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今話題のEV(電気自動車)って?

こんにちは!今回はEV(電気自動車)について広く掘り下げていきます。

私の記憶では小型の1人or2人乗りの電気自動車を初めて近所で見たのは、8年前位で、この位、小さくなくては電池切れて大変なのね?と感じたのと、中型車と接触事故を起こしたら、飛んで行ってしまうのでは!?といった、第一印象でした。思えば三菱の「i-MiEV」でした。

その少し前に工場の生産ラインに出入りしており、自動車のパーツをロボット操作でワゴンに積み込み、ワゴンがバッテリー式の自動操縦車で100kg以上はゆうにあるパーツを配送していて、パワーあるな~と感心したものです。

ゴルフのカートも同感でした。あれから10年。では現在のEV自動車はどうなのでしょうか?順を追って掘り下げていきます!

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EV(電気自動車)って?

EVの意味

EVとは略語で「Electric Vehicle」を日本語で電気自動車の事です。電気を原動機とする車で、近年のCO2などの環境問題を軽減し、石油資源の制約が大きく前進する背景に世界各国で注目を集め、技術開発が進んでいます。

イギリスでは2040年までに化石燃料の自動車を廃止し、EV車に切り替えるという政府の発表があり、欧州、アメリカも同様の動きです。

この様に、世界中で注目され、実用化が進むEV(電気自動車)日本の事情はこれに比べ少し事情が違うようですが、それは後述で。

EVの仕組み

EV(電気自動車)は燃料ををバッテリー電池で、原動機をモーターに換え、モーターで走行する電気で走る車です。

スマートフォンやパソコンの普及によって、リチウムイオン電池の小型化、大容量化が実用進化し、今日の電気自動車の販売が促進されたと言えます。

現在発売されている日産のリーフのバッテリーは容量40kwh、走行距離400㎞とのカタログデータです。また、走行性能は110Kwとトヨタのプリウスのエンジンよりパワフルな数値です。

最高速度はテスト走行で150㎞/hに達し、高速道路走行時でも楽々追い越し走行が可能となっていて、現状のあらゆる道路でストレスなく、走行が可能となっています。これは前述のバッテリーの進化の賜物であります。

バッテリーは減速時にタイヤの回転でモーターが回り、充電されるシステムですが、当然走行で電力をモーターへ供給しますので、充電が必要です。

前述の日産リーフのカタログデータでは40分の急速充電で80%の充電完了との事です。燃料の供給は未だ課題で、供給場所も十分とは言えないようです。

低バッテリー状況で、酷暑や雪の中での事故渋滞を考えると恐ろしいです。

事故といえば、駆動用のバッテリーと弱電用の(照明、オーディオ、パワーウインドー他)12Vと区分けされていて、こちらは駆動様バッテリーから常時供給されていて、充電切れを起こしにくい構造です。事故で駆動バッテリーが使用できない状況でも、窓の開閉・ハザード・ライトの稼働を守る構造です。この様にシンプルな仕組みで、エンジンのようにメンテナンスや・消耗品、そもそもパーツが少ないのも特徴です。

EVとハイブリット車の違い

ハイブリット車はご存知の通り、ガソリンやディーゼルエンジン車と、モーター駆動車の、2つの原動力を持つ自動車の事です。

ハイブリット車はモーター駆動走行が可能になっていますが、山間部の上り走行や、高速走行などの過負荷な状況では、ガソリンやディーゼルエンジンでの走行となります。

発進時のエンジン走行では燃料を多く必要とする、エンジン走行では不利な部分をモーター走行し、燃費の大幅な向上を実現しています。

基本的にモーターとエンジンの交互運転で走行し、エンジンが稼働しないと、モーターでの単独運転は不可能です。

EVとレンジエクステンダーEVの違いは

レンジエクステンダーとはEV(電気自動車)の短所である走行距離の短さを補うために考案された、文字通り連続航続距離を補うために搭載された、駆動バッテリーの発電機のシステムです。

この発電機は小排気量のガソリンやディーゼルエンジンが一般的に使用されています。走行を補助するエンジンではなく、発電してバッテリーに給電するだけの為に搭載されます。バッテリーの残量を探知し残りわずかな状況ですぐ発電し電力補給するので、連続航続距離を延ばすことが可能になります。

