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macが起動しない!確認すべき3つの原因と対処法7パターン

Appleのパソコン製品となるmacは、imacやmacbook 等の魅力的な製品がラインナップされていますね。

パソコンであるからにはどうしてもハードウェアもしくはソフトウェアの問題が起因しての起動障害や動作不具合が発生する事は避けられません。

今回はmacが起動しなかった場合の確認事項と、確認後にどういった手順にて復旧を試行すればよいのか、mac特有のコマンドも併せてご説明させていただきます。

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macが起動しない原因は?

今回ご説明させていただくmacですが、電源投入されると内部的に一通りのチェックロジックが実行され、問題がなければ音が鳴って起動します。

その音が鳴らない時には、まず電源が正しく接続されているかをご確認下さい。

よくOAタップなどでは個別にON/OFFのスイッチがあり、そのスイッチが入っていない場合も考えられます。また、トリプルタップなどで複数の機器を一ヶ所のコンセントに接続していたりする場合には他の電源コードを動かすことでmacがコンセントから抜けてしまう事もあり得ますので、配線の整理もしておいた方が良いと考えます。

電源のトラブル

コンセントに正しく接続されていても起動しない場合には、電源回りの機器に問題がある可能性が出てきます。

電源機構は機器内部に装備されていますので外装を外して確認するといった事は難しいですが、ファンが回っているか音を聞いてみる、といった確認方法はあると考えられます。

また、ノートブック型の場合はMagSafeアダプタに問題がないかもご確認下さい。

ディスプレイのトラブル

ディスプレイ装置が外付けで本体とは別の電源である場合はmac本体の電源関連のトラブルでなく、ディスプレイ装置単体での問題である可能性もあります。

こういった場合はディスプレイケーブルの予備があれば交換し正常動作するかをご確認いただき、交換後も動作しない場合にはディスプレイ本体への電源供給が正常に行われているかどうかを確認しましょう。

ディスプレイ前面のLED等でも通電しているかどうか確認する事ができますので、通電していても画面に何も表示されないのであれば、ディスプレイ本体の交換を行っていただく事になります。

システムのトラブル

mac本体への電源供給は行われている事が確認できており、ファンやディスクドライブの動作音が聞こえるにも関わらず起動しない場合には、ハードウェア的な問題が発生している可能性があります。

例えば、ディスクドライブへのアクセスが異常であったりするといったような、機械的には動作している状態でも起動しない事象が発生する事が考えられます。

こういったハードウェアの障害についてはユーザー側では対応が難しい事が多いのでメーカーへの修理依頼になります。

PRAM/NVRAMリセット

macを起動した際にまれにブルースクリーンの中央にメッセージが表示されている状況になられた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

この状況はシステム内部での問題(カーネルパニック)を起こした場合に再起動を行った旨が表示されているのですが、この問題はmacに何らかの潜在的な問題が時に発生する可能性があり、こういった場合に有効な対応策がPRAM/NVRAMリセットとなります。

PRAM/NVRAMとは?

発売されたmacのモデルによって呼称が異なるのですが、機能的には同じものを指しておりmacに搭載されている小容量のメモリを意味しています。

PRAMはParameter Random Access Memory、NVRAM はNon-volatile RAMの略称で、意味としてはそれぞれ「設定値格納RAM」、「不揮発性RAM」となります。

蛇足ですがmacのCPUがPowerPCの場合はPRAM、Intelの場合はNVRAMと呼称されるそうです。

PRAM/NVRAMはメインストレージ(OSやアプリケーション、ユーザデータが記憶されている部分)とは別にハードウェアの初期起動情報(画面解像度、スピーカー音量、直近のカーネルパニック情報等)が保管されています。

リセットの方法

PRAM/NVRAMのリセット方法ですが、macが起動中であれば一度電源を落として下さい。その後再起動を行うのですが、その際に特定のキー操作を行う事でリセットする事が出来ます。

macが起動して音が鳴ったタイミングで「Command」、「Option」、「P」、「R」の各キーを同時に押下していただき、そのままの状態を維持してください。

この時に途中でキーが戻ってしまうとリセット出来ませんのでご注意下さい。そのままにしていると20秒ほどするとmacが再起動されもう一度音が鳴ってリセットは完了となります。

SMC(システム管理コントローラ)のリセット

macの電源を入れても起動しないといった問題やディスプレイやキーボード等の入出力デバイスで問題が起きる場合には、SMCに問題がある可能性があります。

電源周りの制御はハードウェアに対する制御となりますので、どういった機能を持つものなのか不具合が発生したと考えられる場合のリセット方法についてご説明させていただきます。

SMCとは?

