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Siriを使いこなしてiPhoneをより便利に!基本操作から最新機能までご紹介

日本では6割以上のシェアを持ち、事実上日本でのスマートフォンの標準機として君臨しているのがApple社のiPhoneです。2008年の登場以来、Macに由来する独特なユーザーインターフェイスが話題を呼び、多くの人の支持を獲得してきました。

その色とりどりある機能の中でも異彩を放っていたものが、音声アシスタント「Siri」です。

2011年iOS5より搭載された「Siri」は、当初は実用性に難あり、との酷評も出ましたが、度重なる改良の結果、最新版においては音声での自動起動が可能な段階にまで進化しています。

今回は、この「Siri」にスポットを当て、基本の操作から「Siri」の非常に便利な機能まで、幅広くご紹介していきたいと思います。

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Siriの設定方法や使い方

かなり「ベテラン」のiPhoneユーザーでも、Siriはあまり使わない、という方がいらっしゃるのではないでしょうか。

Siriが持つ、史上初のスマートフォン搭載音声認識アシスタントというアドバンテージは伊達ではありません。もはや、使いこなせば「絶対便利!」と思えるような段階に入っています。ここでは「ベテランユーザー」の方のおさらいも兼ねて、まずSiriをどうやって使えるようにするか、その設定方法などを説明していきます。

そもそもSiriとは?

Siriとは、iPhone・iPad、MacOSに標準搭載されているプログラムです。人の発する音声を聞き取り、その命令に従って必要な情報を提供したりマシンを操作したりします。

もともとSiriは、米軍当局が国家プロジェクトとして始めた「人工知能開発計画」から誕生しました。目まぐるしく環境が激変する戦場において兵士をサポートするシステムの開発が大きな目的でした。

そのプロジェクトの中核となった研究組織「SRI International(スタンフォード大学調査研究所)」に属していたDag Kittlaus氏は、Norman Winarsky氏らとともに2007年ベンチャー企業「Siri.inc」を設立。これまでの研究成果をもとにした音声サポートプログラムの開発に取り組みます。

そして、2010年現在の「Siri」の原型となる「Siri Assistant」を無償リリース。

一方、Mac創世期より音声認識プログラムの研究を独自で進めていたApple社はこの成果に注目し、同年電撃的に同社を買収。翌年2011年リリースのiOS5から、スマホ史上初の音声サポートプログラムとして標準搭載されるようになりました。

誕生当初は英・仏・独語のみの対応でしたが、テキストメッセージの作成やメール、webブラウザでの検索だけでなく、リマインダーや天気予報、音楽、地図などの各種アプリとも連携機能を持たせました。

ユーザーの呼びかけに応えてスマートフォンが自動的に操作されていくという「新しい形」は当時から広く注目を浴びました。対応言語の少なさや動作が不安定なことなど初期型には少なからず問題が存在したことも事実でしたが、斬新さを求めるユーザーからは支持を集めました。

対応言語はOSのバージョンアップの度に拡大されていき、日本語対応は2012年3月に行われました。

現在では、iPhone&ipad(iOS)を中心に、各種MacOSマシンにまで対応デバイスの幅を広げ、対応言語も中国語・韓国語からノルウェー語、デンマーク語、アラビア語などの19言語にまで拡大しています。

設定方法

① ホーム画面で「設定」のアイコンをタップします。
② 「設定」画面に移行しますので、「Siri」アイコンを探してタップします。
③ スイッチをタップしてオンにします。

ちなみに「iPhoneX」以前の機種ではホームボタンを長押しすると、「Siriをオンにする」というボタンが表示されますので、それを押して設定することもできます。

2017年11月発売の「iPhoneX」からはホームボタンは廃止されましたので、同様の操作を行う場合、サイドボタンを長押しすることになります。

「Hei Siri」機能も設定してみよう

「Hei Siri」機能は、iPhone本体に触れずに「Siri」を起動させるものです。iOS8.1以降から追加された機能です。

① 「設定」アイコンから「設定」画面に移行させ、「Siri」アイコンをタップ
② 「“Hei Siri”を許可」をオンにします。
③ 「“Hei Siri”を設定」画面に移行します。ユーザーの声を「Siri」に認識させる作業を開始します。「続ける」ボタンをタップします。

