さて、皆様は現在ご利用されている地デジのテレビは、順調にご利用できていますでしょうか。
筆者は地デジのテレビを購入して、まだ一年ほどなので、特に不備などなく、利用で来ていますが、テレビを見るだけでなく、テレビからインターネットに繋いだり、アプリでYouTubeや、アマゾン・プライムを見たり、様々なことができる様になっていますね。
今回の記事では、そんな様々な機能が実装された地デジのテレビを使っていて、突然エラーが起こってしまう原因と、よくあるエラーコード8つをご紹介致します。
今後筆者のテレビにも同じことが起きたときに、役立つ内容にしたいと思います。
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テレビ自体が映らない時に考えられる原因
前述しましたが、最近のテレビはパソコン並に高機能になってきています。
ちょっとしたことでテレビが映らないと、ついつい家電屋さんや、家電/ITに詳しい友人に連絡しがちではないですか?
ここではまず、テレビが映らないときに、すぐに連絡するのではなく、簡単に自分で確認できる方法から見ていきましょう。
B-CASカードが正しく挿入されていない
地デジテレビをみるには、B-CASカードが正しく挿入されている必要があります。B-CASカードが奥までしっかり挿入されているか、確認してみましょう。
汚れているようであれば、金色の部分をコットンなど、やわらかい布巾で、優しく拭いてあげてください。
B-CASカードを提供している株式会社 ビーエス・コンディショナルアクセスシステムズのWebサイトでも、一時的な不具合であればB-CASカードの抜き差しで、テレビが映るようになると、Q&Aに紹介されています。
B-CASカードはテレビの機種によって異なりますが、側面、または背面にある場合が多いです。取扱説明書にも書いてありますし、テレビの機種をヤフーに入力することで、検索することも可能です。
尚、B-CASカードには3種類のカードがあります。今映らないテレビがどのB-CASカードなのかをチェックしましょう。
- 青:地デジ専用B CASカード
- 赤: 地デジ、BS、CS用B CASカード
- オレンジ:CATV用B CASカード
主電源がONになっていない
意外と見落としがちなのが、主電源がONになっていない、という状態です。特にコンセントがきちんとささっていない、なんてことが起こっていないか確認してみると良いと思います。
職場などで、「パソコンのマウスが動かない」と言っている人のマウスが実はただちゃんとささってなかっただけ、なんてことはありませんでしたか?
もしかしたら、テレビにも同じようなことが起こっているかもしれません。
テレビの視聴切替が正しく選択されているか
ご自身が見たいテレビにちゃんと切り替えられているかを確認しましょう。数年前までのテレビには、地上デジタル放送と地上アナログ放送の切替ボタンなどがついていました。
今地上アナログ放送を映そうとしても、放送されていないので、映りません。地デジがみたいので、CS、BSの入力になっていたり、なにも設定されていない入力に切替わっていたりしませんか?
一度見たいテレビの入力になっているか、入力切替ボタンをおして、確認してみましょう。入力切替ボタンは、テレビのリモコンについています(多くは右上)ので、簡単に確認が可能です。
BSは映るけれど「地デジだけ」が映らない原因
この場合はアンテナに問題が合ったり、テレビを動かしたときの配線の緩みや、ケーブルの緩みが考えられます。それぞれ見ていきましょう。
アンテナの受信レベルに問題があるかも
地デジテレビは、実はアンテナの感度が非常に繊細です。ちょっとしたことで、アンテナ受信感度が弱くなってしまうこともあるので、テレビが映らなくなった場合に受信レベルを確認することは重要です。
アンテナの感度は、テレビから確認することができます。
テレビのメニューまたは、リモコンの「受信設定」の項目から「受信レベルを確認」という項目を確認してみましょう。受信レベルは、赤、黄、緑のバーで表示されます。
緑バーは問題なく受信できている。黄色はやや弱い。赤の場合はエラーコードが表示されるレベルで感度が悪い状況を示しています。
アンテナの受信感度が弱い場合、以下の方法で解決することが可能です。
- 地上デジテレビには「地上デジタルアッデネーター」という、感度を調整してくれる機能があります。
- この「地上デジタルアッデネーター」をONにしてみましょう。
- リモコンの「設定」→「放送受信設定」→「地上デジタルアッデネーター」→「入」にしてみましょう。
配線のゆるみ、亀裂などはないか
次に配線のゆるみがないか見てみましょう。テレビに接続されている線が、模様替えや、テレビを少し動かした際に、ゆるくなってしまうことは良くあります。
