普段からGmailを使っている方は、ファイルを添付する際に「ファイル容量が大きすぎて送れない。。」と困ったことはありませんか。Gmailには添付できるファイル容量に制限があるため、大容量のファイルは普通どおりのやり方では送れません。
ここでは、Gmailの添付ファイルの容量制限や大容量ファイルの送り方、iPhoneやAndroidスマホで画像圧縮する方法などについて紹介しています。
最近、Gmailを使い始めた方や、これから利用を検討している方は、ぜひ参考にご覧ください。
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Gmailで添付できるファイルの制限

Gmailで添付できるファイルには制限がありますので、いくつでもファイルを添付したり、重すぎるファイルを添付することはできません。どれくらいの容量までのファイルを添付できるのか、しっかりと把握をしておきましょう。
25MBまで添付できる
Gmailで添付できるファイルの容量は最大25MBまで可能です。25MB以下の容量であれば、写真は動画、WordやExcel、PowerPoint、Keynoteなど、さまざまなファルを添付して相手に送信できます。
また、複数のファイルを添付する場合は合計で25MBが超えなければ、そのまま相手に送信できます。
もし、添付ファイルが25MBを超える場合は、ファイルは添付されず、Googleドライブのリンクがメール内に自動で追加されるようになっていて、メールの受診者はリンクを使ってファイルをダウンロードすることが可能です。
Gmailにファイルを添付する際の方法は下記のとおりです。
- パソコンやスマホでGmailを開きます
- 「作成」を選択して添付アイコン(クリップマーク)を選択します
- 添付したいファイルを選び「開く」を選択すればファイルがアップロードされます
もし、添付したファイルを送信前に削除したい場合は、添付ファイルの横にある「☓」マークをクリックすればファイルの削除が可能です。
大容量のファイルを送る方法

Gmailの添付ファイルの最大容量が25MBまでですが、送信の仕方を工夫すれば25MB以上のファイルを添付して相手にメールを送信できます。ここでは、大容量のファイルを送る方法について見ていきましょう。
Googleドライブにファイルをアップロードして共有
25MB以上の大容量ファイルでもGoogleドライブにファイルをアップロードして共有する方法であれば、相手へ送ることができます。方法は下記のとおりです。
- Gmailの新規メール作成画面を開き添付マーク(クリップアイコン)を選択して大容量ファイルを選択します
- 「送信しようとしているファイルは、添付ファイルの上限サイズの25MBを超えています」というメッセージが表示されるため、「Googleドライブを使用して送信」を選択します
- 「Googleドライブを使用してファイルを挿入」画面が表示されるため、相手に送りたい大容量ファイルをドラッグ&ドロップします
- そして、送りたいファイルを指定して「アップロード」を選択するとメール作成画面にファイルが添付されます
- メールを送信しようとすると「ドライブのファイルが受信者と共有されていません」とメッセージが表示されるため「共有して送信」を選択します
これにより、相手にはGoogleドライブのリンクが送信され、受信者はリンクからGoogleドライブのファイルにアクセスし、ダウンロードが可能になるという仕組みです。
メールで送信されるのはリンクなので、ファイルがどれだけ大容量でも相手に送信できます。ただし、受信者にはファイルをダウンロードしてもらう必要があるため、相手にはファイルをダウンロードできるだけの空き容量が必要です。
次ページ:ファイル転送サービスを利用する
ファイル転送サービスを利用する
Googleドライブにファイルをアップロードしてリンクを送る方法以外にも、相手に大容量ファイルを送信する方法があります。
それは、ファイル転送サービスを利用する方法です。ファイル転送サービスの仕組みは、Googleドライブを使った方法とほぼ同じで、ファイルの保管先がGoogleドライブからサービス提供元のクラウドストレージに変わるだけです。
事前に、相手に送信したいファイルをクラウドストレージへアップロードをすると、リンクが発行されますので、そのリンクを相手に送信します。受信者は受け取ったメールからリンクにアクセスして、ファイルをダウンロードすれば完了です。
ファイル転送サービスも一定容量までであれば無料で利用できますので、Googleドライブに空き容量がない場合などにおすすめです。いくつかのファイル転送サービスがあるため、自分に合ったサービスを探してみてください。
iPhoneで画像を圧縮する方法
iPhoneを使って画像を圧縮することも可能です。方法は大きく2つあり、プリインストールされているメールアプリを使って圧縮する方法と専用アプリを使う方法があります。どちらも簡単ですので、利用しやすい方法で圧縮してみましょう。
iPhoneの「メール」アプリで圧縮する
iPhoneに最初からインストールされている「メール」アプリを使って画像を圧縮することができます。画像の圧縮方法は簡単で、大容量の画像を添付してメールを送信しようとすれば、画像サイズのメニューが表示されるため選択するだけです。
下記が、メールアプリを使った画像の添付方法と画像圧縮方法の詳細です。
- 「メール」アプリの新規作成画面を開きます
- 本文入力箇所で長押しするとメニューが表示されるため「写真またはビデオを挿入」を選択します
- アルバムが開くため添付したい希望の画像を選択します
- 「送信」をタップすると「小」「中」「大」「実際のサイズ」の画像サイズメニューが表示されますので希望のサイズを選択すれば画像サイズの圧縮が可能です
アプリを使って画像を圧縮する方法
「画像圧縮」アプリなど、iPhone向けの画像サイズ変更アプリを利用することで、画像サイズを圧縮することが可能です。アプリによっては、1つの画像だけでなく、複数の画像を一括して圧縮することもできます。
Androidで画像を圧縮する方法
iPhone同様、Androidスマホでも「メール」アプリや画像圧縮アプリを使って、画像サイズを変更することができます。どちらの方法も確認し、利用しやすい方法で画像を圧縮しましょう。
「メール」アプリで圧縮する方法
iPhone同様、Androidスマホでも「メール」アプリで画像サイズを圧縮することが可能です。Androidの場合も画像を添付すると「画像サイズを変更」のメニューが表示されるため、「元の画像」「中」「小」などから、希望のサイズを選択すれば、画像サイズの変更が完了です。
画像圧縮専用アプリを使う方法
Androidスマホも「Image Shrink lite」など、専用の画像圧縮アプリを使うことで、画像サイズを変更して添付・送信することが可能です。プリインストールされたメールアプリやキャリアメールを使っていない場合は、画像圧縮アプリを使って圧縮するようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか?
Gmailでは25MBまでという容量制限がありますが、Googleドライブやファイル転送サービスなどを利用すれば、25MB以上のファイルでも相手に送ることが可能です。
ただし、受信者はダウンロードする必要があるため、あまり重いファイルは送らないようにしましょう。これらを参考にして、是非快適にGmailを使いこなしてください!
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