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メモリ解放の効果は?Macのメモリ不足を解消するメモリ解放4つ

Windowsパソコンには初期設定が多く組み込まれているのですが、メーカー特有の機能も多いので実用性が低い場合があります。

それと比較するとMacに標準搭載されているアプリは原則全て同じで、特殊な用途を除けばWindowsのように後からアプリを補充する必要なく快適に操作することができますのでMacの動作が遅くなるリスクは少ないと言えるでしょう。

しかし、現在ではアプリの開発も進んでいるため、標準搭載プラスαのアプリを使用しているユーザーも多く、Mac動作を改善する手続きが必要となる場面が増えています。

そこで今回はMacのメモリ解放による動作の改善効果についてまとめました。

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メモリ解放の役割

一般的に、使用するパソコンの頻度や重さに対してメモリが追いついていない場合はメモリの解放が必要になります。

Macのメモリ管理方法

通常、アプリはメモリ上で機能するソフトです。

アプリを終了すればメモリは解放されることになるので、基本的に使用しないアプリや使用終了したアプリは終了しておきましょう。

それによって、次に必要なアプリをスムーズに作動させることができます。

これに対して、最近では「圧縮メモリ」という新しい管理方式も用いられている場合があります。

使用しない、もしくは使用終了したアプリのメモリを圧縮してキャッシュに変換してメモリ上に保存しておく方法です。

この方法により、次回アプリを起動する際に圧縮したメモリを展開することで速やかに前回使用時の状況に戻すことが可能になります。

大きなサイズのファイルをメモリ上に圧縮できますし、万が一、メモリがフルになってしまった場合には古い圧縮メモリを消して新しいメモリを補完するシステムなので、特に頻用するアプリでは重宝します。

アプリ終了のたびにハードドライブは書き込み、再開のたびに読み込むという動作が省略できるので、アプリの再開および再起動をスピードアップさせることができる訳です。

MacではMervericks, OS X 10.9.xから採用されているシステムです。

メモリ解放をすることのメリット

 

メモリの解放を日常生活に置き換えてみると、「机」「引き出し」の関係と類似させて理解することできます。

日常生活の場合、人間は「引き出し」から必要な道具やノートを出して、「机」の上で作業をします。パソコンの場合、アプリの起動が「引き出し」にあたり、机の上で作業する場所が「机」に当たります。

「引き出し」へ片付けをしないまま作業を続けていると「机」の上はすぐにいっぱいになってしまうので、新しい道具やノートを出すスペースが無くなってしまいます。

そこで、終了した作業や必要な道具は片づける必要が生じる訳なので、パソコン上でも同じ動作が必要になります。

「メモリ解放」とは、パソコンの作業場所を空けるために、片付けをする動作に相当します。

メモリ解放の原理

具体的にメモリ解放とは、パソコン内でどういった動作をしているのでしょうか?

まずは、バックグラウンドで動作が続いているアプリを終了することを指しています。

アプリによっては「終了」もしくは「強制終了」しない限りは、自動的に起動してしまいメモリを使用してしまうケースがありますし、アプリが一時的にキャッシュを作成してしまい不要なファイルを作っているケースもあります。

そういった場合には特定のアプリを「強制終了」するという動作を行っています。

また、アプリを終了させてもメモリが解放されない場合があります。こうした事態が発生した際に、メモリを解放させる動作はメモリリーク対策と呼ばれています。

主にこの2つの原理によって、メモリは解放されていきます。

メモリ解放は意味無いは本当?

メモリ解放を行なっても動作環境に変化が見られない、というケースもあるのでメモリ解放に意味が無いと考えるユーザーも存在します。

当然意味が無いことはないのですが、メモリ解放と動作スピードアップは必ずしも同義語ではない点を理解しておきましょう。

例えば、インターネット環境が悪ければ、メモリを解放しても動作スピードは改善しませんから、電波環境の改善もしくはサーバーの確認などをする必要があります。

また、そもそも現在使用しているパソコンでは管理出来ない程に機能が高いアプリを使用している場合も、メモリ解放では動作環境が改善しません。

問題点はパソコンのCPUにあるので、CPUを足すかパソコンの買い替えが必要です。多数のアプリを使用しているから重い、少ないアプリを使用しているから軽いと安直に考えてはいけません。

パソコンのメモリが大きければ動作は重くならないので、あくまで相対的に評価する必要があります。

メモリ解放をして効果がある場合とは

特にメモリ解放が動作スピードアップ効果を生む出すのはどういった場面でしょうか?