部屋のテレビ線の口のところに亀裂などがないか、きちんとケーブルが差さっているか、またはテレビ側にきちんとケーブルが差さっているか、口が割れていないか、などを確認してみましょう。
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アンテナ修理を請け負ってくれる業者5つ
さて、これまでご紹介させて頂いたやり方は、ご自身で確認できる方法でしたが、それでもテレビ映らない、といった時には、修理を請け負ってくれる業者さんに相談してみましょう。
それぞれの業者さんをご紹介致します。
家電量販店
ご自身のテレビをビックカメラ、ヤマダ電機など家電量販店でご購入されたものであれば、ご購入された家電量販店さんにお問い合わせするのが良いでしょう。
テレビなど高額な家電製品をご購入される場合、店員さんがついていてくれる場合もあります。
店員さんは名刺を頂けることもあるので、その名刺の連絡先に問い合わせすれば、どのようにすればよいか、教えてくれます。
電気工事店
配線に不備が見られる場合は、電気工事店に問い合わせすると良いでしょう。
家の配線などについては、家電量販店さん等では、対応できないケースがありますので、そんなときは配線のプロに連絡するのが一番です。
近くの電気屋
ご近所に電気屋さんがあれば、そこに聞いていみるのも良い手段だと思います。町の電気屋さんは、既に新商品は販売しておらず、修理や工事を主業務とされているケースが多いです。
長年の経験を持たれていますので、知識なども豊富ですし、何より地域密着型のため、親身に相談に乗ってくれるケースもあります。
テレビだけでなく、家電製品で困ったことがあった時、様々な相談もできるはずです。
アンテナメーカー
ご自宅が一軒家の場合は、アンテナメーカーさんに問い合わせて見ましょう。
集合住宅などの場合は、個別にお問い合わせすることが難しいので、管理人さん、または大家さんにお問い合わせするのが良いでしょう。
よくあるエラーコード8つの解説
これまでご紹介させて頂いた内容は、テレビが映らない時の対処法でしたが、ここからご紹介させて頂く内容は、エラーコードのご紹介です。
エラーコードが出てくれたほうが、何が原因となっているか推測しやすい場合もあるので、よくあるエラーコード8つがどういった意味があるのか、ご紹介致します。
E100
B-CASカードが未挿入の場合のエラーコードです。
このエラーコードがでた場合、B CASカードを挿入していない、またはB CAカードを認識していないときに表示されるエラーコードになります。
しっかり奥まで差し込む、または抜き差しすることで解消される可能性が高いエラーコードです。
E201
低階層画像に切り替わったというエラーコードになります。アンテナの受信が弱くなったという意味でもありますので、アンテナ受信がエラーの原因と思われます。
前述した内容を実行してみるか、またはお近くの電気店等にお問い合せしましょう。
E202
アンテナの受信ができなくなったことを示すエラーコードです。これまで受信できていて、突然映らなくなった場合は、配線周りを確認しましょう。
E203
現在放送されていないときに表示されるエラーコードです。チャンネルを切り替えてみて、映像が映されるかを確認しましょう。
E204
該当するチャンネルが無い場合のエラーコードです。
チャンネルを切り替えてみて、映像が映されるかを確認しましょう。
E205
視聴条件により映像が映らない場合のエラーコードです。視聴されたいチャンネルの契約の有無を確認しましょう。
E206
ご視聴されたいチャンネルの、購入期間が過ぎている場合に表示されるエラーコードです。
通常販売も終了している可能性が高いため、ペイ・パー・ビュー配信元にお問い合わせしましょう。
E300
何らかの理由により、ペイ・パー・ビューの購入ができない状態になっている場合に表示される、エラーコードになります。
こちらもスカパー、またはJ:COM等、ご視聴されたいペイ・パー・ビューの配信元にお問い合わせしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
意外とテレビが映らない原因は、色々な所にあるのがわかって頂けたと思います。ですが、自分で原因を探れるケースも多いですので、もしテレビが映らなくなっても慌てずに、まずは原因を突き止めましょう。
昨今では、家電も様々な機能があるものも多くなり、なかなか全てを把握するのは難しいですよね。
取扱説明書に大抵のことは書いてあるので、ご購入された時の取扱説明書は、しっかり保管しておきましょうね。
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