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どれにする?クラウドストレージおすすめ8社徹底比較!!

最近発売されているノートパソコンやタブレットPCの携帯デバイスには従来利用されていたハードディスクドライブ(以降、HDD)から新しい記憶媒体のソリッド・ステート・ドライブ(Solid State Drive 以降、SSD)が搭載される事が多くなっています。

このSSDはHDDに比較して内部動作部品が存在しない為、非常にコンパクトで小さく消費電力も少ない特徴を持ちますので、搭載するPCやタブレットも小さく軽く、かつ壊れにくいといった優れた点を持つ製品が多く発売されています。

但し、このSSDにもデメリットはあり容量単価がHDDより高価格である事やHDDと比較して容量が少ないといった点が挙げられます。

SSDでのデメリットのーつとなる記憶容量が少ないという点ですが、インターネット(ネットワーク環境)を介したクラウドストレージを活用する事でそのデメリットを解消できる可能性があります。当記事にてご紹介するクラウドストレージがそのデメリットを解消する方策の一つとなりますので、以下に詳しくご説明させていただきます。

なお、クラウドストレージはあくまでも利用者が管理する各種データをネットワーク経由で格納する領域を提供する二次的サービスとなります。

データ消失やハッキング等のリスクを考慮した上で利用いただき、個人情報等の重要データについては利用者本人にて第三者から秘匿できる安全な環境にて保管される事を強く推奨致します。

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クラウドとは

まず、クラウドストレージのご説明の前にクラウドとはどういったものなのかという点に触れましょう。

クラウドという言葉は英語ですが、和訳すると雲という意味になります、これはインターネットという全世界に張り巡らされた通信網を利用してデータ通信を行うイメージを説明する図においてネットワークを示すものとして雲の絵が良く利用された事から「ネットワークサービス=雲」というイメージになったのではないかと考えられます。(注、その他に諸説あります)

一般的なクラウドサービスと呼ばれるものに今回ご紹介するクラウドストレージやwebメール等がありますが、このようなクラウドサービスには利用者側と提供側の双方にメリットがありますので、以下にご説明させていただきます。

クラウドサービスの4つのメリットとオンプレミスとの比較

オンプレミスとの違いは

クラウドサービスにどういったメリットがあるかをご紹介する前にオンプレミスとの違いについても触れておきましよう。オンプレミスとは一般的な企業が従来行ってきたサービス提供の一つの形態で、企業が利用するシステムの基盤や運用を自社の資産として準備・運用をしていく事を指します。

後述させていただきますが、クラウドサービスが経費として処理できるのに対しオンプレミスでは自社資産としてサーバやネットワークインフラを準備・管理する必要があるので、その購入コストや運用メンテナンス費用、障害対応やその代替環境整備他、減価償却等の間接的な費用も考慮しなければならないというデメリットがあります。

但し、利用システムのカスタマイズやセキュリティレベル等はクラウドストレージでは柔軟に対応出来ないケースもあり、一概にオンプレミスがクラウドストレージに劣っている訳ではありません。

利用者がどういった点を重要視してシステム及びシステムを構成するインフラを利用していくかを充分に検討した上でサービスを選択する必要があります。

クラウドサービスのメリット①利用までの時間が短い

まず、クラウドストレージを利用する際に最も利便性を感じる事のできる事は利用開始までのリードタイムがあまり掛からないという点ではないでしょうか。

先にご説明しましたオンプレミスと比較すると、オンプレミスでは事前にサーバやネットワーク等のインフラとその利用時にかかる負荷を想定してそれを許容できる環境を準備しておく必要があります。

それに対してクラウドストレージの場合には新規(もしくは追加)の利用申請をサービス提供者に申請する事であまりリードタイムを必要とせず利用開始する事が可能です。

これはクラウドストレージのサービス提供者側が非常に大きい余裕をもった待機状態のインフラを持ち、利用者からの要望に応じてその設定変更を短時間で実施できる事が理由となります。

オンプレスでは事前にサーバ等のインフラリソースを準備する事は需要予測をある程度の精度で行う必要があり、実際の利用開始まで待機状態となるリソースは有効活用出来ない事となりますので、相応の理由が無ければ良い選択とは言えないのではないかと考えられます。

クラウドサービスのメリット②必要な分だけ利用できる

ストレージは常にある程度の余裕を持っておかないと急に大きなデータ等を格納するといった場合に対応出来ない可能性があります。

こういった場合にもクラウドストレージの場合にはサービス提供側に追加の利用申請を行う事でそれほど時間を掛けずに対応する事が可能です。

このような利用者からの随時の領域拡張といった要求にもサービス提供側が充分に対応できるように設計されたインフラと運用が行われていますし、逆に現在利用している領域が大きすぎて余剰が出てしまうといった場合にも、随時利用者側の希望する領域サイズまでの縮小も対応可能となっています。(契約時の利用条件によって一定量の変更しか対応できない場合もあります)

