Home / 自動車 / 電気で動く軽自動車「i miev」の特徴と魅力

電気で動く軽自動車「i miev」の特徴と魅力

i miveは、三菱 iの車体に、ガソリンエンジンの代わりに大容量のリチウムイオン電池を搭載した三菱自動車が販売、展開する世界初の量産型電気自動車です。グレードは2種類存在し、両グレードの価格が200万円台と電気自動車の中では比較的購入しやすい金額設定です。今回はi mievの魅力と他の軽自動車の違いについて書いていきます。

スポンサードリンク

電気で動く軽自動車「i miev」

i miveの車体はコンパクトで可愛らしいですが、立派な電気自動車です。自動車種別として軽自動車に該当しますので、女性でも運転しやすい電気自動車となっています。

i mievって?

i miveの原型は元々、三菱が2006年から発売を開始していた三菱 iが原型となっています。三菱 iの車体に永久磁石式同期電動機と重量が200kgのリチウムイオン電池を搭載しており、ガソリンの完全にいらない、電気のみで走る軽自動車、それがi miveです。

電気自動車とは?

電気自動車とはその名の通り、従来の自動車を駆動させるための燃料として必要とされていたガソリンを使用せず、電気のみで駆動する自動車で、EV(Electricvehicle)とも称されています。

ガソリン車との違いは、「エンジンがモーター」「バッテリーが蓄電池」などの変化がありますが、基本的には従来型のガソリン自動車と変わらない乗り心地を体感できるはずです。

ハイブリッド車との違いは?

ここで気になるのが、日本ではおなじみのハイブリッド車です。現在の日本では、エコカーといえばハイブリッドカーが主流であるのは間違いありません。現在、ハイブリッドカーも「HV」だけではなく「PHV」や「PHEV」さらには「FCV」など多種多様です。

これだけ種類があるとよくわからない、といった人も多いでしょう。電気自動車「EV」そして三菱i miveの魅力を最大限にお伝えするためにも、各ハイブリッド車に関しても説明していきます。

「HV」とは?

まずHV(Hibrid vehicle)ハイブリッドカーに関してですが、ハイブリッドカーはガソリンエンジンと電気を組み合わせた自動車です。

ハイブリッドとは「異種の組みわせ」という意味もあり、ガソリンエンジンと電気の組み合わせを意味しています。

ハイブリッド車は電気のみ、ガソリンのみ、そして電気とガソリンの組み合わせといった多種多様な走り方できますし、従来のガソリンスタンドで普通に給油もできますので、日本ではとても人気のあるエコカーの部類になります。

「PHV」とは?

PHV(PluginHybrid)はハイブリッド車の性能にプラスして、電気の充電を家庭用コンセントなどからもできるように開発された、新世代型のハイブリッドカーです。

現在、電気自動車の充電のためのインフラは着々と進んではいますが、やはり普及率は都市部に集中しており、地方ではまだまだ未発達な部分も多いです。

最近では、カーディーラーや自動車整備工場に電気自動車の充電施設が併設されていることも多く、今後のインフラの充実度が電気自動車普及の鍵となりそうです。

また、プリウスをはじめとするPHVは本体価格のみで350万円~400万円オーバーとかなり高価な部類になりますので、一般ユーザーに浸透するのはまだまだ先の話となりそうです。

「PHEV」とは?

PHEV(Plugin Hybrid Electric Vehicle)とはPHVと同じものの略です。PHVはトヨタ自動車の呼称、PHEVは三菱自動車が採用している呼称で、三菱アウトランダーがこのPHEVに属しており、代表的な車種となります。

「FCV」とは?

FCV(Fuel Cell Vehicle)は燃料電池自動車です。燃料は水素を使用しているので、排気ガスや有害な物質は一切発生しません。水素と酸素を組み合わせて化学反応を起こし、電気を発生させてエンジンを駆動させています。

トヨタのミライが代表的な車種ですが、価格とインフラ整備が追いついていないため、普及にはまだまだ大きな課題が残されています。

世界の流れはEVに傾いている?

