GoogleハングアウトはGoogleアカウントがあれば誰でも気軽に利用できるビデオ通話サービスです。1対多のウェブセミナーや、ビジネスでのビデオ会議にも利用されることが多く、SkypeやUstreamと比較しても、非常に使い勝手の良いビデオ通話サービスとなります。
Googleハングアウトでできること、ハングアウトならではのメリット、最大の特徴でもある画面共有の方法についてご紹介していきますので、ビデオ通話サービスをお探しの方は是非参考にしてみて下さい。
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Googleハングアウトを使うメリット4つ
Googleハングアウトは、数多くあるビデオ通話サービスの中でも、Googleが運営していることもあり、その品質と使い勝手の良さが非常に優れています。早速Googleハングアウトのメリットについて見ていきましょう。
最大25人までビデオ会議に参加できる
Googleハングアウトのメリットの一つとして、一度に最大25名までビデオ通話を行うことができる点です。
GoogleハングアウトはGoogleのビジネス向けサービスG suiteにも搭載されており、社内会議でも使われることが多いサービスですが、25名まで同時に会議することができるため、ビジネスの用途であっても問題なく利用することが可能です。
また、ビデオ通話でない、テキストメッセージのみでの「会話」機能も用意されており、こちらは150名まで同じグループで利用することができます。
Googleアカウントを持っていないユーザーも招待できる
Googleアカウントを持っていれば、ハングアウトの招待画面で名前もしくはメールアドレスを利用してビデオハングアウトに招待することができます。
-+また、招待したいユーザーがGoogleアカウントを持っていない場合でも、ハングアウトの招待用リンクを送付することで、ビデオハングアウトに招待することができます。
ビジネス用途の場合には、必ずしもGoogleアカウントを所持している訳ではないため、リンクのみで招待できる機能はとても便利です。
無料通話ができる
双方がGoogleアカウントを所持している場合は、Googleハングアウトから無料通話をすることができます。チャットで話していて電話をしたくなったら、画面の電話マークを選択することですぐに電話会議を始めることができますので、大変便利です。
また、電話番号を使った通常の通話もGoogleハングアウトから行うことができますが、こちらは料金がかかるため、事前にクレジットカードでチャージを行うことが必要になります。
特に音声品質等に問題がなければ、無料のGoogleアカウントでの通話で十分ですので、間違って利用しないように注意しましょう。
既読で読んだかどうかが確認できる
既読機能と言えばLINEが有名ですが、Googleハングアウトのチャット画面ではより詳細な相手のステータスを知ることができます。メッセージが奇特なのかどうかはもちろん、現在オンラインの状態なのか、スマートフォン/PCなどどの端末からアクセスしているのか、また返信を入力中は「…」と表示されます。
相手のステータスがより詳細にわかるため、返信を待つかどうか、電話をするかどうかなど、より適切なコミュニケーションを取れるのがハングアウトの一つの魅力です。
Googleハングアウトで出来ること4つ
ここまでGogoleハングアウトのメリットについてご紹介してきましたが、次はGoogleハングアウトの機能、できることについて詳しく見ていきましょう。Googleハングアウトの利用を検討されている方は必要な機能が備わっているかチェックしてみてください。
チャット
Googleハングアウトでは1対1、グループでのLINEのようなチャット機能があります。そのため、電話やビデオ通話の必要のない簡単な連絡はこのチャットを通じて行うことができます。
また、メリットでも紹介しているように、Googleハングアウトのチャット機能は既読等のステータス把握の機能が充実しているため、他のチャット機能よりも使いやすさの面で優れています。ビジネス用途にも十分対応可能なチャット機能ですので、仕事で使う方にとっても安心です。
画面共有
Googleハングアウトのビデオ通話機能では、ハングアウトを利用している端末のデスクトップやアプリケーション画面を、参加者全員に共有する機能が用意されています。
そのため、プレゼンテーション資料を画面共有して会議を進めたり、サイトやソフトの使い方などを説明するのにも非常に便利です。
ビジネスシーンでも大活躍する画面共有機能ですが、大人数に対してウェブ上でセミナーを行う方にとっても非常に便利な機能です。動作の安定性も高く、安心して利用することができます。
次ページ:メモ
メモ
また、Googleハングアウトでのビデオ通話中においては、Googleドキュメントを利用して文章を作成することができます。会議を進めながら議事録を共有することができるため、話が四散せずにまとまりやすくなります。
