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iPhoneで楽天Edyを利用する方法とApplePayとの違い

日本国内ではガラケーの頃からいわゆる「おサイフケータイ」というものがあり、各種支払・決済が可能でした。スマホでもAndroid機では随分前から対応していました。一方のiPhoneはというと、おサイフケータイが日本独自の仕様ということもあり長らく使えませんでした。iPhone7になってようやく”ApplePay”というものが搭載され、iPhoneでもスマホ決済ができるようになりました。

とはいえ、ApplePayはおサイフケータイとは異なる仕様で楽天Edyには対応しておらず、楽天ユーザーにとっては不便かつもったいないのですが、使えるようにする方法はいくつかあります。ここでは、iPhoneで楽天Edyを利用する方法と、ApplePayとの違いについて紹介します。

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iPhoneで楽天Edyを使用する方法

iPhoneを「おサイフケータイ化」すれば、楽天Edyが使えるようになります。おサイフケータイには”FeliCa”とよばれるチップが内蔵されているのですが、7以前のiPhoneには搭載されていません。

7でようやく搭載されたものの、その中身はおサイフケータイ用FeliCaとは違うものであり、楽天Edyをはじめとして、未対応の電子マネーがいくつかあります。iPhoneで楽天Edyを使用する方法をご紹介します。

パソリ(RC-S390)と楽天Edyを使用してチャージする

【パソリとは】
パソリとは、ソニーが製造・販売している非接触型ICカードリーダのことです。いくつかの種類(型番)がありますが、iPhoneで使えるのはRC-S390ですのでご注意願います。価格は4000円ちょっとくらいです。

出典:https://www.amazon.co.jp/

【パソリとiPhoneの連携でできること】

iPhoneに専用アプリをインストールし、パソリとiPhoneをBluetooth接続することで、下記ができるようにはなりますが、少しばかり注意点があります。

  • 1.各種電子マネー(楽天Edyなど)の残高照会
  • 2.各種電子マネーへのチャージ

【注意点1】

パソリ用のアプリとして、sonyの公式アプリがありますが、これは残高照会のみでチャージはできません。チャージする際には、楽天EdyやWAON、Suicaなど、それぞれ専用のアプリをインストールする必要があります。

【注意点2】

パソリを導入することで、iPhoneから各種電子マネーの「残高照会」「チャージ」はできるようになりますが、iPhone内にFeliCaチップを埋め込むわけではないので、iPhone単体での支払(iPhoneをレジでかざして「シャリーン」)はできません(後で紹介する方法を使うと、疑似的におサイフケータイ化することはできます)。ここがおサイフケータイ対応のガラケーやAndroidスマホと異なるところです。

結局、支払行為そのものにはそれぞれの電子マネーカードを使うことになります。また、iPhoneからのチャージや残高確認にはパソリが必要ですので、出先でこれらを行うのであれば持ち歩かねばなりません。

【対応電子マネー】

パソリを使うと楽天Edy以外の電子マネーサービスもiPhoneで使用することができます。主なものを挙げると

  • 楽天Edy
  • WAON(AEON)
  • Suica(JR東日本)
  • nanaco(セブンイレブン)

他、

  • FeliCa対応
  • パソリ用のiOSアプリがある

を満たしている電子マネーサービスであれば、基本的に対応可能のはずです。

おサイフケータイジャケットを使用する方法

【おサイフケータイジャケットとは】

おサイフケータイジャケットは、パソリと同等の機能を果たすものですが、iPhoneと一体化できるよう工夫が凝らされたものです。製造元はPanasonicで販売はdocomoとなっていますが、他キャリアのiPhoneでも使用できます。

出典:https://www.mydocomo.com/onlineshop/home/index.html

パソリと見た目がよく似ているFeliCa内蔵の読み取り機と、これを入れてiPhoneに装着できるケースのセットとなっています。お世辞にもカッコイイとは言い難く、iPhoneのフォルムが損なわれてしまうのが残念ですが、支払いの際はiPhoneごとかざすだけでよく、おサイフケータイのように使えるのが利点となっています。もちろん、iPhoneからの残高照会やチャージも可能です。

なお、ケース内に必ず納めなければいけないものではなく、Bluetoothが届く範囲であれば、読み取り機とiPhoneをバラバラで管理してもちゃんと機能します。

【iPhone側に必要なアプリ】

「おサイフリンク」というアプリをiPhoneにインストール、設定する必要があります。

【対応電子マネーサービス】

  • 楽天Edy
  • iD(NTTdocomo)
  • dPoint(NTTdocomo)
  • QUICPay(後払いシステムのためチャージは元々不可能)
  • スマートフォンSKiPサービス(ANA)
  • ゴールドポイントカード(ヨドバシカメラ)

パソリと比べると、Suicaやnanaco非対応なのが辛いところかもしれません。楽天Edyはどちらでも使えます。

カードフォルダー付きiPhoneケースを使用する方法

コンビニなどで、Androidユーザーがスマホをかざして電子マネー払いをしている姿を見かけたことがあるかもしれませんが、あれができるのはAndroidスマホ内におサイフケータイ対応のFeliCaが内蔵されているからです。

iPhoneには入っていないのでそのままではできません。スマホとカードが別々でもいいや、という方は別に問題ないのですが、一緒にしたい!という要望に応え、「カードフォルダ付きiPhoneケース」なるものが製造・販売されています。カードフォルダー付きiPhoneケース一例を、下記に挙げます。