SMCとはmacの基幹的な機能を司るもので正式名称はSystem Management Controller です。

基幹的な機能とは電源ボタンを押された時にはどういった内部操作が行われるか、ノートブックでのカバーが開閉された際にはどのような動作を行うか、バッテリーへの充電量の調整といったハードウェアの基本的な制御情報を管理・制御を指します。

ですので、SMCに不具合が発生すると電源ボタンを押してもmacが起動しないといった問題やディスプレイやキーボードへの入出力情報に不具合が発生する事が有ります。

リセットの方法

SMCをリセットする方法ですが、macが起動中であれば一度電源を落として下さい。

電源を落としてから再起動を行いますが、この時に特定のキー操作を行う事でリセットする事ができます。

電源ボタンを押す前に「Shift」、「Option」、「Control」キーを押下してそのままの状態で電源ボタンを押して下さい。

この時に操作途中で指をキーから離さないように状態を維持して下さい。

特にmacから反応はありませんが、10秒経過すればSMCリセットは完了していますので、再度電源ボタンを押して起動していただきmacの動作状態を確認していただく事になります。

セーフモードで起動

前述させていただいた2つのリセットを行ってもmacが正しく起動しないもしくは起動に不具合がある場合には、起動時に最低限の機能だけに限定して立ち上げるセーフモードで起動を試行する方法があります。

セーフモードでの起動では限定した操作しか出来ないという制約はありますが、いろいろな機能を読み込む上で問題が生じているのであれば原因を特定する為には効果的ではないかと考えます。

セーフモードとは?

通常の起動ではシステムが自動的に各種ファイルを読み込みやアプリケーションの起動を行いますが、セーフモードでは限定された機能のみで起動させるものとなります。

具体的には、起動時にカーネル本体および拡張機能のみを読み込むだけの状態で起動されてきますのでアプリケーション等は利用出来ない事となりますが、問題の原因がmacにインストールしたソフトウェア等の場合であればセーフモードで問題なく起動されますので切り分けは簡単になるのではないでしょうか。

また、セーフモードでは起動ディスクを検証して問題がある場合には自動的に修復を試行する為、ディレクトリ構成等に問題の原因があった場合にはセーフモードでの起動後の再起動により、起動に関する問題が解消しているといった事もあります。

セーフモードの実行方法

macをセーフモードで起動する方法ですが、macが起動中であれば一度電源を落として下さい。

電源が落ちてから10秒以上経過してから再起動を行いますが、この時に特定のキー操作にてセーフモードを起動します。

macの起動音が鳴りましたら「Shift」キーを押したままにすると、画面がグレーのApple社ロゴが表示されて起動プロセスのインジケータが表示されます。その際、キーから指を離して下さい。

セーフモードでの起動には時間がかかる場合がありますが、これは内部でのプロセスチェックおよびエラーが発見された場合の自己修復(ディレクトリ構成エラーの修復等)を行っている可能性が高いのでそのままお待ち下さい。

また、セーフモードでの起動時にmac内部に蓄積してしまった不要なキャッシュファイルを削除しますので、mac 起動時の問題が起きていない状態でも通常利用時に比べ感覚的にややレスポンスが遅いといった場合にはセーフモードを試行してみる価値はあるのではないでしょうか。

リカバリーモードで起動

macの起動が安定せず、各種リセットやセーフモードを試しても状況が改善しない場合の対応策としてリカバリーモードでの復旧を試行してみて下さい。

このリカバリーモードはmacが保持しているリカバリー情報を利用してそのユーティリティからソフトウェアの問題を解決に導く事が可能となります。

リカバリーモードとは?