端的に言うと、既存のアプリもしくは現在使用中のアプリでメモリがいっぱいになってしまい空きスペースが無い場合です。この場合、使用しないアプリを削除することによって、動画環境が改善します。

つまり、最初からメモリ以上のアプリを使用する場合、現在使用中のアプリは削除できない場合には、動作スピードアップを望むことはできません。

次ページ:ターミナルに「$ sudo purge」を入力してメモリ解放を行う方法

ターミナルに「$ sudo purge」を入力してメモリ解放を行う方法

ターミナルに「$ sudo purge」を入力してメモリを解放する方法を知っておきましょう。

「sudo purge」は何をしてくれるのか

メモリ解放をするために、全てのアプリを終了すること、再起動することは役に立ちますが手間暇がかかります。

その点、コマンドを操作すればすぐにメモリを解放できます。

アクティビティモニタでメモリを確認しておこう

コマンド、管理者パスワードを入力するだけでメモリ解放が実行されます。

アクティビティモニタでは、コマンド実行前とコマンド実行後を比較して画面表示してくれますから分かりやすいです。

また、実施前後で数値があまり変化していない場合でも動作環境の改善が得られるケースも少なく無いので、Mac動作が急に重たくなった場合は実行してみる価値があります

ターミナルに「$ du」を入力してメモリ解放を行う方法

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ターミナルに「$ du」を入力してメモリ解放を行う方法を知っておきましょう。

「du」は何ができるのか

この方法は容量の大きなフォルダがパソコン内にないかどうかを確認する方法です。

これにより、容量が5GB以上のフォルダが全てリストアップされますので、ファイルが多い場合には時間がかかる場合もあるので、あちこちボタンを押さずに待ちましょう。

「du」コマンドのオプション

「du」コマンドのオプションを3つ、知っておきましょう。

オプションはファイル容量を表示、オプション-sは合計容量を表示、オプション-bは容量をbyteで表示します。

「du」コマンドを利用すれば、ハードデイスクで使用中の容量を確認することが出来ます。

ディスクを圧迫している原因を削除できる

容量の大きいフォルダやファイルを同定できるので、それぞれの中身を検証してから不要なものは削除しましょう。

ただし、容量が大きいからといって中身を確認せずに削除した場合、Macの立ち上がりに影響するファイルもあるので注意が必要です。

容量チェックをすることでスワップしている領域を解放してくれる

容量チェックをすることでスワップしている領域を解放してくれることもこの操作方法のメリットに挙げることが出来ます

「スワップ」とはハードデイスクの補助装置を意味しており、メモリ不足に陥った場合には現在未使用のファイルを一時的には「スワップファイル」に書き出し、メモリを解放させることが出来るのです。

次ページ:メモリ解放アプリ2選

メモリ解放アプリ2選

Macに標準搭載されている機能を駆使すれば、メモリ解放は難しくありませんが、より簡単に実行するためにはメモリ解放アプリを使用する選択肢もあります。

Memory Cleaner X

「Memory Cleaner X」はMacのメモリ解放と監視機能を備えたアプリです。

利用を開始すると画面右上のメニューバーに現在のメモリ使用量が表示されますし、アプリ毎に使用しているメモリ量を確認してメモリ解放も実行してくれます。

クリックすると上の段に現在のメモリ使用量、下の段にデイスク容量が表示されます。

上の段に表示されている現在のメモリ使用量の下段に「Cleanup」ボタンが表示されているのでクリックしてみましょう。

「Cleanup」はメモリ解放を意味しており、動作時間は数秒です。

「Cleanup」が終了すると「Cleanup」開始前と比較して、使用中のメモリ量は減少していることが確認できますし、「Cleanup」を実行した日時も記録されるので、定期的に実行しやすい環境となっています。