④ 「iPhoneに向かって “Hei Siri”と言ってください」
⑤ 「もう一度、“Hei Siri”と言ってください」
⑥ 「あともう一回、“Hei Siri”と言ってください」

⑦ 「“Hei Siri、今日の天気は?”と言ってください」
⑧ 「次に“Hei Siri、私です”と言ってください」
⑨ 「“Hei Siri”の準備ができました」の表示が出ます。「完了」をタップします。

Siriの使い方

① ホームボタン(iPhoneXの場合はサイドボタン)を長押しするか、「Hei Siri」が有効化されている場合は、画面に向かって「Hei Siri」と呼びかけます。

② 「ご用件は何でしょう?」「はい、聞いていますよ。」(Hei Siriの場合)と表示されます。そのままiPhoneに向かって要件を言います。

マイクアイコンが下面に表示されたら、それをタップしてから要件を言います。続けて要件を言わないとすぐにマイクアイコンになる場合が多いので注意してください。呼びかけた要件内容がテキスト表示されますので、意図したものと違っていた場合はテキストをタップして編集することができます。

③ 終了する場合はホームボタンを押します。

勝手に起動するのを防ぐには

通常はホームボタン(iPhoneXではサイドボタン)の長押しで起動するSiriですが、これが困ったことになる場合があります。かばんやポケットに入れて持ち歩くこともしばしばあると思いますが、その際にホームボタンが意図せず長押し状態になり、Siriが勝手に起動していた、という話が多く報告されています。

対処法としては、「ロック画面のときはSiriを無効化する設定を行う」必要があります。ロック画面解除の際にパスコードを入力する設定をしていない場合は、まずパスコードの設定を行います。

① ホーム画面の「設定」アイコンをタップ、続いて「Touch IDとパスコード」をタップ。
② 設定画面が表示されます。「パスコードをオンにする」をオンにします。
③ 任意のパスコードを入力します。
④ 表示が「パスコードをオフにする」に変化します。

既にパスコード設定が行われている場合には、②の段階でパスコード入力を要求してきますので、設定してあるコードを入力します。

⑤ 「Touch IDとパスコード」設定画面で、「ロック中のアクセスを許可」する項目中の「Siri」をオフにします。

こうしておけば、移動中にSiriが誤って起動することを防ぐことができます。なお、iPhoneXからは、「設定」に「サイドボタンでSiriを起動しない」という項目があるので、こちらを使う方が簡単です。

Siriの便利な機能

Siriはwebの検索指示などを行う以外にも便利な使い方が数々できるアプリです。

これまで行っていた、それぞれのアプリのアイコンをタップして、設定して……といった手間を一気に省略できる優れた機能を持っています。

ここではそのなかのいくつかをご紹介します。

アラーム機能

例えば、30分ほど昼寝したいとき。

これまでなら、時計アプリを立ち上げ、「アラーム」で時刻を設定するか、「タイマー」で「30分」の設定をしたあと開始ボタンをタップする、ということをしていました。

しかし、Siriを使えば、

① Siriを呼び出す。
② 「30分後に起こして」と呼びかける。

そうすれば、指定時刻のアラームをSiriが設定してくれます。後は寝るだけ。もちろん指定時刻に起きたい、というときには「●●時●●分に起こして」と呼びかければ同様にアラーム設定をSiriがしてくれます。