ですので、レンジエクステンダーのベースはEV車となり、エンジンはEV車のオプション設備となっています。これが搭載されているかどうが、EV車との違いですね。

EVと燃料電池車(FCV)の違いは

FCVとは燃料電池自動車「fuel Cell vehide」と呼ばれ、Fuel=燃料 Cell=電池 Vehicle=自動車の頭文字から命名されています。バッテリーから電気を原動力で駆動するEV車と違い、電池を水素と酸素の化学反応で発電します。

燃料電池は既存の蓄電池と似ていますが、充電では無く、電力としてモーターへ供給します。酸素は外部から補給し、水素は外部から既存燃料と同様に補給し、燃料電池内で化学反応した電力を原動力に駆動します。
モーターが駆動機関なのは一緒ですが、電力を水素、酸素を補給し発電する仕組みが大きく異なります。

また2015年時点の登録台数はEV車+PHV車が約14万台に対し、FCV車は600台と大きな差があり、補給ステーションもEV車は1万箇所以上あるのに対し、100箇所との普及率の差が大きく、価格帯もEV車の倍以上となり、このような差も大きな違いといえるでしょう。

実は日本政府とトヨタ車はこのFCV(燃料電池車)の開発普及に力を注いでいるようですが、ガラケーの二の舞いを踏まないかと心配な所です。

EV(電気自動車の)メリット

維持費が安い

ガソリン車の走行燃料コストに比較し、充電の電気代を換算すると1/3で済むと言われています。さらに深夜電力で充電した場合、1/9のコストになるといいます。驚くほどの大きなコストカットになっていますね。

また、オイル交換・プラグ交換・各種ベルト交換などのエンジンの消耗品が無いのでパーツ交換、交換手数料も大幅に安くなります。

さらにブレーキもEV車ではアクセルを離すと回生ブレーキがかかり充電されるシステムになってますので、ブレーキを従来の自動車に比べ多用しない為、ブレーキパッド、ディスクの寿命も大幅に長くなります。

充電の手間がかからない

ガソリンを入れる場合、最近では給油スタンドでの価格のばらつきがあったり、昔に比べ給油スタンド自体が減ったりで、私もそうですが、少し遠くの(通勤路以外)の給油スタンドまで足を運ぶ経験はありませんでしょうか?

安い価格の給油スタンドでは並んで待たされる事もしょっちゅうで・・現金が乏しい給料前などは何度も往復する事も。

その度に掛かる時間やストレスをEV車では、大きく改善されます。

EV車は基本住宅で毎晩充電ケーブルを挿すだけで充電可能です。

この抜き差しの作業は約10秒で、月に20回充電したとして、200秒=約3分です。一方、給油の方はどうでしょう?

私の場合で当てはめると、給油に掛かる時間は、待ち時間と合わせて10分。安い給油所までの回り道に往復10分計20分を1回の給油で使っています。

さらに月に7回給油しますので、合計なんと140分?2時間20分かかっています!なんとも歴然の差となっていますね…

振動・騒音が無く静か

過去にプリウスに乗っていた時の事を思い出します。発進時の滑らかさ、静かな車内に驚いたものです。

今は訳あってガソリンのMT車に乗ってますが、同乗者が居る時とても気を使い運転している事を感じます。

EV車の静粛性は例えるとしたら、ひと気の無い商店街や、図書館中を歩いているような静かさです。

そんな状態ですので、4人乗車での会話が全く遮断されないので、驚くとの意見が多い様です。

振動もエンジンの微振動は全くなく、ギアチェンジも無いのでこちらも驚くほど静かで、スムーズです。走行の加速中に間違ってもジュースがこぼれたり、首を痛める事はありません。

スタートのレスポンスもエンジン車に比べてモーター発進の方が優れていますので、坂道や、右折などでもスッとスタート出来て、安心です。

EV(電気自動車)のデメリット

長距離移動に向かない

2017年の現在、日産のリーフでは連続航行距離が400kmとカタログ値で発表しています。

という事は、片道150㎞(少なめに見て)東名阪で言えば東京から静岡、大阪から名古屋との間はそれぞれ往復可能という事ですが、往復が可能という事だけで、真夏・真冬の渋滞時などは走行すら怪しくなってしまいます。

