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iPhoneの充電の仕組みとは?電池寿命と電池を長持ちさせる方法3つ

iPhoneに搭載されているリチウムイオン電池は沢山のアプリを常駐させつつ大容量の通信を行っても安定して動作する事が可能な高い性能も持つリチウム電池と言えます。

しかしながら、電池というハードウェアである以上長期間の利用に充放電の繰り返し等による性能劣化を避ける事は出来ません。

それでもその劣化速度をいろいろな方法を活用する事で遅くする事は可能です。

本記事ではその電池そのものの性能劣化をどうやって遅くするかという方法と電池そのものの寿命を延ばすような使い方をご説明致します。

従来のご利用方法では電池の寿命を短くしているという場合もありますので、是非ご一読下さい。

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iPhoneのリチウム電池の仕組み

iPhoneに使われている電池はリチウムイオン電池という種類の電池となります。

リチウムイオン電池は今までよく使われていたニッケル水素電池等に比較して高い性能を持つものですが、充放電については従来の使い方とは異なる点に注意する必要があります。

具体的な内容については後述させていただきますが、高い性能を持つ電池であるが故に利用方法についても注意する点があるとご認識いただければ問題ありません。

リチウム電池とは

iPhoneに搭載されているリチウム電池はリチウムイオンポリマー電池と呼ばれるものとなります。

この電池は従来のニッケル水素電池等の持つメモリー効果(電池を100%使い切らない状態で充電してしまうと、その充電分を100%と認識してしまい、全電池容量を使う事が出来ない現象)が起こりにくいという特徴を持っています。

従って、継ぎ足し充電を行っても利用でさる電池容量に大きな変化はありませんので、電池の残容量を気にせず充電する事が可能です。

なお、Apple社のサイトにはiPhoneのリチウムイオン電池は繰り返し充放電を行っても本来の電池性能の80%の電池容量を維持出来る様に設計されていると記載されていますので、充電に関しては非常に使い勝手のよい電池ではないかと考えます。

フル充電サイクルと放電深度の仕組み

充電サイクルとは100%の充電容量を使い切るサイクルを意味しますが、これは一度に電池容量を使い切るという意味だけではありません。

例えば電池容量の50%を利用してかフル充電を行い、その後電池容量25%の利用を2回行う事で1充電サイクル(容量100%利用)と考えます。

また、放電深度はバッテリーそのものが持つ電気容量に対する放電量の比率となり、100%の充電状態から75%を放電(利用)したとすると放電深度は75%となります。

この2つはバッテリーの劣化に密接に関連する指標として考えられており、満充電から放電深度100%まで利用した場合にバッテリーへの影響が最も大きくなり、劣化を早めてしまう事になります。

放電深度を100%で利用した場合と50%で利用した場合では、フル充電サイクルの上限数(劣化速度)が3倍近く変わるといったデータも見受けられますので、放電深度(バッテリー消費量)については普段の利用時から注意していただく事をおすすめします。

[過放電]と「過充電」は劣化を早める

前項にて触れさせていただきましたフル充電サイクルと放電深度に関連するのですが、過充電と過放電といった状態もバッテリーの劣化を早めてしまうので、そういった使い方は出来る限り避けていただく事をおすすめします。

過放電については、バッテリーの残容量が0%になった状態においても充電を行わず、そのままの状態でiPhoneを長く放置してしまう事で過放電状態となってしまいます。

この過放電状態では正しく再充電されないといった問題が発生する場合があり、最悪バッテリーを交換しなければならない事態にもなりかねません。

また、リチウムイオンバッテリーへの過充電は非常に危険である為、iPhoneのみならずJチウムイオンパッテリーには充電機構に制御回路が組み込まれていて適切に充電圧を制御しています。

しかし、それでも満充電でも電源に接続した状態を維持する事でバッテリー及び充電機構そのものに負担が掛かりますので、こちらも普段のご利用では避けていただく事をおすすめします。

