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Windows上での仮想pc(仮想マシン)の使い方と活用方法、メリットと種類について徹底解説!


ビジネスでもプライベートでも無くてはならない存在となったパソコンですが、基本的に1人につき1台のパソコンを使うことになります。パソコンにはオペレーティングシステムであるOSソフトが導入されており、データ管理や作業、インターネットの利用など、便利にパソコンを使いこなすことができます。

パソコンにはサーバという存在がありますが、基本的に一般で利用されているパソコンと同じ機能を持つ機器です。この機器に繋げるだけで、パソコンの様々な機能を利用することができます。

このサーバは仮想化することが可能です。擬似的に構築するもので、利用することにより、コストの負担を抑えながら、効率の良い作業を行えるようになります。特にビジネスで様々なOSを使い分けたい場合に便利です。

この記事では仮想pcの使い方と活用方法、メリット、仮想マシンの種類について紹介したいと思います。

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仮想pc(仮想マシン)とは


仮想pc(仮想マシン)とはOSをインストールしてシステムが起動しているパソコン上で、本体とは別に別のパソコンを立ち上げることができるソフトウェアのことで、バーチャルマシンと呼ばれることもあります。メインのOSがWindows7以降であれば、「Microsoft Virtual PC」が無料で利用できます。

CPUやメモリ、ハードディスクを代表するストレージなどの基本的なパソコンの構成がなされているのがサーバの特徴ですが、OSは1種類しか使えません。WindowsOSを使うにしても、Windows7を入れているとWindows10を使うにはOSをアップグレードして以前のOSを使えないようにするか、別に機器を購入して使い分ける必要が出てきます。

仮想化されたものであれば、1台の機器を擬似的に複数の機器として利用できるように変化しますので、複数のOSを入れることが可能です。リソースに余裕があれば、3つでも4つでも、OSを入れられます。Windows7やWindows8.1、Windows10やLinuxなどのOSを、たった1台で使いこなすことができます。同じ種類のOSを複数入れることも可能です。

おかげで複数の機器を導入しなくても済みますから、導入コストの大幅な節約に貢献してくれます。ビジネスで複数のOSを使う場面は割と多いですので、経費削減にとても役立ってくれるでしょう。設置する広いスペースを用意する必要がなくなり、電気代や機器のメンテナンス費用の節約を実現します。

使用方法

使用方法は、マイクロソフト社の公式サイトから「Microsoft Virtual PC」をダウンロードしてからインストールするだけです。ソフトウェアのインストール後、最初に起動するとメモリサイズなどの設定画面が出てきます。デフォルトでは、最低必要なメモリが入力されているので、そのままで構いません。「Microsoft Virtual PC」を起動すると、メインのパソコン上に別のパソコンを“起動”することができます。

Virtual PCのウインドウの中に別のバージョンのWindowsが立ち上がっているので、昔のパソコンを操作する感覚でソフトウェアをインストールしたり、プログラムを実行させることができます。Virtual PC上でもUSBメモリや光学ドライブのアクセス、インターネットの接続などができます。

メインのOSとは完全に別物なので、Virtual PC上でもアップデートを行う必要があります。最初にシステムを立ち上げたらWindows Updateを起動して、更新プログラムをインストールするようにしましょう。Virtual PC上も本物のパソコンと同じようにウィルスに感染するので、必要に応じてセキュリティソフトをインストールする必要があります。

仮想pc(仮想マシン)はパソコン上に別のOSを立ち上げるため、ある程度のメモリを必要とします。それでも古いOSであれば必要なメモリが少ないので、普通のパソコンでも利用できます。

例えばメインメモリが2GBの32ビット版のWindows7上でXPのシステムを立ち上げる場合に必要なメモリは256MBで、全体の1割強程度です。512MBに設定しても25%で、メインのOSでブラウザを立ち上げてインターネットに接続する程度のメモリで済みます。

仮想pc(仮想マシン)のメリット

仮想pc(仮想マシン)の最大のメリットは、メインのOSとは別に他のOSを立ち上げることができることです。

前述したようにCPUやメモリ、ハードディスクを代表するストレージなどの基本的なパソコンの構成がなされているのがサーバの特徴ですが、OSは1種類しか使えません。仮想化されたものであれば、1台の機器を擬似的に複数の機器として利用できるように変化しますので、複数のOSを入れることが可能です。

例えば、Windows7上でWindowsXPを立ち上げれば、XPにしか対応していないような古いソフトウェアを起動して使用することができます。ワードやエクセルなどのソフトウェアであれば古いバージョンでも新しいOSで起動することができますが、製図や画像編集ソフト、科学実験用の測定装置をコントロールするようなソフトウェアなどの特殊なソフトであれば、新しいOSに対応していない場合があります。

このような場合に、現在利用中の新しいOS上でも古いソフトウェアを使用することができます。

おかげで複数の機器を導入しなくても済みますから、導入コストの大幅な節約に貢献してくれます。ビジネスで複数のOSを使う場面は割と多いですので、経費削減にとても役立ってくれるでしょう。設置する広いスペースを用意する必要がなくなり、電気代や機器のメンテナンス費用の節約を実現します。

昔に比べると仮想化しやすい時代になっているのも、この方法に注目が集まっている理由の一つです。CPUやメモリ、ストレージの性能が飛躍的に上がっており、一つのOSを使いこなすには殆ど性能を引き出せていないといわれています。

