
iPhoneを利用していてサイトやメールが文字化けしていて困ったという経験はありませんでしょうか?パソコン上の言語表現は文字コードという規格によって行われており、特定の数字に対し「あ」などの言語が表現されるようになっています。
この文字コードには複数の種類があり、送信元と受信元で違う文字コードを使用してしまうと、文字化けの原因になってしまいます。
本記事ではiPhoneでメールやブラウザで文字化けした時の原因と対処方法についてご紹介していきます。iPhoneの文字化けで困っているという方は、ぜひ本記事を参考にしてみてくださいね。
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iPhoneで文字化けしてしまう原因
パソコン上の文字表現はもともと英語のみを対象としていたため、日本語などの英語以外の言語を使用するためには、特定の数字の羅列に対し言語を割り当てるという文字コードを利用して表現することが必要になります。
数字を文字に変換させる文字コードは複数の種類があり、古くから使用されているものが「Shift-JIS」というものですが、最近は世界標準の「UTF-8」などが流行しています。
iPhoneのメールやブラウザで文字化けをしてしまっているという場合は、この文字コードが送信側と受信側で異なっていることが原因です。そのため、文字コードを一致させる対策をすることによって、通常通り文字を見ることができるようになります。
iPhoneのブラウザでサイトが文字化けした時の対処方法
iPhoneのブラウザでサイトを閲覧している時に文字化けが発生してしまうことがあります。その場合はサイト側の文字コードと合わせる必要があり、下記の方法で文字化けに対処することができます。
一部の文章ならYahoo翻訳
Yahoo翻訳は特定の文章の文字化けを解読するのに役立ちます。Safariなどで文字化けしてしまったサイトのURLを入力し、翻訳設定を「英語→日本語」に設定して翻訳を実行することによって、文字化けしていない文章が表示されるようになります。
ドルフィンブラウザ
ドルフィンブラウザでは文字コードに対して柔軟に対応してくれる仕様を持っています。そのため、Safariなどでは文字化けしてしまっているサイトであってもドルフィンブラウザでは自由に問題なく閲覧することができます。
文字化け問題に頻繁に遭遇するという方は、ドルフィンブラウザもインストールしておくといざという時に大変便利です。
iPhoneのメールの送受信で文字化けした時の対処方法
iPhoneのメール機能では文字コードを変換する機能がないため、メールアプリのみでは文字化けに対処することができません。使用しているメールがGmail等のウェブ上で稼働するメールソフトであれば、アプリからではなくウェブ上から閲覧してみることで正常に表示される場合も有ります。
しかし基本的には文字コードが異なっていると継続的に文字化けとなり、都度変換するのも手間になりますので、先方に文字化けしていることをお伝えして、文字コードをShift-JISなどに変更してもらうようにお願いしましょう。
送信したメッセージが文字化けしてしまう場合
また、受信したメッセージだけでなく、時にはこちらから送信したメッセージが文字化けしてしまうこともあります。文字化けを回避する方法は代表的な文字コードを使用することになりますので、「UTF-8」などのシェアの大きい文字コードを利用するようにしましょう。
メールの本文にUTF-8であると自動で認識してくれる文字を記述しておくことで、特段設定をしなくても自動で文字コードを認識してくれます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?iPhoneで文字化けをしてしまうのは文字コードに原因があります。そのため、ウェブブラウザやメールで文字化けをしてしまっている場合は、送信側と受信側で文字コードを統一させることが解決策につながります。
iPhoneを利用する中で文字化けと遭遇して困っているという方は、ぜひ本記事を参考にしてみてくださいね。
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