クラウドサービスのメリット③料金は利用料によって決まり、必要以上にコストがかからない

前項に関連しますが、クラウドストレージは利用する領域の大きさによって利用料金が変動する課金システムとなります。

基本的には一定の領域の上限まで利用料金を設定し、それ以上はもう少し利用領域を大きくした上限までの利用料金となるといった課金形態が多いと考えられます。

これは利用者にとっても必要以上のクラウドストレージ利用コストが掛からず、かつ管理・運用に関係するコストが不要となるメリットがあり、サービス提供者側としても提供可能なストレージリソースについての無駄を低減して有効活用できるメリットがあります。

クラウドサービスのメリット④IT資産を固定費から変動費に変換できる

オンプレミスの場合はサーバ等のIT資産は自社資産として計上する事になり、そのハードウェアに関する保守費用やミドルウェア等のライセンス費用、機器運用についての要員費用など様々な固定費が発生する事になりますが、クラウドストレージを利用する場合にはそれらの固定費は不要となります。

必要となるのはクラウドストレージの利用料金のみとなり、コスト的なメリットはかなり大きいのではないかと考えられ、ハードウェアの保守・運用に掛かる固定費をストレージの利用料金(オプションサービス利用時はそれらも含む)だけの変動費として処理できる点は事務処理の負荷をかなり軽減できる事となります。

クラウドストレージを利用する事でシステム運用に関わる様々な作業負荷と費用を軽減できる事も大きなメリットの一つではないでしょうか。

クラウドストレージ8社徹底比較!!

クラウドストレージのサービスを行っている8つの会社について、ご説明させていただいた点を踏まえて比較してみましょう。

クラウド上にある仮想領域をネットワーク経由で利用するという点ではどの会社のサービスも同じですが、各社で特徴のあるサービスも実施されておりますので、利用目的や具体的にこういった使い方をしたいという希望に出来るだけマッチしたサービスを選択していただく事をお勧めします。

1.box

boxはストレージの容量上限が10GBまで無償利用が可能であり、個人向けの課金サービスであれば容量上限が100GBまで拡張されます。法人向けサービスにおいて容量無制限で利用可能という点が大きな特徴です。

1ファイルあたりの上限容量は5GBとなっていますので、動画ファイル等のサイズの大きいデータも問題なく格納・共有可能となっています。

格納されたファイルの共有にはリンクやカスタムURLにて対応できますので、プライベートとビジネスを問わず利用価値が高いと言えます。ファイルをダウンロードせずにプレビューを表示可能となっていますので、通信網が混雑する時間帯でもストレス無く利用できるのはメリットではないでしょうか。

boxのセキュリティ対策は企業向けサービスでも問題なく利用できるように充実しており、ファイルのアクセス権限設定(プレビューに限定、ダウンロード不可といった制限等)は7種類レベル設定が可能となっています。

また、データ通信は暗号化されていますので盗聴等のリスクに対応していますので安心して利用できます。

https://www.box.com/ja-jp/home

2.Dropbox

有名なクラウドストレージですので名前はお聞きになられた方も多いのではないでしょうか。

非常に安定したストレージサービスの提供に高い評価があり、専用アプリをインストールすればPC等で作成したデータを連携されたローカルフォルダに格納すると自動的にクラウドストレージ上の格納データと同期するといった利便性についても高い評価がされています。

複数のPC等でのクラウド上の同一ファイル編集にも対応していますので、ビジネスにも活用できるのではないでしょうか。ただ、無償サービスでの利用は2GBが上限容量となりますので、ユーザにとってはやや少ないのではないかと感じます。

そういった場合にはITBの上限容量で月額1200円の有償サービスも用意されていますので必要に応じてご利用いただけます。

https://www.dropbox.com/ja/

3.Onedrive

このクラウドサービスはMicrosoft社がサービス提供となりますので、同社製統合アプリのMS Office を活用して作成された文書やデータに対しての共有や並行編集等の親和性はかなり高いと言えます。

無償利用できる容量上限は5GBとなっておりますので、必要に応じて追加してご利用いただく事になります。

また、スマートフォン向けアプリとなるOffice Mobileを利用する事で、ExcelやWordといったビジネスアプリを利用しての編集作業も可能ですので、ビジネスシーンでも充分に活用できるのではないでしょうか。

また、同社のクラウドサービスにはOffice 365というものもあり、こちらは月もしくは年で定額を支払う事で同社製アプリをPCでもスマートフォンでも利用可能ですが、それに加えてOneDriveも1TBまで利用可能になるサービスも用意されています。

