普段から使っているiPhoneも一つの機器であるため、故障や機能障害等の問題を避けて通る事はできません。
しかし、実際に壊れてしまった時にはどのような対処が必要なのでしょうか。
そこでこの記事では、iPhoneが壊れた時の対処方法をご紹介します。
iPhoneが起動しない、または反応しないといった時には、焦らず冷静に対処することを心がけましょう。少しの操作で問題が解決する場合があります。
正しい対処で壊れてしまったiPhoneを元通りにしましょう!
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iPhoneが故障した時の5つの問題とその対処法
ここでは、比較的良く見られる4つの問題ごとに対処方法をご紹介します。
1.電波が入らない
電波が入らないとネットワークに接続できないため、iPhoneを携帯端末として利用することができなくなってしまいます。
このような場合はまず、iPhoneを再起動してみましょう。再起動後にも電波が入らない場合は、以下の方法を試してください。
1. ホーム画面の「設定」から「機内モード」を選択して、ONとOFFを繰り返す。
2. 「設定」から「モバイルデータ通信」の設定に関してONとOFFを繰り返す。
3. iOSのソフトウェアアップデートを行う。
2.ホームボタンが壊れた
かなりの耐久性を持っているiPhoneのホームボタンですが、やはり物理的な動作を伴うものには限界があり、長期使用での性能劣化も含めて故障することがあります。
このような場合にはiPhoneの電源を切って再起動を行いましょう。再起動でも状況が変わらない場合は、機械的な問題である可能性が高くなります。
そういった際には以下の手順で修理を行いましょう。
- Apple社のサポートサイトにある「Appleサポートへの問い合わせ」からiPhoneを選択する。
- 「修理と物理的な損傷」をクリックする。
- 「ボタンが機能しない 」をクリックして修理方法を選択する。
- 最寄りの正規サービスプロバイダの案内が表示されるため、「Genius Bar」での予約を行う。
「Assistive Touch」をオンにする
なお、ホームボタンが故障した場合にも対応できるように代替機能を利用することが可能です。以下の方法で行うことが可能です。
1. iPhoneのホーム画面にある「設定」をクリックして「一般」を選択する。
2. 「アクセシビリティ」設定を選択する。
3. 表示されている項目の「AssistiveTouch」を選択してオンにする
この手順を行うと、iPhoneのホーム画面上にホームボタンのアイコンが表示されます。表示する場所はアイコンをドラッグで移動する事ができます。
3.動作が重い、または画面が固まる
iPhoneの動作が重く画面が動かないといった場合の原因として、起動中のアプリが多すぎて処理が間に合っていないことが挙げられます。
少し待機する事で復旧する事もありますが、起動中の全アプリをシャットダウンしてiPhoneの処理負荷を軽減させる事で問題を解決することができます。
4.充電できない
iPhoneを充電できない問題の場合には、以下の原因が考えられます。
・機器として何かの一時的な問題が発生している
・著しいバッテリーの消耗もしくは完全放電状態である
・充電がAC電源でなくPCなどのUSBポートからの充電となっている
・lightningケーブルの不良、もしくはiPhoneの充電ポートの汚れ
多くの場合はiPhoneの再起動を行う事でも問題は解消するため、充電できない場合にはまずiPhoneの再起動を試しましょう。
5.水没させてしまった
日常の様々なシーンで水没が発生する可能性がありますが、その際には応急的な処置でiPhoneを復旧できる場合があります。具体的には、以下の方法で行うことができます。
- 電源を切ってカバー等のアクセサリは全て外して水気をふき取る。
- SIMをiPhoneから抜き取り本体は乾燥させる。この時、自然乾燥を半日以上、その後乾燥剤等をいれた袋にiPhoneを入れて密閉して1日程度放置する。
どの程度の時間水に浸かっていたかにもよりますが、水没時間が短ければ上記の応急対応にて復旧する事が多いようです。
逆にやってはいけない事として、以下のことが挙げられます。
- 内部に侵入した水分を外に出す為にiPhoneを振る