なんのことはなく、「カードを入れ込めるiPhoneケース」ってだけの話です。手帳型ケースの裏表紙に定期などを挿し込んでいる方もいらっしゃると思いますが、あれと同じ理屈です。ただ、専用ケースだけあって磁気遮断板などが付いていて、より安全に扱えるようになっているものもあります。

あくまでもiPhoneとカードを入れ物で一体化しただけなので、この類のケースだけではiPhoneからの残高照会やチャージはできません。iPhoneから残高照会やチャージを直接したいのであれば、上述のパソリやおサイフケータイジャケットが必要です。

wena wristを使用する方法

出典:http://wena.jp/

wena wristは、sonyのスマートウオッチで、スマートウオッチ機能をバンド部分に埋め込んでいるものです。AppleWatchのように液晶表示部分が無い代わりに、腕時計のメインである時刻表示部に制約がなく、デザイン豊富なのが特徴です。amazonで検索すると42件ヒットしました。

利用にあたっては、上述の「おサイフリンク」アプリをiPhoneにインストール・設定する必要があります。同じアプリを使っていますので、対応電子マネーサービスはおサイフケータイジャケットと同じです。ということは、Suicaは使えません。せっかくの腕時計タイプですから改札でピッとできれば便利なのですが。

ApplePayで電子マネーを利用する方法

ApplePayはAppleが提供する電子マネーサービスで、設定すればiPhoneのみで利用可能です。できることは

  • 1.店舗での支払い
  • 2.改札やタクシー料金の支払い
  • 3.アプリやWeb上での決済

の3つですが、1.および2.はiPhone7/7Plus(と、Apple Watch Series2)のみ可能です。3.はiPhone6,SE以降であれば対応しています。

ApplePayで使用できる電子マネー

対応電子マネーサービスは下記となっています。

  • Suica
  • Quick Pay
  • iD

ApplePayで電子マネーを使用する方法

ApplePayの設定はいかにもiPhoneらしい、簡単な作業で終わってしまいます。

  • 1.「Wallet」アプリを起動します。
  • 2.「カードを追加」をタップします。
  • 3.「次へ」をタップします。
  • 4.Walletアプリがカメラと連動しますので、該当のクレジットカード、またはプリペイドカードを枠内に写します。
  • 5.認証作業等が行われ、必要事項を記入すれば完了です。

なお、対応しているクレジットカード会社は非常に多岐にわたるので、Appleのページにて「日本」の項目を確認してみてください。これだけあれば、お手持ちのカードのどれかが対応してそうです。また、カードは複数登録可能となっています。

ApplePayで支払える代表的なお店

上述した電子マネーサービス対応店舗であれば、基本的にどこでも使えます。一例を挙げると

  • 主要コンビニ(セブンイレブン、ファミリーマート、ローソンなど)
  • デパート関係(AEONなど。ただし、WAONは非対応)
  • 電気店(コジマ、ビックカメラ、ソフマップなど)
  • 主要ガソリンスタンド(ENEOSなど)

他、飲食店等も含めるとかなり多くの店舗で利用可能です。大抵の店舗では対応カードのロゴがレジに描かれていたりしますので、確認みるとよいかと思います。

楽天Edyとは

楽天Edyは楽天系列の楽天Edy株式会社が提供する電子マネーサービスで、プリペイド(前払い)方式です。前出のFeliCa搭載の各種カードやおサイフケータイでのチャージや決済ができます(「シャリーン」と音が鳴るので有名ですね)。iPhoneについては残念ながら非対応で、先に挙げたパソリやおサイフケータイジャケットが別途必要です。

楽天Edyを利用するメリット

楽天Edyを利用するメリットは下記となります。

  • 対応店舗が非常に多い:全国規模のチェーン店であれば業種を問わず、対応していない店舗の方が珍しいくらいです。
  • 支払いに使用することで、楽天スーパーポイントが貯まる
  • ほとんど年中、ポイント5倍などのキャンペーンがどこかの店舗で開催されている

日ごろから楽天をよく使う方にとってはお得なサービスとなっています。また、対応店舗の多さも魅力です。

まとめ

iPhoneで楽天Edyを利用する方法とApplePayとの違いについて紹介しました。楽天Edyについては

  • 楽天EdyはiPhone非対応
  • iPhoneで楽天Edyを使うには、パソリやおサイフケータイジャケットが必要

となっています。日本国内の主要電子マネーサービスだけに残念です。一方のApplePayは

  • iPhone6以降で標準対応。別ハード要らずで設定が楽
  • iPhone7以降であれば店舗での支払可能
  • 対応店舗やサービスは楽天Edyほど多くはないものの、少なくて困るほどではない

という感じです。楽天スーパーポイントにこだわりがなければ、ApplePayだけでもさほど困ることはないと思われます。一方、日ごろから楽天を利用しているiPhoneユーザーにとっては、どっちつかずで悩ましいところです。Androidスマホが国内いたるところでスマートに決済できることを考えるとちょっと不便。今後に期待です。

なお、ApplePayを導入するとiPhoneがクレジットカード化するので、盗難や紛失にはこれまで以上に注意しなければなりません。「iPhoneを探す」アプリを使うと、遠隔操作で利用停止できる設定が可能ですので、忘れないようにしましょう。


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