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iPhone/iPadでのMACアドレスの確認方法

みなさんは「MACアドレス」という言葉をご存知でしょうか。普段Apple製品を使っている人だとAppleのパソコンである「Mac」関連の言葉と思ってしまうかもしれませんが、MACアドレスはMacはもちろん、iPhoneやiPad、Windowsのパソコン、その他にもネットワークに接続することができるハードウェアには必ず関係してくるものです。

MACアドレスはiPhoneなどをインターネットに接続する際に非常に重要な役割を果たしていますが、普段は目にしたり何かしらに使うことがないので知らない人も多いと思います。しかしネットワーク機器をインターネットに接続するためには、MACアドレスが必ず必要になります。

今回はMACアドレスの役割と、iPhone/iPadでMACアドレスを確認する方法を解説します。

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iPhone/iPadでのMACアドレスの確認方法

あまり聞きなれない言葉かもしれませんが、MACアドレスはネットワークに接続するハードウェアには必ずついています。もちろんiPhoneやiPadでも例外ではなく、必ずどの端末にもMACアドレスが割り振られています。

MACアドレスはiPhoneやiPadをインターネットに接続する際に必要になることがあります。知っておかないと、Wi-Fiに接続できないことも。ここではiPhone/iPadでMACアドレスを確認する方法を説明します。

「設定」アプリからMACアドレスを確認する

iPhoneおよびiPadの場合は設定から簡単にMACアドレスを確認できます。設定->一般->情報と進みます。すると情報の中に「Wi-Fiアドレス」という名前の項目があります。これがiPhoneおよびiPadのMACアドレスです。

iOS8におけるMACアドレスの変更点

iOS 8以降では新しい機能としてMACアドレスをランダムに生成する機能が追加されました。iPhoneやiPadをインターネットに接続する際に、iOS7以前はiPhoneやiPadに割り振られた固定のMACアドレスが使用されていました。しかし、固定のMACアドレスが悪用されると位置情報や行動などのプライバシーが漏洩する恐れがあります。

そこで役に立つのがこの機能です。インターネットにiPhoneを接続する際に、MACアドレスがランダムに生成されます。iPhoneやiPadには固定のMACアドレスが割り振られていますが、インターネットに接続する際にはランダム生成されたMACアドレスが使われることになります。

ランダム生成されたMACアドレスを使えば、固定のMACアドレスを使う場合に比べて追跡するのが難しくなり、プライバシー保護に有効とされています。最新のiPhoneやiPadでは、インターネットも安心してできるようになっているのですね。

MACアドレスの役割と基礎知識

iPhoneやiPadでのMACアドレスの調べ方は分かったと思います。思いのほか簡単でしたね。ですが、そもそもMACアドレスとは何で、どういったことに使われているのでしょうか?ここではMACアドレスについて解説します。

MACアドレスとは

MACアドレスは「Media Access Control address」の略で、インターネットに接続することができる機械についている識別番号です。パソコンのLANカード、ルーター、LANケーブルをつなぐハブ、スマートフォンなど、あらゆる機械に必ずついています。

普段パソコンやスマートフォンでインターネットを楽しむ際にMACアドレスのことを意識している人はおそらくいないと思います。しかし、MACアドレスはインターネットを利用するためには欠かす事が出来ない仕組みになっています。

MACアドレスの構成

MACアドレスは0~9の数字とA~Fのアルファベット、計16種類の英数字を使う「16進数」という形式で表されます。具体的には次のような感じです。

A0:B1:C2:D3:E4:F5

このうち前側の「A0:B1:C2」をベンダーIDと言います。ベンダーとはいわゆるメーカーのことなので、ベンダーIDが分かればその製品はどのメーカーが作ったものか分かります。インターネットにはベンダーIDからベンダー名を調べられるサイトなどもあります。

ちなみに同じメーカーでも複数のベンダーIDを持つことができます。そのため同じメーカーの製品を購入したのにベンダーIDは違う、ということもたまにあります。

ベンダーID以降についてはメーカーによって割り振り方が異なります。「D3」のところを機種ID、それ以降をシリアルIDとしているメーカーが多いようですが、とくに意味をつけずシリアル番号を割り当てるだけのメーカーもあるようです。つまり、そこまでしっかりとしたルールがあるわけではありません。

ただし、MACアドレスはほかに重複することがない、唯一のものであることが求められます。MACアドレスの役割を考えると、もしに重複するMACアドレスがあると不都合だからです。

MACアドレスの役割

ではMACアドレスは、いったい何に利用されるのでしょうか?実はインターネットを利用してデータのやり取りをするためには、このMACアドレスが必要不可欠なのです。

MACアドレスは簡単に言うとその機器の、ネットワーク上での住所を示すものになります。インターネットの通信はデータを「パケット」という単位に分割して行われます。このパケットの送信先を特定するのがMACアドレスです。

インターネットでデータのやりとりをする際にはさまざまなネットワーク機器を経由します。例えばスマートフォンでWi-Fiに接続しようとするとまずはルーターとWi-Fiがやりとりを行い、ルーターはモデムと通信を行い、モデムはさらに外のインターネットとやりとりを行います。

