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パワーポイントに動画を挿入!~プレゼンの幅を広げよう~

仕事でプレゼンテーションする際、必ず出てくるであろう「パワーポイント」。

このパワーポイントにはプレゼンテーションするための機能が数多く搭載されていますが、あまりに多機能過ぎて把握できていない方もいるかと思います。

その中でも今回は、パワーポイントで作成する資料の動画の挿入・再生方法をご紹介していきます。

パワーポイントに動画を挿入する際にはいくつかの落とし穴もあるので、上手く再生されない人はそちらも参照するようにしましょう。

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メリット・デメリットを確認!パワーポイントに動画を挿入する2つの方法

まずは、パワーポイントで作成する資料に動画を挿入する方法を紹介していきます。

動画を挿入する方法は大まかに分けて2つあります。選択した方法によってパワーポイント資料ファイルの容量がものすごく大きくなったりするので、よく確認しておきましょう。

動画ファイルを「埋め込む」方法

埋込みはその名のとおり動画ファイルをパワーポイントファイルに追加してしまおうという方法です。

動画ファイルがパワーポイントファイル内に含まれるため、動画を埋め込んだあと元のファイルが消えてしまっても、動画が再生できなくなるということがない点がメリットです。

しかし動画ファイルというのは一つ一つのファイルサイズが大きいのが一般的で、動画1本埋め込むだけでパワーポイントファイルの容量がとても大きくなってしまいます。

動画ファイルの「リンクを貼り付ける」方法

リンク貼り付けは、動画ファイルを埋め込まずにその動画ファイルを参照するリンクをパワーポイントに貼り付けるという手法です。

この方法は動画を埋め込まずにビデオへのリンクを使っているため、ファイルのサイズが一気に大きくなることがないというメリットがあります。

しかしその反面、元のファイルを参照する形になっているため、元の動画ファイルを消してしまうとリンクエラーが発生し再生できなくなってしまいます。

まとめると…

埋め込み リンク貼り付け
メリット 元の動画ファイルが消えても動画の再生が可能 パワーポイントのファイルサイズを小さくできる
デメリット パワーポイントのファイルサイズが大きくなってしまう 元の動画ファイルが消えると動画の再生が出来なくなる

「埋め込み」・・・資料の作成後、ほかのPCなどにコピーする場合

「リンク貼り付け」・・・パワーポイント資料を作成したPCでプレゼンテーションを行う場合

このように使い分けをすれば、無駄にファイルサイズを大きくすることなく効率のいい資料作成が可能になります。

実際に動画を挿入してみよう!パワーポイントの動画挿入の手順

次は、実際にパワーポイントに動画を挿入する手順をご紹介していきます。

動画を埋め込む方法もリンクを貼り付ける方法も、途中までの手順は同じになりますので一緒に確認していきましょう。

1.「挿入」を選択

動画を挿入するにはまず、ウィンドウ左上にある[挿入]をクリックします。

クリックすると図形やテキストなど挿入するものを選択するパネルが表示されるので、次の手順に進みます。

2.「ビデオ」を選択し、「このコンピューター上のビデオ」を選択

[挿入]をクリックして表示されたパネルの中から[ビデオ]をクリックします。

[ビデオ]はウィンドウ右側に配置されているため、表示しているウィンドウが小さいと右端にまとめられて隠れている場合があります。

[ビデオ]にカーソルを合わせると[オンラインビデオ]と[このコンピューター上のビデオ]という項目が出てくるので、[このコンピューター上のビデオ]を選択します。

3.挿入したい動画ファイルを選択

すると、どのビデオファイルを挿入するか選択するウィンドウがポップアップされてくるので、挿入したいファイルを選択してください。

挿入可能なビデオファイルの形式はメジャーな「mp4」に限らず「mpeg」、「avi」、「wmv」、「swf」、「mov」、「qt」にも対応しています。

ただし、「mp4」、「mov」、「qt」に関してはAppleが提供している『QuickTimePlayer』をインストールしておく必要があります。

インストールされていないPCでは再生できませんので注意してください。

4.「挿入」をクリック

挿入したいビデオを選択したら、ビデオファイル選択ウィンドウの右下にある[挿入(S)]をクリックします。

キーボードのみで操作する場合は、[Alt+S]で挿入します。

これでパワーポイントの資料にビデオを挿入することができます。

挿入ボタンの横にある[▼]をクリックすると、[挿入(S)]と[ファイルにリンク]という項目が出てきますので、ここでビデオファイルを埋め込むかリンク貼り付けかを選択することが可能です。