※Office 365については利用デバイス数に台数制限があります。

https://onedrive.live.com/about/ja-jp/

4.Google Drive

皆様もご利用いただいている筈の大手検索サイトGoogle社が提供するクラウドストレージとなります。

無償利用できる容量上限は15GBとなっており、課金サービスとしては100GBまでは月額250円、1TBまでは月額1300円と魅力的な価格設定となっています。

Google社独自のものとして、「ドキュメント」・「スプレッドシート」等のドキュメント作成・管理機能が提供されており、複数ユーザにて同時編集を行う事のできるサービスとなっていますので、ビジネスにおいても高い利便性を持っていると言えます。

また、Google chromeの拡張機能としてMicrosoft社製のピジネスアプリにて作成されたデータを編集可能にするアドオンも提供されており、別のアドインでは上記アプリで作成されたデータをGoogle Driveに直接格納する機能を提供するものもあります。

https://www.google.com/intl/ja_ALL/drive/

5.GigaCC

法人向けのクラウドストレージサービスとなり、高いセキュリティ実装での大容量データのファイル共有と送受信機能を提供しています。

企業での利用が比較的多いサービスであり、個人利用向けの小容量の無償サービスはありませんが、トライアル利用というものがあります。

また、企業での利用を想定したネットワーク分離やSSO(シングルサインオン)機能など、実業務に即したサービス実装が特徴です。

例を挙げると大容量のファイル転送処理には上位管理者の認証が必須となる等の情報漏洩対策も行われています。

http://www.gigaccsecure.jp/

6.Direct Cloud BOX

こちらのクラウドストレージサービスも法人向けサービスとなりますが、最大の特徴として利用ユーザ数に関わらず定額の課金形態としている点です。

ユーザ数によって従量課金となると、事業が拡大しユーザが増加されると共にコストが増加する事になりますので、ユーザ数に関わらず定額利用が可能なクラウドサービスはメリットが高いといえます。

クラウドストレージでは一般的に1ユーザあたりにどの程度の容量を準備してそれに課金されていきますが、このDirect Cloud BOXでは定額支払にてユーザ数が無制限としています。

法人向けサービスで必要となる暗号化や認証(ワンタイムパスワード等)といったセキュリティ実装も十分に対応されていますし、ファイルダウンロード回数の制限やファイル転送時のリンク生成時にパスワードが自動生成されるなど利便性は高いのではないでしょうか。

http://directcloud.jp/

7.IDCF クラウド

こちらのサービスは企業向けのサービスと考えられ、ストレージサービスを含めた仮想サーバを構築し、その仮想サーバのスケールアップ/スケールアウトが自在に設定変更可能という点が特徴の統合型のクラウドサービスと言えます。

ストレージのみではなく、仮想サーバ上のCPUとメモリ、その仮想サーバに接続するバックボーンネットワークとアクセス制御に必要となるロードバランサーやインターネットとの境界を守るファイアウォール等も含めて定額で利用可能となっています。

サービス拠点は国内に設置されたデータセンターですが、東西で拠点が分かれていますので、ビジネスの継続性(BCPと呼ばれる指標)についても対応していますので、企業向けサービスとしては充分なレベルにあるのではないでしょうか。

https://www.idcf.jp/cloud/

8.Amazon Drive

大手通販サイトのAmazonがサービス提供しているクラウドストレージとなり、無償サービスでは5GBまで利用することが可能です。

他のクラウドストレージサービスと同様に月定額で100GB、1TB/10TBで年定額1.38万円と13.8万円となっています。

こちらのサービスはAmazonアカウントが必要となりますので、未登録の方は利用時に新規登録する必要があります。

また、Amazon Driveを利用する際にはWebサイトからセットアップが必要となる事と2GB以上のファイルを操作する場合にはAmazon Driveアプリがインストールされている事が条件となります。

https://www.amazon.co.jp/b?ie=UTF8&node=5262651051

まとめ

将来的にプライベート・ビジネスを問わず利用範囲が広がっていくと考えられるクラウドストレージについてご紹介させていただきましたが、皆様にて利用できるものがありましたでしょうか。

無償利用での容量はあまり大きくありませんが、月もしくは年額での利用料を支払うだけで比較的大きな容量のストレージを確保できますし、会社などの法人であれば自社資産としてハードウェア・ミドルウェアの準備や保守運用にかかる費用を考慮せずに利用できる点は非常に魅力的ではないでしょうか。

特に会社組織であればシステム関連の固定費として削りにくかった運用コストを低減できる事は非常に有益であることですので、アウトソースを考える上でクラウドストレージは前向きに活用すべき技術であると考えられます。

ご紹介させていただいたクラウドサービスにはストレージに限らず他のサービスとの連携活用も充実していく筈ですから、いろいろな利用方法に展開が期待できます。

まだ、クラウドストレージをご利用いただいていない方であれば最初はプライベートな体験利用等でどういったものなのかを体感的に理解できますし、使い勝手も分かりますのでいくつかのクラウドサービスをご利用されてみてはいかがでしょうか。


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