iPhoneのカレンダーも、他のカレンダーアプリと同じように自分が使いやすいようなカスタマイズを行えることをご存知でしょうか。ご自分が使いやすいようにカスタムすることによってより愛着が湧き、スケジュールの管理漏れが発生するリスクが減ります。
iPhoneでは、カレンダーアプリに日本の祝日を設定したりカスタムしたりすることができます。そこで今回は、iPhoneのカレンダーアプリに祝日を設定するする方法や手順について解説致します。
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iPhone「カレンダー」アプリに日本の祝日を表示/非表示する手順
iPhoneのカレンダーアプリでは、日本の祝日を表示したり非表示にしたりできるようになっています。
基本的には、iOS7.1以降のiOSをインストールしている方であれば日本の祝日がインストールされて標準で表示されるようになっていますが、今回はインストールされていないものとして方法や手順を解説致します。
またSIMフリーでiPhoneを購入した際には、これから解説する設定がされていないことがあるため、SIMフリーでiPhoneを購入した方や白ロムという中古でiPhoneを購入した方は確認してみましょう。
iPhone「設定」アプリの「言語と地域」で日本を選択する
まずは、iPhoneの「設定」アプリから操作を行います。「設定」を開き「一般」へと進むと、「言語と地域」という項目があります。まずはそちらの地域を日本に設定しましょう。
すると、iPhoneの時計やカレンダーは日本に合わせてくれることになります。言語に関してはお好きな言語に設定していただいて構いませんが、日本の祝日を表示するためには地域を日本に設定しましょう。
iPhone「カレンダー」アプリの「カレンダー」内にある「日本の祝日」のチェックをオン/オフする
iPhoneのカレンダーアプリで日本の祝日を表示するためにiPhoneの設定を完了させたら、続いてiPhoneのカレンダーアプリでの設定に入ります。iPhoneのカレンダーアプリを開くと、画面下に「カレンダー」という項目があります。
そちらをタップすると、「その他」の項目に「日本の祝日」がラインナップされます。1タップしてチェックを入れて、画面右上の「完了」ボタンをタップすると、iPhoneのカレンダーに日本の祝日が表示されるようになります。
このとき、連絡先に保存している方の誕生日を設定することもできるため、必要であれば誕生日にもチェックを入れて画面右上の「完了」ボタンをタップしましょう。
また、万が一このとき「JP Holidays」という項目があれば、その項目はチェックを外しましょう。チェックが入ったままになっていると、日本の祝日の同じものが2つ表示されるようになってしまいます。
そのため、チェックは必ず外しておきましょう。また、iOSがiOS7.1未満の場合、iOSのバージョンも最新のものに設定しておくようにしましょう。2018年10月時点で最新のiOSは「iOS12」となっています。
無料で最新のものにアップデートできるようになっているため、最新のソフトウェアにアップデートすることをおすすめします。
iPhone「カレンダー」アプリの「祝日」の色を好みに合わせて変更する
iPhoneのカレンダーアプリの祝日は、ご自分の好みに合わせて見やすい色に変更することが可能となっています。方法は簡単で、まずはiPhoneのカレンダーアプリを起動して先程チェックを入れた「日本の祝日」の右にある「情報マーク」をタップします。
すると、カラーを選択できるようになっています。カラーは豊富な種類があり、以下のラインナップとなっています。
- レッド
- オレンジ
- イエロー
- グリーン
- ブルー
- パープル
- ブラウン
上記の7色展開となっているため、ご自分の好みに合わせてお好きな色を設定しましょう。
ちなみに、日本の祝日以外にも職場のスケジュールや家族のスケジュールにも色を付けることができて、カラー別で分けることによって今日何の予定があるのかが分かりやすくなっています。
次ページ:iPhone「カレンダー」アプリの「祝日」のイベント通知設定をする
iPhone「カレンダー」アプリの「祝日」のイベント通知設定をする
iPhoneのカレンダーアプリで祝y実のイベントを通知設定する方法も、日本の祝日にカラーを付ける方法とほとんど同じとなっています。これまでと同様にiPhoneのカレンダーアプリを開き、画面下の「カレンダー」をタップします。
そして、その他の項目にある「日本の祝日」や入れたイベントの右にある「情報マーク」をタップして詳細を開きます。すると、画面下に「通知」という項目があり「イベント通知」のオン/オフ切り替えを行えるようになっています。
イベント通知をしてほしい場合はトグルスイッチをタップしてオンにし、通知をオフにしたい場合は緑色のスイッチをタップしてオフにします。これだけで、カレンダーのイベント通知設定は完了します。
iPhone「カレンダー」アプリの祝日が重複している場合の削除方法
iPhoneのカレンダーアプリで祝日が重複している場合は、上記でも触れたように「JP Holidays」という項目が存在している可能性があります。
ソフトウェアバージョンが最新の状態であれば表示されることはありませんが、以前までのiOSだと「照会」というこうもくに「JP Holidays」が表示されていることがあります。
そのため、「JP Holidays」のチェックを外してiPhoneのカレンダーアプリに表示させないようにしましょう。また、「JP Holidays」のアカウントを削除するということも行っておくとなお良いです。
最新のバージョンのiPhoneには「JP Holidays」のアカウントが存在しないため、以前までのiOSを想定して操作方法をご紹介致します。
「JP Holidays」のアカウントを削除するためには、iPhoneの「設定」を開き「一般」へと進み「メール/連絡先/カレンダー」という順に進みます。
するとアカウント内に「照会したカレンダー」として「JP Holidays」が入っているため、そちらをタップします。
タップしてアカウント管理画面まで進むと、画面の一番下に赤文字で「アカウント削除」という項目があるため、そちらをタップします。
すると「JP Holidays」は削除され、iPhoneのカレンダーに表示される日本の祝日の重複が解消されます。こちらの方法は以前までのiOSに対応しているため、問題が解決しないという場合はまずiOSを最新のバージョンにしてみましょう。
iPhone「カレンダー」アプリに海外の祝日を表示させる方法
iPhoneのカレンダーアプリに、日本の祝日以外にも海外の祝日を表示させたい場合は、iCloudを利用します。こちらでは、公式でも案内されているようMacを使った方法で解説致します。
- iOS、MacOSを最新のバージョンに設定しておく
- 全てのデバイスで同じiCloudにログインをする
- Macからカレンダーを開き、「ファイル」を開く
- 「新規照会カレンダー」を開きカレンダーのWebアドレスを入力してから「照会」をクリック
- 「カレンダーの名前」とカラーを識別しやすいものにしておく
- 「場所」のメニューから「iCloud」を選択して「OK」をクリックする
上記の方法で、iPhoneで海外の祝日を表示させることができます。
まとめ
いかがだったでしょうか。
iPhoneのカレンダーアプリは、ほとんど毎日使うと言っても過言ではないほどによく使うアプリです。そのため、iPhoneのカレンダーアプリを見やすく表示させるという設定がかなり重要になってきます。
iPhoneのカレンダーは別のカレンダーと同期することでさらに使いやすくなりますが、そちらに関しては別の記事でご紹介しているのでそちらをご参照下さい。
iPhoneのカレンダーアプリでは日本の祝日以外にも海外の祝日を表示させることができるため、グローバルに活躍される方は是非活用してみて下さい。
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