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充電を長持ちさせる方法9つ

iPhoneのリチウム電池に関してどのような使い方をすると悪い影響を与えてしまうのかといった観点でご説明致しましたが、充電された状態のリチウム電池を出来るだけ長く維持させるにはどういった方法があるのかを考えてみます。

画面の明るさを調節する

分かりやすく効果が出る方法として、画面の明るさを暗くする事でリチウム電池の消費電力を抑えるという事が可能です。

同様の効果がある設定としては、画面ロックまでの時間を短くする設定も考えられます。

ホーム画面・ロック画面は静止画に固定する

iPhoneのホーム画面を動画にして楽しむといった事も可能ですが、静止画であればより消費電力を低く抑える事が可能となりますので、ホーム画面及びロック画面に動画をご利用の方であれば静止画に変更される事で節電効果を上げる事が出来ます。

視差効果を減らすをオンにする

よく節電効果のある設定としてあげられるものとなります。

視差効果とはiPhoneを傾けたりした時にiPhoneが自動的に見やすくなるように調整を行う機能となりますので、意識されていない方も多いのではないでしょうか。

個人的にはこの機能のオンオフでiPhone利用の際に大きな影響は無いのかなと感じます。

よく利用するアプリはやたらと終了させない

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アプリの起動にはCPUやメモリーが利用されるので必然的に消費電力が上がりますから、頻繁に利用されるアプリであれば都度停止するより常駐させておいた方が節電効果をより得られるのではないかと考えらえます。

iPhoneの通信系の機能をオフにする

iPhoneをご利用される際にはネットワーク接続が必須と言っても良いのですが、このネットワークへの接続(通信)関する消費電力もリチウム電池の消費電力の大きな割合を占める事となります。

全ての通信を止めてしまう事はあまり現実的ではありませんので、下記のような設定をオフにする事で節電していく方法が良いのではないかと考えられます。

Wi-Fi設定

Wi-Fiの設定をオフにする事でWi-Fiアクセスポイントを探索する為に利用される電力を節約する事が可能です。

この機能をオンにしておくと常に接続可能なWi-Fiアクセスポイントを探す為に電力消費される事になりますので、オフにする事で効果的な節電効果が期待できます。

Bluetooth設定

Bluetoothに関しても設定をオンにしておく事で常に接続可能な状態を維持する事になり、こちらも電力消費されてしまいますので接続するBluetoothデバイスが無い場合にはオフにしておく事で節電効果を期待出来ます。

インターネット共有

Wi-Fjしか対応していないデバイスがある場合にiPhoneをモバイルルータの様に利用できる非常に便利機能のがインターネット共有ですが、この機能もオンしておく事でモバイル通信網との接続とWi-Fi環境での通信を行う事なるので消費電力は大きくなります。

Wi-Fiデバイス等を接続しない場合には消費電力を抑える為にもオフにしておくべき機能となります。

AirDrop

近くに存在しているiPhoneユーザに対して気軽に通信する事が出来る機能のAirDropですが、最近は見知らぬ相手に勝手に画像等を送り付けて不快な気分にさせるといった犯罪行為にも悪用されている様です。

設定をオフにする事で待機状態での消費電力が不要となりますので節電効果はあると考えられますし、悪意のある相手からの送信を受け付けない為にも送信を受け付けない設定にしておくべきではないかと考えます。

位置情報系をオフにする

位置情報はiPhoneの場所を特定するのに非常に便利な機能ですが、このアプリはその性質から常に場所情報を通信してデータ更新を行う必要があります。

そのため、長時間の利用では消費電力が大きくなってしまう可能性がありますので、必要な時だけオンにしておくような利用形態にすれば消費電力を抑える事が可能です。

アプリの通知を最低限までオフにする

ご利用されているアプリからの通知もその数によっては通信量としては少なくないのではないかと考えらえます。

個々のアプリからの通知を都度受け取るのではなく、セキュリティホールといった重要な通知のみを受け取る最低限の設定にしておく事でそれぞれのアプリの通知に関する通信も抑える事が可能となり結果的に節電効果が出るのではないでしょうか。