CPUの9割が利用されずに余っているとされる程で、せっかくコストを掛けて導入しても、宝の持ち腐れになってしまう状態です。潤沢にある余剰分のリソースを活用することで、1台の中に擬似的に複数の機器を作り出してOSを動かすようにすれば、無駄を削減して、事業の収益性を高めたり、業務の効率化をはかることができます。

仮想pc(仮想マシン)は他にも便利な使い方があります。Virtual PCの中で重要なシステムファイルが壊れても、メインのOSに対しては一切影響がありません。

これを利用して、安全性が確認できないようなサイトを閲覧したり、ファイルをダウンロードする際に利用できます。個人のプログラマーが作成したソフトウェアをダウンロードして使用する場合、ウィルスや遠隔操作を行うような機能が隠されている恐れがあります。メインのOSにインストールする前に、入手したソフトウェアの安全性をチェックする目的で利用できます。

コンピュータウイルスに感染しても、他の環境には影響を及ぼしませんので、冷静に対処することで被害を最小限に抑えられます。

1台の機器で複数のOSを利用すると、IPアドレスやMacアドレスの扱いがどうなるのか心配になるところですが、これらのアドレスは個々に割当が可能ですのであまり心配はいりません。ホスト名に関しても同様です。

構築したものは簡単に再構築や削除ができます。新しい機器を導入したとしても、楽に移行できるのが便利です。

注意したいのが、構築する規模についてです。ある程度の規模を誇るビジネスを例にすると、1台の機器で仮想化するには10台以上の機器を導入する場合にコスト削減に繋がるとされています。これ以下の環境を構築するのなら、個別に機器を導入して利用するほうがコストが安くなることも少なくありません。

環境によって発生するコストが変わってきますから、導入前によく比較検討して決定するのが望ましいといえるでしょう。仮想サーバを構築するには専用ソフトを利用するのが便利です。VMwareなどのソフトがとても有名です。

仮想pc(仮想マシン)の種類とおすすめ

仮想化ソフトウェアには大きく分けて「ホストOS型ソフトウェア」と「ハイパーバイザー型ソフトウェア」があります。前者はホストOS(HDDに直接インストールされているOS)の上で、ゲストOS(仮想化ソフトウェアによって動かされているソフトウェア)を動かす方法です。また、最近新しく登場している「コンテナ型ソフトウェア」についても紹介していきたいと思います。

ホストOS型ソフトウェア

簡単に扱うことができ、初心者向けですが、同時に2つのOSを動かしていることになるため、ホストOSもゲストOSも動作が重くなります。高スペックのパソコンで使うのをおすすめします(低スペックのパソコンであれば、マルチブートという方法をおすすめします)。

ソフトウェアとしては、「VirtualBox」や「VMware」、「VirtualPC」などがこのタイプです。

ハイパーバイザー型ソフトウェア

こちらはパソコンのホストOSが不要なタイプです。しかし、ゲストOSをインストールするサーバーが必要になります。そのため、サーバーを立てなければなりません。

でも、デメリットだけではありません。前述したようにホストOSが存在しないため、比較的軽く動きます。また、ホストOSを必要としないためハードウェアを直接制御することもできます。ソフトウェアとしては、「Hyper-V」や「Xen」、「ESXI」などがこのタイプです。

コンテナ型ソフトウェア

主に二つを紹介しましたが、最近新しく登場しているのが「コンテナ型」です。有名なソフトウェアとしては「Docker」や「Linuxコンテナ」、「OpenVZ」です。

残念ながらどれも今現在Linuxぐらいでしかまともに使うことができません(やろうと思えば一部のソフトウェアはWindowsでも可能ですが)。そのため今回では詳しく解説しないため注意してください。ちなみに性能はけっこう良く、ホストOSがあるのに動作が軽いようです。

マルチブートと仮想化の違い


最後にマルチブートと仮想化の違いです。どちらも1つのパソコンに複数のOSを入れる方法ですが、それぞれ明確な違いがあります。

マルチブート

マルチブートは一つのOSしか起動ができないですが、HDDの容量やパーティションが許す限り無限にOSをインストールすることができます。起動時にどのOSで起動させるかを選択することもできます。ただし、違うOSで作業するときは再起動を行って、OSの選択からやり直さなければなりません。

また、インストール時に問題が起こると、最悪どちらのOSも動かなくなります。さらにOSの削除も面倒です。気になる性能は、100%引き出せます。なぜなら同時に一つしかOSが起動しないからです。

仮想化

続いて仮想化です。この場合は上記の通りいくつか種類がありますが、ここでは扱いが簡単な「ホストOS型ソフトウェア」に絞って説明します。OSを同時に起動できるため、マルチブートとは違い、別のOSを使うときに再起動する必要がありません。

なぜなら、ソフトウェアから起動するOSを選択するだけだからです。シャットダウンもそのOSだけをシャットダウンすることができます。当然、OSが起動しなくなったりすることも無いですし、OSの削除も簡単です。性能は、100%引き出せません。同時に二つ以上のOSが起動するためです。

OSの数だけパソコンがあれば良いのですが、パソコンの数が少ないとき、上記の特徴を踏まえてから、二つ以上のOSを一つのパソコンで使用する方法を決めてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか。仮想pc(仮想マシン)の使い方と活用方法、メリット、仮想マシンの種類について紹介してきました。

最近は個人用のパソコンでも簡単に仮想pc(仮想マシン)を利用することができます。古いソフトを起動したり、わざとウィルスを感染させて挙動を調べることもできます。仮想pc(仮想マシン)は上級者向けの機能ですが、使いこなすことができれば便利な機能です。

環境によって発生するコストが変わってきますから、導入前によく比較検討して決定するのが望ましいといえるでしょう。


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