ビジネスシーンでGoogleハングアウトのビデオ通話を利用する場合には、画面共有とメモ機能を駆使して、効果の高い時間にできるようにしていきましょう。
無料通話
メリットでも紹介しましたが、Googleハングアウトには、Googleアカウントを利用した無料電話機能が用意されています。
Googleアカウントを持っていれば無料で音声通話をすることができますので、チャット機能で会話をしていて、電話に切り替えたい時も料金を気にすることなく利用することができます。
相手のステータスがスマートフォンでの閲覧状態であれば問題ありませんが、パソコンでの閲覧状態の時には、必ずしも音声通話に出てくれるとは限りません。そのため、無料通話を利用する際には一言断りを入れてから連絡すると親切でしょう。
Googleハングアウトで画面共有する前の準備
Googleハングアウトを利用するために必要なことは非常に少なく、誰でも気軽に利用を開始することができます。これだけの充実したサービスにも関わらず、一般利用に関しては基本的に無料で利用することができるのも大変魅力です。
Google Chromeブラウザを入れておく
Googleハングアウトは他のブラウザからでも利用することはできますが、やはりGoogle Chromeとの親和性が高く、利用する際にはGoogle Chromeのブラウザをインストールしておくのをおすすめします。
ハングアウトで新着メッセージやビデオ通話などの連絡があった場合でも、GoogleChromeにハングアウトの拡張機能をインストールしておけあ、デスクトップやスマートフォンの画面に表示されますので、すぐに対応することができます。
GoogleアカウントまたはG Suiteアカウントの作成
Googleハングアウトを使いこなすには、やはりGoogleアカウント、もしくはビジネス用途のG Suiteアカウントを持っておくことが必要です。Googleアカウントを所持していなくても、招待リンクをもらえればビデオ通話等にも参加することができますが、やはり使い勝手が悪くなってしまいます。
ハングアウトを定期的に利用することを検討されている方は、是非Googleアカウントを作成しておいてください。
(音声のやり取りをする場合)カメラ、マイク、スピーカー/ヘッドフォンの用意
Googleハングアウトの音声通話やビデオ通話の際には、カメラ、マイク、スピーカー等が必要になります。最近のデスクトップやノートパソコンでは内蔵されているものがほとんどですが、念の為チェックしておくと良いでしょう。
また、内臓されていない場合には、別途購入することが必要になります。特にマイク、スピーカーはヘッドフォンタイプにするか、据え置き型タイプにするかは用途によって優先度が変わってきますので、利用シーンに合わせて選ぶようにすると良いでしょう。
Googleハングアウトの色々な使い方
画面共有
繰り返しになりますが、Googleハングアウトの最大の特徴は画面共有機能にあります。ビデオ会議をする際に、共通の資料やソフト画面を共有することができますので、遠隔地同士であっても、まるで同じ場所にいるかのように会議を進めることができます。
一度利用したら離れられないとても便利な機能になりますので、Googleハングアウトの利用を開始された場合にはまずはお試しで画面共有機能を使ってみて下さい。
社内限定/公開の切り替え
G SuiteアカウントでのGoogleハングアウトは基本的に社内限定がデフォルトで設定されており、社外の方と共有する際には一言注意書きがでます。
ウェブセミナーなどを社内から社外へ発信する場合には、外部へ公開することもできますので、用途に応じて設定のオン/オフをしていくと良いでしょう。
ビデオハングアウト
Googleハングアウトではチャット機能や音声通話機能など、基本的なコミュニケーション機能がついていると同時に、ビデオハングアウト機能がついています。
画面共有機能や、メモの作成機能などもこのビデオハングアウトを利用する時に利用する機能となりますので、Googleハングアウトを100%使いこなすためにも、ビデオハングアウトを積極的に使っていきましょう。
まとめ
Googleハングアウトは、個人/ビジネス問わず、集団内のコミュニケーションを円滑にしていくための画期的なサービスです。
Googleが運営しているため安定性が非常に高く、ビデオハングアウトで画面共有をして、資料やソフトを全員で参照しながら議事録を見て話し合いを進めていくことができます。
これから社内でのコミュニケーションツールを検討していく法人の方や、組織内での連絡ツールをお探しのかたは、是非Googleハングアウトの利用を検討してみて下さい。
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