リカバリーモードでは前述の通りにmacにて保持しているリカバリー情報を参照し、(取得していた場合は)バックアップデータからの復元を試行あるいはOSの再インストールを行う事ができます。

このリカバリーモードでのOS再インストールは、ユーザデータや設定情報を保持したままでOSが再インストールされますので、その後の再設定は不要である点はクリーンインストールより手間は掛かりませんが、時間を要する作業となります。

なお、ユーティリティでは取得済みバックアップがTime Machine と名前が付けられ、ディスクの修復オプションを利用してディスクドライブの問題有無もチェックする事が可能です。

リカバリーモードの実行方法

macでリカバリーモードを利用する方法ですが、macが起動中であれば一度電源を落として下さい。

電源を落としてから再起動を行いますが、この時に特定のキー操作にてリカバリーモードを起動する事が出来ます。

「Command」、「R」キーを同時に押下したまま電源ボタンをおしていただくと、画面にApple社ロゴが表示され、その際キーから指を離して頂くとmacはリカバリーモードで起動されます。

起動が終了するとリカバリーモードでのユーティリティメニューが表示されますので、こちらから各種の対応が可能となります。

これでもダメなら

ここまでmacが正常起動しない場合の確認方法と対応手順をご説明してきましたが、これらの対応を行っても問題が解決しない時はmac OSによる起動ではなく、UNIXで起動を行いその環境下でのコマンドを利用して改善を試行します。

この対応ではUNIX環境下のコマンドを直接実行していきますので、実行コマンドによってはmac OSのシステム領域を区別なく変更する可能性があり、最悪の場合mac OSそのものを壊してしまう事も想定されます。

UNIXを熟知している方以外、こちらのモードは使用しない事を推奨いたします。

シングルユーザモードとfsckを利用

シングルユーザモードはmacの電源ボタンを押した直後に、「Command」、「S」キーを同時に押して、画面上に白い文字が表示されていればシングルユーザモードで起動された状態となります。

このモードではUNIXコマンドが利用できますので、コマンドでファイルシステム(ディスクドライブ上の論理的な区画)の問題点を修復するためにfsckを利用して、問題点の解消を試みます。

シングルユーザモードで[/bin/fsck -fy ]をコマンドライン入力して[Return]を押すと、ファイルシステムのチェックが行われ、復旧処置を行います。

チェックで特に問題が無ければ「OK」を含むメッセージが表示され、何か問題があった場合には「FILE SYSTEM WAS MODIFIED」を含むメッセージが表示されますので、実行後に「OK」を含むメッセージが表示されるまで繰り返します。

問題が無い事を確認したら「reboot」とコマンドを入力して [Return] キーを押下すると、mac OSにて再起動される筈です。

apple hardware test

シングルユーザモードでのコマンド実行でもmacの起動が正常に行われない場合には、ハードウェアレベルのテスツールを利用して、ハードウェアかソフトウェアの問題かを切り分ける対応を行います。

その為に利用するツールがapple hardware testとなります。このテストを行う場合はEthernetアダプタ以外の全ての外付け機器を取り外してから実行して下さい。

macが起動している場合は一度電源を落としてから再度電源ボタンを押していただき、その際に [D] キーをグレーの画面が表示されるまで押し続けて下さい。

自動的にテストモードに移行してテストが実行され、結果のメッセージが 「No issues found」 と表示されればハードウェアには特に問題は無い事になりますが、何かメッセージがあった場合は記録を取っていただくことをおすすめします。

どうしても起動しない場合

前項のapple hardware testを行っても原因が分からない場合には、ユーザー側でそれ以上の解析は難しい事となりますので、メーカーへ持ち込んで原因解析をしてもらうしかありません。

メーカーへの修理依頼の際はapple hardware testの結果情報も忘れずに共有してください。

apple storeへ!

macの故障については、apple store のジーニアスバーに持ち込んで調査と修理を依頼してください。

ご自宅から近いapple storeへネットか修理予約する事で対応は比較的スムーズに進むでしょう。

apple storeでは基本的な機器の状態確認(水没の有無など)を行い、原因が特定できなければ工場へ製品を移動して本格的な問題の解析作業を行う流れとなります。

まとめ

ここまでmacが正常に起動しない場合にどのような確認方法があり、対応手順についてご説明させていただきました。

個人的にはmac OSは完成度が高く、あまりこういった問題は起きにくいのではないかと感じておりますが、問題発生時には状況の確認とその対応に特殊が操作や時間が掛かりますので、今回ご紹介しました問題への対応手順を実施されても解消されない場合には速やかにメーカーへの問い合わせと修理依頼をされる事を推奨致します。

特に後半にご紹介しましたUNIXコマンドの実行については、UNIXのご経験が無い方ではシステムを壊してしまう危険性がありますので、経験された方が近くにいらっしゃらない場合には対応されない様にして下さいます様お願い致します。


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