次にメモリ使用量の上段に表示されている「Memory usage」をクリックすると、現在使用中のアプリの中で使用量が多い順に表示させることができます。

次に、表示されている画面の右上にある歯車をクリックしると「設定」が表示されます。

「Clean Memory」はクリックすることでメモリ解放が実行されるので、「Cleanup」と同等の効果を得ることが出来ます。

「News」をクリックすることで「Memory Cleaner X」アプリに関する情報を随時チェックすることが可能です。

「Preferences」をクリックすると別ウインドウが表示されますので設定を確認しましょう。

「Launch Memory Cleaner X at system startup」にクリックを入れておくと、パソコン起動時に自動的に「Memory Cleaner X」アプリを起動してくれます。

「Clean up memory if large application」にクリックを入れておくと、メモリ使用量が大きいアプリを使用後にメモリを自動で解放することができます。

「Clean up memory automatically」にクリックを入れておくと、文字通り自動的にメモリ解放を実行します。

「About Memory Cleaner X」「Quit Memory Cleaner X」をそれぞれクリックすることで、「Memory Cleaner X」アプリのバージョンチェックおよびアプリの終了を実行することが出来ます。

OnyX

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次のおすすめアプリは「OnyX」です。

「OnyX」はご自分の使用しているパソコンのOSとバージョンが合致していない場合には作動しませんから注意しましょう。

  1. ご自分のパソコンのOSバージョンは、画面向かって左上のメニューバーにあるAppleロゴをクリック、「このMacについて」をクリックすることで画面表示されます。
  2. アプリをインストールしたら、まず「起動ボリュームを検証」を実行しましょう。
  3. 「ボリュームは検証済みです」と表示されれば作業は正常に終了しています。
  4. 次に「メンテナンス」タブをクリックして「起動ボリュームの構成」「スクリプト」「再構築」のカラムが表示されていることを確認します。
  5. 次に「クリーニング」タブをクリックすると、キャッシュの削除ができる機能が表示されます。
  6. 一般的には初期設定のまま変更せずに、画面向かって右下にある「削除」ボタンをクリックすることでキャッシュの削除が実行できます。

ただし、便利な反面として、「削除」ボタンを押した場合には現在使用中のアプリに関するキャッシュも削除されてしまうので、必要な情報は事前に保存しておく必要があります。

また、キャッシュを削除した後はパソコンの再起動が必要になるので、クリックを忘れずに実行しましょう。

特に、特定の画面で使用する「パスワード」は複雑に設定されているケースが多く、一度削除してしまうと思い出せないことも珍しくなので注意しましょう。

次はひとつタブを飛ばして「ユーテイリテイ」タブをクリックしましょう。

ここではMacに標準搭載されているソフトを起動できる画面が表示されますので、使い慣れておきましょう。

まとめ

Macのメモリ解放によって動作を改善させるためには、標準搭載のコマンドを利用する2つの方法と、メモリ解放アプリ2種類をまとめました。

Macでは標準搭載されているアクテイビテイモニタで現在使用中のメモリやCPUの現状を把握できます。

特に最近のMacではメモリ圧縮機能が装備されているので、日常生活の範囲内であれば快適な動作環境が確保できていることでしょう。

しかし、利用の仕方によっては高性能のCPUを搭載していても動作環境が遅くなる場合はあります。

例えば、システム関連で自動に作動するアプリは現在使用中であることにご自身が気づいてない場合がありますし、インターネットブラウザを使用していると相当なメモリを消費しています。

よくある誤解は「難解なソフトは消費メモリも大きい」と考えることですが、ご自身にとって複雑な内容とパソコンにとって複雑な内容は一緒ではありません。

ご自身の考える消費メモリと実際に消費しているメモリは案外一致していない場合がありますから、アクテイビテイモニタを利用して一度点検をしておくと参考になります。

ご自分のパソコン利用状況をまず確認して、快適にパソコン作業を継続できる方法を選びましょう。


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