現在、様々なシステムの自動車が発売されてきていますが、世界ではどのような流れになっているのでしょうか?

実は世界では、急速に電気自動車に市場がシフトしてきているのが現状です。2017年の7月には、フランスが事実上のガソリン車撤廃の動きを鮮明に打ち出しました。

これに追随するように、イギリスも2040年までに、ガソリン車とディーゼル車の販売中止を表明、欧州のカーメーカーもこの発表を受け、ガソリン、ディーゼル車製造中止を発表しはじめており、時代は急速にEVの方向に傾きはじめてきました。

このことから考えると、日本でも急速にEVの流れが加速していきそうです。

i mievの特徴と魅力

世界で急速にEVシフトが進みそうな予感の中、世界初の量産型電気自動車であるi miveには注目が集まる可能性があります。

世界初の量産型電気自動車である他にも、i miveには様々なEVとしての魅力がありますので、ここではi miveの特徴と魅力に関して取り上げていきたいと思います。

価格が安い

i miveの魅力でもあり特徴の一つが、その価格帯にあります。通常の電気自動車が一番安くても300万円は切らないところを、i miveは200万円代と電気自動車としては低価格の部類に入ります。

もちろん、軽自動車という点で普通車とは価格の差が発生するのは当たり前ですが、手軽に電気自動車を日常生活に取りいれたいと思う人にはベストな選択です。

1回の充電で100km以上の走行も余裕

電気自動車で気になるのが走行距離です。i miveもそのあたりが気になるところですが、i miveは公称値としてグレードMが120km、グレードXで172kmとなっています。

一般的な人の1日の走行距離は約40kmといわれていますので、日常で使用するには全く問題ないレベルです。

燃費が安い

電気自動車の最大のメリットともいえるのが燃費です。通常のガソリン車は1km走行するたびに、約15~20円ほどを消費する計算になりますが、i miveですと1km走行で約2円と、圧倒的に燃費がよく、経済的です。

自宅充電も可能

電気自動車の最大の課題はインフラの整備です。最近は電気自動車の充電施設も目立ってきはじめましたが、まだまだ完全普及とまではいっていません。

i miveは、自宅の100V電源からも充電が可能ですので、1日の終わりに携帯電話と同じような感覚で充電を行うことが可能です。

極端な遠出となるとインフラの心配がありますが、日常使う際には問題がなく、経済的にも家計にプラスになる電気自動車です。

軽自動車なのに加速がいい

実用的な魅力を書くと、i miveはとても加速がいいです。i miveにはECOモードと通常モードと2つのモードを選択できますが、ECOモードですと通常の軽自動車のような走りをみせます。

しかし通常モードですと、加速性能が普通車以上に一気に上がります。これは電気モーターの成せる技術で、ゼロベースから一気に最大トルクまで持っていくレスポンスの速さが特徴です。よりスポーティーな走りをみせる軽自動車を探している方にはおすすめです。

運転中の車内が静かである

電気自動車の特徴として、エンジンを使用していない分、静音性能に優れているということです。

電気モーターですので、振動も少なく、特に低速走行の場合にはほとんど音がしないため、逆に違和感を感じるぐらいではないでしょうか。

特に車内で音楽や映画などをよく楽しむ、といった人は、この静音空間はとても魅力的に感じるはずです。

運転席が広い

軽自動車の弱点として共通しているのが、車内空間の狭さです。最近は室内空間の広さをアピールしている軽自動車も増えてはきていますが、多少大柄な男性が運転席に座ると窮屈なのはやはり変わりません。

i miveは運転席をかなり広く確保しており、特に足元がかなりゆったりとした作りになっており、快適に運転を楽しめます。

助手席側も同様に広めのスペースを確保してあるので、小人数のドライブならば、ストレスフリーで快適に目的地まで到達できます。

補助金利用で安くなる

i miveに限った話しではありませんが、電気自動車購入を検討の際は、国からの補助金もありますので、それを利用しない手はありません。

補助金も国からの補助金、そして地方自治体からも支給される場合がありますので、うまくいけば数十万円単位の補助金が交付される可能性があります。

補助金を受けとることができれば、グッと購入金額も抑えられますし、その後のランニングコストも考えると、より電気自動車を身近に検討できると思います。

他の軽自動車と迷っているなら。こんな人にi mievはおすすめ!

