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【初心者向け】電気自動車の充電の方法と料金など徹底解説

皆様は電気自動車とお聞きになった際に何を想像されますか。

まだ、市場的には電気自動車より電気モーターとガソリンエンジン動力を併用したハイブリッドモデルの自動車が多くのメーカーから発売されている状況ですので、電気自動車と言えばハイブリッド車という感覚を持たれる方が非常に多いのではないでしょうか。

今回はその2つの動力系統を持つハイブリッド車ではなく電気モーターのみを動力とする電気自動車について、どういった充電方法や場所があるのか、その費用はどのくらいなのかという観点から電気自動車というものをご説明していきます。実生活で電気自動車がどういった形で活用できるのかといったイメージをつかんでいただければ幸いです。

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電気自動車を充電するには

電気自動車は電気の力でモーターを動かし車の動力として利用していますので、その電気を自動車の中にためておく必要があります。

身近な例を上げると乾電池の様な蓄電池を車に搭載しその電池を充電しておく必要があるのでその方法をご説明します。

おもに2種類の方法がある

電気自動車への充電方法は主に2つの方法があり、普通充電器を利用する場合と急速充電器を利用する場合の2通りが考えられます。

普通充電器

普通充電器の場合は充電先の蓄電池の容量にもよりますが、あまり電圧を上げないで充電する為、数時間の充電時間が必要となります。

長時間移動を行わない場合(自宅や移動後の宿泊先等)で利用される場合が多いのではないかと考えます。

急速充電器

急速充電器は充電する際の電圧を高めて普通充電器より短時間で蓄電池に充電を行えるもので、約30分で80%程度の充電が可能なものもあります。

EVとは

電気自動車の事を英語で表記するとElectric Vehicle となり、その略称がEV となります。

EVはガソリンを利用する従来の自動車に比べて排気ガスを生成しない点で地球環境にやさしく、かつ経済的で静粛性に優れると評価されています。

家で充電する

電気自動車には充電設備が必要ですから、自家用車であれば自宅、社用車であれば会社の駐車設備に充電設備が必要になります。

基本的には車の販売店への依頼もしくは電気工事の資格を持った電気店などに工事を依頼して下さい。

問題が無ければ電源と車とを接続するだけで充電する事が出来る筈です。

戸建住宅での普通充電

戸建の自宅敷地内に駐車スペースがあれば、そのそばに電気自動車向けの電源を新設工事する事で対応可能となります。

EV向けの電源回路は住宅内で通常使用のものと共用するか別にするかで工事費用と以降の電気料金が変わる事があります。

コンセントにつなぐだけでできる!

現在市販されている電気自動車は100V電源にて充電できるようになっていますので、各自動車メーカーの充電用ケーブルをコンセントに接続する事でどなたでも対応可能です。

用意するもの

充電スタンドには普通充電器のコンセント型と充電ケーブル付の2種類があり、コンセント型の場合には車截している充電ケーブルを利用する必要があります。※充電ケーブル付の場合には不要です。

手順

ご利用中のEVの仕様に合った充電ケーブルを自動車側コネクターに差し込み、ロック機能が有ればロックします。

その後、充電設備側のコネクターへ接続する事で充電が自動的に開始され、LEDにて充電状態の確認が可能です。

分譲マンションでの普通充電

分譲マンションの場合、駐車場は共有スペースとなり個人が勝手に充電設備を設ける事は出来ませんので、必要な場合には管理組合等に相談して住民各位への説明と利用方法及び電気料金の負担等について合意を得て設備を設けるといった対応となります。

賃貸マンションでの普通充電

賃貸マンションの場合は、マンションの所有者との調整を行う必要があり、その上で設備の工事費用負担及び電気利用料金の負担、将来的なメンテナンス等をどういった条件になるかを合意する必要があります。

注意事項

EVへの充電といっても、通常の電気製品への充電と同様に感電や漏電等には注意する必要があります。

特に急速充電器は一般的な普通充電器より電圧が高いので取り扱いには十分注意して下さい。

EV充電用以外のコンセントは使用しない

EV用のコンセントは電気自動車の充電専用として想定されていますので、その他の用途では使用禁止です。

これは他の電気機器を接続する事で安定した電流・電圧で充電される前提が変わってしまう事と電気の流れが不安定になり不十分な充電や最悪の場合は焼損等の被害が発生する事が懸念される事が理由です。

延長コードやアース変換プラグを使用しない

専用の充電用ケーブルに他の部品を接続して長さを変えたりする事も禁止です。

これも設計では想定されていない接続であり、不十分な接続からの異常加熱や異物が挟まったりする事で漏電・火災等の事故が発生する可能性も考えられる事が理由です。

 

次ページ:「外で充電する」

外で充電する

自宅ではなく旅行先の目的地での充電や移動途中の経路での充電もEVでの移動には必須となります。

これらの外での充電では充電スタンドの利用が考えられ、2017年時点で日本国内にて20,000基以上の充電スタンドが設置されています。

充電スタンドのおもな種類

充電スタンドには普通充電器と急速充電器のいずれかが設置されていますので、必要に応じて利用して下さい。

ポール型普通充電器(ケーブルあり)

 

充電ケ-ブル付の普通充電器となり、商業施設や宿泊施設等の公共利用目的といった場所に設置される事が多いタイプです。

ポール型普通充電器(ケーブルなし)

コンセント型普通充電器となり、一般的な自宅敷地内での充電設備に多く利用されているものとなり、充電用ケーブルはご利用中のEVに適合した専用のもの接続します。

急速充電器

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高速道路のサービスエリア等に設置されている事が多いタイプとなり、普通充電器に比較して短時間である程度の充電が必要となるような利用形態に適していますが、設備を設けるコストが普通充電器より高くなります。