このやりとりはそれぞれの機器のMACアドレスを順にたどることで実現しています。つまり、ネットワーク機器をインターネットに接続するためにはMACアドレスは必要不可欠なものなのです。当然、iPhoneやiPadをインターネットに接続するためにもMACアドレスは使われています。

MACアドレスが唯一のものでないといけないのは、正常にインターネットの通信を行うためです。もしMACアドレスが重複する機器があると、データを送信する際にどちらへ送信したらいいかわかりませんね。そのため、通信が正常に行われなくなってしまいます。

MACアドレスとセキュリティ

MACアドレスはインターネットの通信を行うために不可欠なものですが、実はセキュリティにも関係します。重要なことなので、ぜひ知っておきましょう。

MACアドレスでプライバシーの漏洩がおこることも

「iPhone/iPadでのMACアドレスの確認方法」の部分でも解説しましたが、iOS 8以降は端末がWi-Fiに接続する際にはMACアドレスをランダムに生成するようになっています。MACアドレスで端末や所有者を特定しようとしても、できないようになっているのですね。

MACアドレス自体は公表されているので特別危険なものではありません。MACアドレスが知られただけでは個人情報が抜かれたりといったことは起きません。しかし、Wi-Fiに接続しようとしているMACアドレスのデータを蓄積していくと、その情報から端末の所有者の位置情報や行動パターンを分析することも可能と言われています。

あまり敏感になる必要はないものの、プライバシー漏洩のリスクはできるだけ抑えたいですね。そういった意味ではMACアドレスがランダムに生成されるiOS8の新しい機能はセキュリティ的にかなり重要な機能と言えます。

MACアドレスフィルタリングでセキュリティを強化する

MACアドレスは無線LANのセキュリティを強化するのに使用することもできます。MACアドレスはそれぞれの機器が持つ固有の番号であるため、MACアドレスが全く同じ機器はありません。

そのことを活かし、登録したMACアドレスを持つ機器だけが無線LANに接続できるようし、逆に登録していないMACアドレスの機器は一切接続できないようにすれば、無断で無線LANに接続されることを防ぐことができます。

この手法を「MACアドレスフィルタリング」といいます。MACアドレスフィルタリングは必須ではないため設定していない方もいますが、設定すれば無線LANのセキュリティを強化することができます。MACアドレスフィルタリングは主にルーターの設定を変更することで使えます。

ただし、過度な期待は禁物

MACアドレスフィルタリングは以前はかなり有効なセキュリティ手法でしたが、最近では一概にそうは言えなくなっています。なぜかというと、最近ではMACアドレスを変更できるンっとワーク機器がでてきているからです。

MACアドレスフィルタリングはMACアドレスが固定かつ一意なものであることを利用したものです。なのでMACアドレスが自由に変更できる場合はあまり意味がありません。もちろん全く意味がないわけではなく、一定の効果はあります。しかし、すべてを防げるわけではないため油断しないようにしましょう。

MACアドレスを使用する場面

普段iPhoneを利用していてMACアドレスが必要になることはあまりありませんが、いったいどういったときに使用するのでしょうか。よくあるのがルーターの設定を行うときです。

さきほどのMACアドレスフィルタリングを行うには、iPhoneのMACアドレスをルーターに登録する必要があります。そのためにはiPhone本体のMACアドレスを知っておく必要がありますね。

他にも、公共のものや携帯電話会社のWi-Fiスポットに接続するためにはあらかじめMACアドレスを登録しないといけないこともあります。

とくに格安SIMなどでデータ通信量が少ない場合は、それを補うためにWi-Fiスポットがオプションで用意されることがあります。そのようなWi-Fiスポットに接続する際には、接続できる機器を識別するためにMACアドレスを入力する必要があります。

基本的には知っておく必要はありませんが、思わぬところでMACアドレスが必要になることがあります。必要になったときにすぐ確認できるように、iPhoneのMACアドレスを確認する方法をしっかり覚えておきましょう。

MACアドレスとIPアドレスの違い

MACアドレスとよく似た要素としてIPアドレスというものがあります。こちらのほうが聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。IPアドレスも、MACアドレスと同じくインターネット上での住所のようなものであり、データのやりとりをする際の送信先として使われます。

違いは、MACアドレスは次に行くべき住所であるのに対して、IPアドレスは届ける最終地点になっていることです。MACアドレスの行先に指定されているルーターなどを次々と経由して、宛先となっているIPアドレスの機器まで到着します。

このように、MACアドレスとIPアドレスは似ているようですが実は明確な違いがあります。言葉も概念も見ていますが、混同しないように気を付けましょう。ただ、インターネットを介してデータをやりとりする際には欠かせないものである、という点は同じですね。

まとめ

今回はiPhoneやiPadでMACアドレスを確認する方法とそもそもMACアドレスがどういうものかについて解説しました。

MACアドレスは日常的に使う言葉ではありませんので、これまでMACアドレスというものを全く知らなかった人もいると思います。しかし、MACアドレスはインターネットを接続するためには欠かせないものです。場合によってはインターネットに接続する際に自分でMACアドレスを入力しないといけないこともあるかもしれません。

どちらにせよ、MACアドレスの調べ方自体は簡単ですのですぐに覚えられると思います。MACアドレスのこと自体はなんとなくでもいいですが、MACアドレスの調べ方は最低限覚えておき、必要になったらすぐに調べられるようにしておきましょう。


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