「imiveは良さそうだけど、他の軽自動車と迷っている」という人も多いと思います。ここではimiveと他の軽自動車と迷っている人向けに、「こんな人はi miveがおすすめです。」といった理由を書いていきます。

走行距離がそこまで多くない人

i miveは1回の充電で走行できる距離がグレードによって異なりますが、約100kmを目安にしておくといいでしょう。

100kmという距離をどう捉えるかは人次第ですが、軽自動車購入をセカンドカーなどの用途で検討している人などは、一回の走行距離で100kmを超える人はなかなかいないのではないでしょうか。

その後のトータル的なメリットを考えるならば、i miveはおすすめできます。

できるだけランニングコストを抑えたい人

i miveは完全な電気自動車ですので、ガソリンを給油する必要がありません。ガソリン価格はその時々で価格の変動が激しいですが、電気代は基本的には一定です。

また、i miveですと1km走行で約2円と経済的にはかなりお得です。ガソリン代をできるだけ抑えたい人にはi miveはいい選択かもしれません。

手軽に電気自動車の加速性能を味わいたい人

手軽にとはいっても、i miveも200万円以上はする自動車です。しかし、他の電気自動車よりは安価であることは間違いありません。

電気自動車の特徴の一つでもある、ゼロベースから一気に最大トルクまで持っていくという加速性能を日常的に体感してみたいが、必要な車は軽自動車なんだよね、という人にとってはi mive一択です。

軽自動車でゆったりとした空間で運転したい人

i miveは運転席、助手席のスペースをかなり広く確保してあります。これはホイールベースがかなり長いためですが、軽自動車にしては、かなりゆったりとした感覚でドライブが堪能できます。

それに加えて電気モーターということもあり、ガソリン車やディーゼル車特有のエンジン音や振動がほとんどありませんので、軽自動車でストレスフリーで音楽などを楽しみながらドライブしたい人にはおすすめです。

補助金が受けられる人

電気自動車に対する補助金は国から交付されますが、自治体によっても交付されています。自治体から交付されるかどうかは、お住まいの自治体に直接問い合わせる必要があります。

もし、自治体からも交付されるとあれば、うまくいけば補助金を二重、三重と受け取ることが可能かもしれません。そうなれば、かなりお買い得に電気自動車を購入できる可能性が高まります。

i miveで快適なドライブと低コスト、近未来を体験しよう

世界初の量産型電気自動車であるi miveですが、名前を変えて世界各国でも販売が行われており、今後、欧州の電気自動車シフトが進むたび、その知名度、販売台数もさらに向上していくでしょう。

日本では電気自動車が2007年に販売が開始されましたが、当初の販売台数はわずか200台程度でした。これが年を追うにつれ上昇していき、2016年代には6万台を突破するなど、順調に日本の電気自動車市場は成長を遂げています。

しかし、電気自動車は未だに高価で、インフラの問題もある、と思っている人も多いようなのですが、一定の条件に合致する人にとっては、電気自動車、とりわけ軽自動車であるimiveはベストチョイスに成りえる存在です。

自宅充電、十分な室内広さ、ストレスフリーな加速性能、そしてなにより、地球を汚していないという満足感は、電気自動車でないと味わえない体験ではないでしょうか。

今後、欧州が電気自動車へのシフトを進めるなか、日本でも東京オリンピックが控えており、エコへの関心がさらに進んでくるのは間違いないでしょう。

現在、軽自動車購入を考えている人は、一足先に近未来を体験してみてはいかがでしょうか。


スポンサーリンク