充電スタンドで充電する手順

充電する手順は基本的に電源に接続されている充電ケーブルをEVに接続し、必要な料金を支払って充電する事になります。

ポール型普通充電器(ケーブルあり)

EVを充電スタンドの近くに停車させて、EVのスイッチをオフにし、確認してからEV側の充電プラグカバーを開き、充電スタンドの電源にケーブルが接続されている事を確認してからEV側の充電プラグに接続します。

必要に応じてロックを掛けて充電料金を支払って充電します。

ポール型普通充電器(ケーブルなし)

基本的にはケーブルありの充電スタンドとほぼ同じですが、ケーブルは車載の専用ケーブルを利用する事になり、先に電源側を接続してからEV側に充電ケーブルを接続して下さい。

料金の支払いはケーブルありの充電スタンドと変わりません。

急速充電器

普通充電器より電圧と電流が大きい為、ケーブルはスタンドについている専用の充電ケーブルを利用して下さい。

利用料金

EVに必須となる充電ですがこの充電も無料という事ではなく、ガソリンエンジン車がガソリンスタンドで給油する際に費用を払うのと同様に電気の利用料を支払わなければいけません。

充電スタンドの利用料金

一般的に充電スタンドはいくつかのサービスに分かれており、その都度料金を支払って利用するか、定額料金サービスに加入して利用するかのいずれかになります。

NCSカード

日本国内の自動車メーカー4社(トヨタ・日産・ホンダ・三菱)が設立した会社が提供する充電サービスで「チャージスルゾウ」という充電カードを販売しています。

このカードでNCSネットワークの充電器は全て利用可能ですが、充電サービスを「一般・急速・両方」の3種類に分けており、それぞれ月会費 (3,800円・1,400円・4,200円)と分単位での充電課金(急速は15円/分、普通2.5円/分)が発生します。

※急速充電は1回最大30分まで

日産「ZESP2」プラン

日産販売店に設置されている充電器とNCSネットワークの充電器が利用できる「ゼロ・エミッション.・サポート・プログラム2」でのサービスとなり、月額基本料(2,000円)で日産販売店舗の充電器とNCS急速充電器が使い放題となるプランがあります。

普通充電器の課金は1.5円/分ですが、月額基本料の有無で違いはありません。

三菱「電動車両サポート」プラン

三菱販売店に設置されている充電器とNCSネットワークの充電器が利用できるサービスとなりペーシックとプレミアムの2つがあります。

月額基本料(ベーシック:500円、プレミアム:1,500円)でベーシックプランは三菱系店舗での急速充電は150円/30分、NCS急速充電は360円/30分、普通充電は84円/1時間となり、プレミアムプランは三菱系店舗での急速充電は150円/30分、NCS急速充電は240円/30分、普通充電は無料となっています。

 

次ページ:「充電スポットを探す」

充電スポットを探す

車載されているNAVIでの検索またはお手持ちのスマートフォンのアプリにも充電スポットを検索するものもありますが、サービス契約をしている場合には利用可能な充電スポットを予めネット検索しておく事も重要ではないでしょうか。

CHAdeMO協議会

日本国内で7000基以上の充電スポットを持っており、高出力な急速充電器では世界的にもシェアを持っています。

充電器のさらなる高出力化を計画し、2018年には150kWの高出力タイプや2020年には350kWで多数の充電コネクターを持つパワーシェア型などの設置を推進している様です。

チャージスルゾウ充電スポットMAP

NCSのサイトにてチャージスルゾウ充電スポットMAPが提供されていますので、遠出される場合には下記参照URLをお役立て下さい。

参考URL https://www.nippon-juden.co.jp/sp/

gogo.gsEVナビ

こちらのサイトでもEVの充電スポットの紹介があります。

利用者間の情報交換といった事も可能ですので、EVでの移動の際には役立つ情報が多いのではないでしょうか。

参考URL https://ev.gogo.gs

電気自動車を充電するときの注意点

電気を扱う事になりますので濡れた手等で操作する事は感電に繋がりますので止めて下さい。

また、金属製の接続部分が濡れている場合には漏電等での焼損や火災といった事故が起きる可能性もありますので、大雨などの悪天候時の屋外充電は避けた方が賢明です。

充電時間に注意

EVへの充電は制御回路の働きにより満充電となった時点で自動的に充電を停止するように設計されていますが、あまり電源に接続し続けるのは回路に負荷がかかり続ける事になるので望ましくありません。

LEDでの充電完了を確認したら速やかに充電は停止する事をおすすめします。

高速道路などは混むことも

以前に比較してかなり充電スポットの環境整備は進んでいますが、高速道路等での充電スポットは年末年始や長期休暇のシーズンには利用者にて混雑する事に変わりありません。

車截バッテリーの電気容量には注意を払い、早めに充電するように心がけて下さい。

まとめ

今後、自動車として主流となる可能性を秘めたEVにおける充電とその費用についてご説明させていただきました。

まだ、インフラ的な面とデザインや種類、最も重要な価格面といった要素でハイブリッド車やガソリンエンジン車には今ひとつといった点は否めませんが、環境的な要因や静粛性など優れた要素を数多く持っているEVですので、大きな将来性があるのではないでしょうか。

充電スタンドといったインフラ整備も確実に進みつつありますし、近い将来には車種が増えて技術的な進歩で価格面でもガソリンエンジン車と対抗できるようになれば市場的にも充分に主役となれるのではないかと考えます。

 


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