次ページ:【番外編】YouTubeの動画をパワーポイントに挿入する方法

【番外編】YouTubeの動画をパワーポイントに挿入する方法

ここまでは、あらかじめパソコン上に保存されている動画をパワーポイントに挿入する方法についてご紹介してきました。

しかし、パワーポイントではそれだけではなくYouTube上にある動画を挿入することもできるのです。

ここでは動画挿入の番外編として、YouTubeの動画をパワーポイントに挿入する方法をご紹介します。

1.ビデオを選択し、[オンラインビデオ]をクリック

パワーポイントを起動し、[挿入]を選択するところまでは上記にご紹介した方法と同じです。

YouTubeの動画をパワーポイントに挿入するには、[このコンピューター上のビデオ]ではなく[オンラインビデオ]をクリックします。

2.動画を検索する

【ビデオを挿入】のポップアップが表示されるので、挿入したい動画を検索してください。

3.動画を選択し[挿入]をクリック

検索結果から挿入したい動画を選択し、右下にある[挿入]をクリックすれば完了です。

ただこの方法はインターネット上のYouTubeから動画を挿入しています。

そのためインターネット接続のない環境で再生しようとしたり、挿入した動画が削除されたりした場合、動画は再生されなくなってしまいますのでご注意ください。

パワーポイントに挿入した動画を再生する方法

次はパワーポイントに挿入した動画を再生する方法をご紹介していきます。パワーポイントに挿入した動画を再生する方法は大きく分けて3つあります。

  • 手動再生
  • 全画面再生
  • 自動再生

の3つの方法です。

これらを順番に解説していきます。

【手動再生】左下にある再生ボタンをクリック

手動再生する方法ですが、これはとても簡単です。

挿入した動画ファイルの左下に再生ボタンが用意されているので、それをクリックするだけで再生することができます。

再生中は再生ボタンが一時停止ボタンに切り替わっているので、そのボタンをクリックすると一時停止できます。

途中から再生したい、巻き戻したい場合は、再生ボタンの横にスクロールバーがあるのでそれを操作して再生位置を変更できます。

【全画面再生】パワーポイントに挿入した動画を大画面で再生する方法

先ほどの方法はただ再生しただけでですが、次は大画面で再生する方法を紹介します。

1.動画をクリック後、「ビデオツール」を選択

大画面再生をするにはまず、大画面再生したい動画をクリックします。

すると、ウィンドウ上部のメニューに[ビデオツール]が表示されているのでそれをクリックします。

2.「再生」を選択し、「全画面再生」にチェックを入れる

ビデオツールの選択まで行ったら、次はその中にある[再生]をクリックします。

するとメニュー下のパネルに[全画面]という項目があるので、それにチェックを入れます。

その状態で、再度再生ボタンをクリックすると全画面で挿入したビデオが再生されるようになります。

【自動再生】パワーポイントに挿入した動画を自動再生する方法

次はパワーポイントに挿入した動画を自動再生する方法です。

こちらも難しい操作は一切必要ないのでゆっくり理解していきましょう。

1.「ビデオツール」を選択し、「再生」を選択

自動再生するにはまず、自動再生したい動画をクリックします。その後、ウィンドウ上部のメニューに[ビデオツール]が表示されるのでそれをクリックします。

そして、ビデオツールの下に[再生]があるのでそれをクリックします。

2.「開始」を「クリック時」から「自動」に変更

次に、[開始]という項目から[自動]を選択します。

[開始]は[音量]という項目の右側に用意されています。

[自動]に切り替えた状態にしていると、その動画が挿入されたページが表示された際に自動的に再生されるようになります。

ちなみに、自動再生を選択したあと、そのすぐ右にある[停止するまで繰り返す]にチェックを入れておくとスライドが表示された直後に自動再生が始まり、次のスライドに移動するまでループ再生するようにもできます。

ただし、一度手動で停止処理をすると今後ループ再生されなくなります。

[再生が終了したら巻き戻す]にチェックを入れると[停止するまで繰り返す]と同じようにループ再生されますが、こちらの場合は、一度一時停止をはさんで再度再生をしてもループ再生されるようになっています。