バックグラウンド更新をオフにする

バックグラウンド更新に関する通信設定をオフに設定すればその更新に掛かる通信量を抑える事が可能なので節電効果が期待でさます。

バックグラウンド更新は内容によっては時間が掛かり通信量も多くなるものがありますので、設定をオフにして必要となる更新については充電可能な環境で行う事をおすすめします。

次ページ:電波状況の悪い所では機内モードにする

電波状況の悪い所では機内モードにする

モバイルデータ通信にて利用する通信網は日本国内には整備されておりますが、それでも通信環境のあまり良くない環境は存在しています。

そういった環境下ではiPhoneは出来る限り強い電波を検知する為に最大出力で接続先を探索する事になります。

電波が途切れてしまうような状況ではその都度最大出力にて再度探索を行いますので、消費電力はかなり大きくなってしまいます。

電波状況があまり良くない環境であれば本来は移動する事が望ましいのですが、そういった対応が出来ない場合には機内モードにしておく事で電力を大きく消費する可能性のある接続先探索を行わせない対応をすべきです。

機内モードであればiPhoneから通信を行う事はありませんので、節電効果は大きいのではないのでしょうか。

電波状況の良い環境に移動後に通信網への接続を行っていただければと考えます。

バッテリー寿命を延ばす方法3つ

基本的にはiPhoneのリチウム電池の寿命を延ばす事は、前項までにご説明差し上げました通りにリチウム電池への負荷をあまり大きくしないという点が重要です。

特に放電深度に関しては充電されたリチウム電池からの利用量が大きくなると、フル充電サイクルの回数が減少するという相関関係がありますので、その点に留意してご利用いただく事が大切ではないかと考えます。

そういった点に注意してもリチウム電池に関しては性能劣化が避けられませんが、以下のような点を考慮して利用する事でも寿命を延長させる事は可能ではないでしょうか。

充電中はケースを外す

iPhoneを利用中には本体にもある程度の熱を持ちますが、あまり高い温度はリチウム電池にも悪い影響を与えてしまいます。

オンラインゲーム等の処理負荷の高いアプリを長時間動作させているとiPhoneそのものが熱を帯びてくる事もあり、この熱がリチウム電池に影響を与えないようにカバー等をご利用されている場合には一時的に外していただき、放熱し易い環境にてご利用いただく事をおすすめします。

高温状態でのリチウム電池の利用は、電池の劣化を早める事に繋がりますのでご注意下さい。

iPhone本体を発熱させないように気を付ける

前項と関連しますが、iPhoneにて負荷の高い処理を長時間実行したりするとその処理を行う為にiPhone内部のCPUやメモリーが熱を持ってしまう事があります。

通常であれば放熱処理にて対応可能であるところが、電池の劣化が進んでいたりする場合には想定外の温度にまで上がってしまう可能性もあります。

iPhoneの通常利用でもいつもより本体が熱いなと感じられましたら、一時的にアプリの利用を中断するもしくは電源を落としてしばらく放熱させるといった対応をしていただく事で電池の劣化を遅らせる事が可能ではないでしょうか。

充電100%の状態で充電しながらの使用は避ける

こういった利用をされている方は多いのではないでしょうか。

外出予定がある場合等は出掛ける時点でフル充電にしておきたいとお考えになり。その前にiPhoneを利用される時には充電状態のままiPhoneを操作されているといった事は比較的多くあるのではと考えます。

この利用方法はリチウム電池に高い負荷が掛かるのと同時にiPhoneそのものにも熱が発生する事になり、電池には非常に負荷が掛かる状況と言えます。

このような利用方法はリチウム電池の寿命を短くする事になりますのでやめていただいた方がよろしいと考えます。

まとめ

iPhoneで利用されているリチウム電池についてのご説明とその電池寿命を決定する大きな要因、リチウム電池の利用期間を出来る限り延ばす使い方といった事をご説明させていただきました。

リチウム電池はハードウェアとしてやはり高い負荷を掛け過ぎる事での性能劣化は避けられませんが、当記事をご参考に上手くバランスを取って充放電を行っていただく事でより長く電池性能を維持してご利用下さる事を願っております。


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