- 早く水分を飛ばす為にドライヤー等を利用する
- AC電源に接続して充電する
これらの行為は逆に状況を悪化させてしまう可能性があるため、注意しましょう。最悪の場合は復旧不可能になる場合もあります。
自分で修理できなかった場合に出すべき4つの場所
正しい対処を行っても正常動作が確認できない場合には、プロに修理してもらいましょう。
ここでは、iPhoneの修理を依頼できるショップをご紹介します。
1.Apple Store
Apple社製品であれば、製造元の直系ショップに修理を依頼する事が最も賢明です。
早ければ当日に正常稼働確認済のiPhoneが手元に戻ってくる可能性があります。しかし、Apple Storeでの修理では対応できない場合にはリペアセンターに送付されての対応となるので、修理に時間が掛かることがあるのも事実です。
なお、Apple Storeでの修理は当日受付が可能ですが、基本的に混雑しているため事前に「Genius Bar」から予約を行うことをおすすめします。
「Genius Bar」はApple社サイトもしくはApple Storeアプリ等からアクセスすることができます。
2.ソフトバンクショップ
ソフトバンクショップでも修理が可能です。
修理担当者はApple社の認定試験をパスした技術を持っているため、正規サービスプロバイダと同レベルのサービスを受けることができます。
また、修理サービスを利用すると修理費用を安く抑えることができる点や本来の補償期間より長期間の保守サービス契約を行うことができる点がメリットとして挙げられます。
3.auショップ
auショップでも修理を受け付けています。
ソフトバンクと同じく修理担当者はApple社での修理を行える資格を持つ方なので、正規サービスプロバイダと同じレベルの修理が行われます。
また、キャリアとしての独自サービスもあり、auの場合は直営店となる新宿と仙台のショップに持ち込む事で修理担当者が状態を確認、部品交換等の対応を行う事が可能です。
直営店が近くにない場合は、近隣のauショップでも初チェックを行うことをおすすめします。必要に応じてApple正規サービスプロバイダへの案内もしてもらえるため、何かあった場合には一度相談してみてはいかがでしょうか。
4.非正規修理店
メーカーとの正規契約を締結しない形でメンテナンスサービスを提供している修理店もあります。
基本的なサービス内容は正規サービスプロバイダと変わりませんが、担当者はメーカーからの認定資格を持っていないため、サービス品質は正規サービスプロバイダと同等の修理を受けられません。
しかしその反面、修理費用は正規店に比べて低価格で修理を依頼することができます。
非正規修理店の良し悪しを見分ける3つのポイント
非正規修理店はサービスが悪いことがあります。では、どのように見分ければよいのでしょうか。
ここでは、非正規修理店をある程度見極めるための判断基準を3つご紹介します。
1.料金の設定
判断するポイントの1つ目は修理作業に掛かる料金設定がある程度明確に設定されているかどうかです。
修理内容によって費用が変動している場合、不必要な追加作業の費用も請求される可能性があります。このようなリスクを避けるため、作業内容と料金がしっかりと記載されていることを確認しましょう。
また、、修理作業上どうしても追加作業が必要となる場合の依頼者へ確認連絡を行う旨が記載されているかも確認することをおすすめします。
2.電話対応能力
2つ目の確認ポイントは電話での対応です。
修理店のポータルサイト上のやり取りだけで修理依頼を行う修理店は避けましょう。
その修理店での技術レベルや顧客への対応力は技術やある程度の経験がないとできないため、店舗に直接電話して確かめることをおすすめします。
3.営業年数
3点つ目の確認ポイントとして、その修理店がどの程度の期間営業しているかが挙げられます。
iPhoneの非正規修理店は非常に多く存在しているため、競争も厳しいです。
そのような環境で生き残っている修理店には、高い信頼をこくことができるのではないでしょうか。
まとめ
いかがでしたか?
iPhoneが故障してしまった際の対処法をご紹介しました。
iPhoneの故障は突然発生する事が多くありますが、そのような際は落ち着いて冷静に対処するようにしましょう。
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