急な思い付きで寄り道も出来ません。つまり、この程度の距離でも怪しいという事は、現段階では完全に長距離走行は不向きという事ですね。

現在、ガソリン車の様にガス欠になってしまったら、レッカーで搬送するしか手が無いのも課題と感じます。

また、長距離運転の際、SAなどで、充電スタンドが行楽シーズンで混んでいた時などはキツイです。

1台充電するのが30~40分ですので、2台並んでいたら1時間は掛かってしまいます。ガソリン車では無い、デメリットですね。

充電自体に時間がかかる

前述でも述べた様に、充電自体に時間がかかります。

家で充電するときは問題ありませんが、出先で急いでる時はどうしようもありません。

営業マンや機器のメンテナンス業など、当日に呼び出されるような業務では、時間との戦いとなりますので、近距離で動き回る仕事でも、現在のEV車の連続航続距離を考えますと、無理があると言えます。

日産リーフのカタログ値では急速充電に40分必要とされています。

仕事では、お昼休みについでに充電出来ればまだ、良いのですが急いで充電を!と、これに昼休みを費やすというのも、ナンセンスな感があります。

バッテリー交換費用が高く中古車価値も低い

バッテリーの寿命は日産のリーフのカタログでは、8年16万キロまでは保証期間と明記しています。

一年間で2万キロを走る人は8年でバッテリーの交換時期に達するという事ですね。

では、交換費用はいかがでしょうか?色々と調べてみましたが、2014年にアメリカの米国日産での発表ですが、5500ドルでバッテリーパックを販売との情報です。日本円にすると5500×120円/1ドル=660,000円ですね。

交換費用を多めに見ても750,000円位が妥当なバッテリー交換費用といえます。

調べてみた所、2017年現在、公式な販売・交換費用が出ていないので、凡その価格です、ご参考までに・・

さて、バッテリー交換に多額な費用がかかると分かった上で、この状態での下取り価格を調べてみます。

2012年式 3.7万㎞の販売価格は80.2万円です。下取り価格は80.2×0.75=(数式は凡そですが)60.15万円ですね。

その他2014年式 3.9万㎞の販売価格が109万でした。下取りは81.7万円位と思います。

同じ様な条件のガソリン車の下取り価格と比較してみます。トヨタのプリウスが同じ価格帯ですの比較します。2012年式 3万㎞の販売価格が200万円、下取りが凡そ150万円です。ほぼ倍額の販売及び下取り価格となっています。

またガソリン車の同じ価格帯のヴォクシーでも比較しましょう。

ヴォクシー2012年式 3.6万キロ 販売価格176万円 下取り価格132万円位です。

それぞれの下取り率を比較します。EV車ノート約20%・HIV車プリウス約45%・ガソリン車ヴォクシ―約40%でした。

5年落ちの走行約3万km下取り査定率ではEV車が圧倒的に安いという事実が浮かび上がりました。

下取りが安いのは厳然とした事実ですが、これは比べた時期に問題があるとも言えます。

初代リーフはバッテリーが現在の物に比べ小さく、航続距離を比べると、2017年現在の物の60%で、航続距離も6割弱の223㎞でした。(現在400㎞)これでは下取り価格に大きく響くのは仕方がありません。

歴史が浅い分、技術は予測が不可能な位に伸びた例で、今後のEV車の未来の展望は明るいと感じます。

ランニングコスト、静粛性、給油の手間や時間を考慮するとどちらが良いかは一概に言えず、ユーザーの使用にゆだねられる所が一番でしょうか?

まとめ

今回はEV(電気自動車)をガソリン車・ハイブリット車・FCV車などと比較にて違いを確認し、また仕組みを理解しメリット、デメリットを考慮し記載しました。

2017年の現在世界ではEV車が車業界をリードすると言われています。

確かに、日産のリーフは7年で最大ネックの航続距離を倍近く延ばしていて、今後も期待が持てます。

現状では長距離運転には不向きと判断しましたが、それでも余りある利点が確かにあって、魅力は尽きません。

長距離を乗らない人は、燃料のランニングコスト10分の1(ガソリン車比較:深夜電力の充電で)積算すると20万kmでガソリン車では240万円かかります。(120円/1ℓ)EV車では21.6万円(深夜電力)1/9で済みます。

10年で20万kmを走行する人では、年間20万円位のメリットがあります。

そして、エンジン走行車とは比較にならない静粛性のEV車の利点、魅力を存分に味わえるのではないでしょうか。バッテリーの交換が安価でになって、航続距離が延びる近未来に購入したいというのが、筆者の感想でした!


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