YouTubeから動画を挿入した場合

YouTubeから動画を挿入した場合には、スライドショーを実行すると動画の真ん中にYouTubeの再生ボタンが表示されます。

そちらをクリックすると動画の再生が始まるようになっています。

次ページ:うまく再生されない場合は

うまく再生されない場合は

上記の方法をとっても上手く再生されない場合があると思います。

再生されない原因について下にまとめましたので、再生されないという方は参考にしてみてください。

1.ファイル形式が最適じゃない

第一に考えられられるのが、ファイル形式を間違っていることです。パワーポイントがデフォルトで対応している形式は、「mpeg」、「asf」、「avi」、「wmv」、「swf」の5つの形式です。

Appleが提供する『QuickTimePlayer』をインストールすることで「mp4」、「mov」、「qt」にも再生できるようになっています。一番考えられるのが、メジャー形式である「mp4」を挿入したものの、『QuickTimePlayer』をインストールしていないパターンです。

「mp4」は非常にメジャーな形式なので対応しているだろうと思ってしまいがちですが、実はパワーポイントは標準で対応していないので注意しましょう。

また、これら以外の形式で挿入する場合は動画エンコードソフトを用いて上記の対応している形式にエンコードし直してから挿入するようにしましょう。

エンコードソフトでも読み込まれない場合は、「3. そもそも動画ファイルが壊れている」を参照して下さい。

2.【リンク貼り付けの場合】動画が削除されている可能性

盲点になりやすいのがリンク貼り付けで元動画を参照できていないパターンです。

作った本人の中では埋め込んだつもりでも間違ったリンク貼り付けをしていて、元動画をうっかり削除、もしくは移動・名前の変更をしてしまっているのが原因です。

こういったケースも多く、比較的見落としがちなので一度元のファイルを参照出来ているか確認してみましょう。

また、リンク貼り付けの動画があるパワーポイントファイルを別のPCにコピーする際、リンク貼り付けの場合は動画も一緒にコピーしないといけません。

別PCとなると物理的にも参照元の動画ファイルが離れているため、コピー先のパワーポイントから見つけ出すことができませんので必ずコピーするようにしましょう。

同じPC内だとしてもコピー前の動画ファイルと全く同じフォルダ構造で配置しない限り見つけ出すことができないため、動画ファイルをコピーした際は忘れずにリンクを修正するようにしましょう。

3. そもそも動画ファイルが壊れている

このパターンも十分に考えられます。一度挿入する動画を外部の動画プレーヤーで再生できるか試してみてください。もし再生できた場合、何らかの理由でパワーポイントと相性が悪いということになります。

一度再エンコードして別の形式に変えてみるか、ビットレートを落として再エンコードしてファイルサイズを減らすといった方法を試してみてください。

動画プレーヤーの中には動画情報(ヘッダー情報)が壊れていても自動で補って再生してくれるソフトウェアも存在しますが、パワーポイントにはそのような特別な機能は搭載されていません。

再エンコードをかけただけで再生できるようになるということも十分考えられます。

また、「aviファイル」を挿入する際にも注意が必要です。

「aviファイル」は同じ「avi」と付いているファイルでも様々な形式があり、大きく分けると「非圧縮・圧縮」ですが、圧縮に関しては驚く程の形式が存在します。

中には一部の動画プレーヤーでしか再生できないものが含まれていたりします。

パワーポイントは動画再生に特化したソフトウェアではないため、「avi」形式の場合はパワーポイントが処理できない形式でエンコードされている可能性が高いです。

この場合は非圧縮に変えて試してみるか(非常にファイルサイズが大きくなるためリンク貼り付け推奨です)、「wmv」や「mp4」など別の形式にエンコードしてから再度挿入してみる良いでしょう。

「avi形式」にこだわる必要があるのであればパワーポイントで再生できる形式になるまで試してみるしかありませんが、そういったこだわりや仕様がないのであれば「mp4」など別の形式に変更する方がスムーズでしょう。

まとめ

いかがでしょうか。

パワーポイントには様々な機能が用意されていますが、その中の動画の挿入について紹介しました。

動画は説明する手間を省くことができ、直感的視覚的にプレゼンする相手に訴えかけることができるので重宝する機能の一つです。

プレゼンテーションをするにおいて動画を利用できるとプレゼンの幅が広くなるので、ぜひ一度試してみてくださいね。


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