価格が10万円前後と高騰している状況が生まれているに過ぎません。

回線契約と分離されている以上は、需要と供給により販売価格が決まるので、希少性が高く人気がある機種ほど実売価格が自然と上昇するわけです。Android機種がスマホ販売として海外からの輸入モデルでも大半となるので、多くはAndroid機種から選ぶことになるでしょう。

ローエンドモデルからハイエンドモデルにかけての価格差は、CPUとメモリの量である程度決まる傾向があります。Androidのバージョンが上がるほどに、ハードウェアスペックの要求が高くなるので、CPUコア数がローエンドでは2コアまたは4コアであっても、ハイエンド機種となると8コアが一般的となります。

メインメモリについても、従来のローエンドでは1GBが多数を占めていましたが、Android側の要求が高くなったことにより、2GB以上搭載が標準的となっており、ミッドレンジで4GB、ハイエンド機種では8GBを搭載してゲームアプリを動かしても落ちにくくなるよう工夫されている状況です。

通信バンドが合っているかどうかの確認が重要

一般的なsimフリースマホの価格は、内蔵パーツの性能とブランド力により決まりますが、性能の割に価格が安い場合には注意が必要です。海外製スマートフォンが輸入され販売されている場合には、日本語対応有無により相場価格にも影響が出ます。

しかし、最も気をつけなければならないことは、通信可能バンドが国内の主要携帯電話会社の周波数に対応しているかどうかを確認することです。

世界中で唯一NTTdocomoしか使用していない850Mhz帯の通信バンドは、世界中で一般的に使われている周波数とはズレているので、NTTdocomoが販売している端末以外でサポートしている機種は少ないでしょう。

海外メーカーは、世界中で言語表示だけ切り替えれば使えるようになる機種を販売しているので、日本のみが使用している通信バンドには未対応となっている可能性があります。

携帯電話会社が使用する電波通信周波数帯は、国ごとの電波行政により割当周波数帯が異なるので、日本国内で必ずしも通信出来るとは限りません。

大手携帯電話会社であっても、他社とは異なる周波数帯が割り当てられているので、通信バンドが合っているかどうかの確認は、利用者が本体機種を購入する前に自分で調べる必要があります。

simフリースマホのカタログには、必ず細かい通信バンドが掲載されているので、MVNO通信契約でサポートしている通信バンドがサポートされているか、購入前に確認しなければなりません。

日本国内で実際にどの通信バンドがどの地域で使われているのかという情報は、大手携帯電話会社が公開する情報を参照する必要があります。NTTdocomoのように地域ごとに使用している周波数帯を公開している携帯電話会社ならば、利用場所とサポートしている通信バンドの組み合わせを考えて最初から選べます。

simフリースマホの相場価格には、地域ごとの違いが出てしまう最大の理由として、通信バンドサポート有無があるわけです。回線契約と本体端末購入が分離されている以上、通信できなかったので返品しますといった個別事情は適用されないことに注意しなければなりません。

まとめ

いかがでしたでしょうか。simフリーとsimフリースマホの相場価格について説明してきました。simフリー環境は急速に整いつつあり、今後ますます発展していくでしょう。

これを機にsimフリーを利用してみてはいかがでしょうか。


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