また、急用ができてアラームを解除したいときなども

① Siriを呼び出す。
② 「アラーム解除」と呼びかける。
③ 現在設定されているアラームが全て表示されるので、選んでタップ。

Siriの方で対象となっているアラームを解除してくれます。

ルート検索


Siriは「マップ」と連動させてルート検索にも使うことができます。

iOS10以降では「マップ」の信頼度もあがったうえに、移動手段の選択肢が増えるなど大幅な改善がなされました。

① Siriを呼び出す。
② 「『目的地名』に行きたい」と呼びかける。

Siriが目的地までの最適ルートを検索し、「マップ」を呼び出します。現在地が点滅で表した地図、そこに目的地への道順と所要時間が合わせて表示されます。

「出発」のボタンをタップして出発すれば、GPSと連動して進行方向や距離、到着予定時刻までが表示されますので、「ナビ」として利用できます。距離が徒歩圏内以上の場合、「車」「交通機関」「配車サービス」も選ぶことができます。必要に応じてアイコンをタップすると、バスや電車の直近の時刻表、車なら何分かかる、などの情報も表示されます。

また、②で、「到着希望時刻」を加えて呼びかけると、所要時間が最短となるルートと移動手段も表示してくれますので非常に便利です。

電話

Siriを使えば、iPhoneに触らず、ハンズフリーで電話がかけられます。

① Siriを呼び出す。
② 「ハンズフリーで《相手の名前》に電話」と呼びかける。

「連絡先」に登録されている中からSiriが《相手の名前》と同じ読み方のものを探し、スピーカーをオンにして電話をかけてくれます。その際、かける《相手の名前》を読み上げてくれるので、キーパッドをタップしてかけるよりも確実です。

《相手の名前》のところを《相手の電話番号》にすれば、連絡先に登録していなくとも、同じくスピーカーをオンにした状態で電話をかけてくれます。

ただ自分から通話を終了したい場合は「終話」ボタンをタップしなければならないので、注意が必要です。

また、家族(父母・兄弟など)などに連絡する場合には、その旨の登録もSiriから出来ます。

例えば、妹に電話するとき

① Siriを呼び出す。
② 「妹に電話」と呼びかける。
③ Siriから「妹という連絡先が見つかりません。あなたの姉妹のお名前は何ですか」との問いかけ。
④ 妹の名前を答える。

Siriが連絡先の中から名前を照合し、その人との関係について「妹」と登録します。

次からは「妹に電話」と呼びかければ、名前を言わなくてもかかるようになります。

Shazam機能

Shazamとは、世界の音楽業界で最も使われているといわれている「音楽情報検索アプリ」で、ユーザー数4億7千万ともいわれるモンスターアプリです。iOS8より、このshazamの検索エンジンが搭載されSiriと連携できるようになりました。

Siriに「この曲は何?」と問いかけ、流れている音楽をデバイスで拾うと、その楽曲を解析します。曲名が判明すると「この曲が聞こえました」との答えとともに、「曲名」「アーティスト」さらには「購入」ボタンが表示されます。

「購入」ボタンをタップすると、iTunes storeにつながり、ダウンロード購入できるようになっています。ただ、音楽が聴き取りにくかったり、あるいは絶版となっていたりしている場合は

「すみません、この曲が何かわかりません」

といった反応を示すこともあるようです。

予定のリマインド

ToDoアプリである「リマインダー」を活用してスケジュール管理している方は多いと思います。やらなくてはならないことの入力も、Siriを使えば簡単にできるようになります。

例えば、「明日は13時に図書館に行き、本を返却しなくてはいけない」という予定があったとします。

その場合、「《明日の日付》13時図書館に本を返却とリマインド」というように呼びかけます。すると、Siriがリマインダーに「《明日の日付》13:00図書館に本を返却」と登録してくれます。

明日の予定時刻には、事前に指定したアラームが鳴って知らせてくれます。

なお、呼びかけのとき「明日の……」といった表現ではいけないのか?というところですが、Siriが誤って日付・時間設定してしまうことがあるので、確実性を望むなら具体的な日付の方が良いと思われます。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回の説明をご覧いただき、これまで「食わず嫌い」してきたSiriに対して少しでも「使ってみようかな」という気持ちになったとしたら幸いです。

機能設定自体もそう難しいものでないので、手軽に使えるようになるのではないでしょうか。ぜひ、Siriを使いこなしてよりよいiPhoneライフを過ごされることを願って今回は終わりたいと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました。


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