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Amazon Web Serviceの内容とAmazon EC2、S3を徹底解説!

webサービス開発に携わっていたり、IT関連の記事などを読んでいる際によく目にする「AWS」という単語。
AWSは今や代表的なクラウドサービスですが、具体的にどういうものなのかが難しく感じる部分もあると思います。

また、クラウドを導入することで得られるメリットや導入費用などについて、よく分からない方も多いことでしょう。
そこで、今回はAWSの内容と代表的なサービスをご紹介します。

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AWSとは


クラウドコンピューティングにおいて、スタンダードになってきているのがAWSです。
AWSは「Amazon Web Service」を省略したもので、Amazonから提供されている多彩なweb serviceです。

AWSはクラウドコンピューティングが世間で知られていなかった2006年の3月にスタートしており、10年以上もの歴史があります。
また、AWSは70以上のプラットフォームサービスをリリースしており、世界でも最大規模のクラウドコンピューティングサービスです。

Amazonよって運営されているAmazon Web Serviceは、100万人を超える利用者が存在し、企業をはじめ政府や教育機関にも導入されている実績があります。
Amazonが提供しているということもあり、信頼性の高さも大きな魅力です。

AWSが支持される理由

数多くの利用者にAmazon Web Serviceが選ばれている背景には、いくつかの理由があります。

コストがかかりにくい

まず、インフラストラクチャについての初期費用は不要ですし、調達期間もかからずスピーディーに構築することができます。

そして、AWSの料金に関しては、使用した分だけ支払う「従量課金体系」になっており、必要となる時に必要な分のみこのサービスを使用できる点から、コスト抑制につながります。
そのため、会社の規模や状況などに応じた料金で利用できます。余計なリソースに投資することは不要になるので、費用を重視したい方にとっては最適なサービスと言えるでしょう。

AWSを利用することで、データセンターに対する投資や運用も気にすることなく、新しいプロジェクトへリソースを集中させることが可能な点も重要です。

サービスを色々と利用することによって料金が発生する従量課金の場合、料金が予想しにくいという点を不安に感じる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、サーバーの利用料とディスク利用料、データ転送量の3種類の要素を想定すれば、およその費用が算出できます。

利用者のニーズに応じた多様なサービス

それに加えて、利用者のニーズに応じて継続的なサービスが進化している点も、Amazon Web Serviceが選ばれる理由の一つです。

AWSでは、色々な用途に応じてサーバーが準備されています。多彩なサーバーと沢山の機能との組み合わせによって、ユーザーの目的に最適なソフトウェアシステムを構築することができます。

S3とは何か?


次にAWSの代表的なサービスについて解説します。
このAWSの中のサービスの一つであるamazon S3は、フロントエンド・エンジニアたちにとって大変使いやすいサービスとなっています。

S3はインターネットストレージサービス

このサービスの基本的なものは、ストレージサービスと呼ばれている作成したファイルを保存したり、保存したファイルを自分の好きな時に取り出すことができることが基本的なもので、シンプルなサービスとなっているものです。

このサービスの基本的な仕組みは、複数のAmazon内にあるデータを保存している施設が何かの原因によってトラブルを起こしてしまい、施設内にあるデータが失われてしまったとしても、他のAmazonの施設に保管されているデータを使って復元できるように設計されているもので、重要となるデータを保存することをサービスを開始する始めから考えて作り出されています。

エンジニアが作成したデータは、1カ所のAmazon内の施設で保存されるのではなく、データを保存すると複数あるAmazonの施設やその施設の中にある複数あるデータを保存するためのデバイスに自動的にコピーされて保存されるような設定になっているため、重要なデータを薄なうことがなく安心して保存できるようになっているサービスなのです。

保存したデータにアクセスしやすい

また、保存しておいたデータを使いたい時には、amazon S3にアクセスして使用することになりますが、このアクセス方法も大変便利な設計になっています。
それは、普段利用しているWebブラウザを使ってアクセスが出来るようになっており、東京でアクセスしている場合では、高速でアクセスできるようになっています。

このようなサービスは一般的なレンタルサーバーが1台の時では不可能なサービスで、このような1台を使った保存方法ではそのサーバーが何かのトラブルを起こしてしまった場合は、保存しておいた重要なデーターを取り出すことが出来ないばかりか、データーそのものを失ってしまう可能性があります。

このような重要なデーターを失ってしまう危険性はAWSを使用している場合には心配する必要がなく、他のサービスでAWSのように重要なデーターなどを1台のサーバーではなく複数台のサーバーにデーターを保存するようにすると安全面での心配は少なくなりますが、サーバーが増えてしまうことになるのでコストが大幅に上がってしまうことになってしまいます。

しかし、このように安全面での配慮のために複数台のサーバーを用意してサービスを行っても、amazon S3に匹敵するサービスにすることは大変難しいものとなっています。

webサイトの公開や管理が安心してできる

このサービスを利用してフロントエンド・エンジニアたちがWebサイトを公開することは、他社でのレンタルサーバーを利用してWebサイトを公開することよりも手軽に行うことが出来るようになっています。

Webサイトを公開する時に注意しなければならないことは、セキュリティーやWebサイトにかかってくる負荷などを管理しなければならないことです。
他社でWebサイトを公開する場合では、この管理をフロントエンド・エンジニアが自ら行う必要がでてきてしまいますが、これらセキュリティーなどの管理はフロントエンド・エンジニアは専門分野ではないので、管理していくことは大変な負担になってしまいます。

しかし、amazon S3を使用してフロントエンド・エンジニアがWebサイトを公開する場合では、セキュリティーやWebサイトにかかってくる負荷などの管理は全てAWSに任せられることになるので安心してWebサイトを公開出来るというメリットがあります。

また、このサービスのメリットとしては、アクセスが増えてしまった時でも、Webサイトにかかってくる負荷を気にする必要がないことや、料金の支払いさえ行っていれば、容量は無制限なので容量を気にしないで使えます。

EC2とは何か?


AWSの中でもう一つ代表的なサービスプランはEC2です。
EC2は一言でいうと仮想サーバーのレンタルサービスです。

柔軟な料金体系が魅力

EC2の特徴は、無料でお試しすることが可能な点に加えて、コストを抑えられる柔軟な料金体系が挙げられます。
また、料金はAWSの他のサービスと同様、明確かつ分かりやすく決められていますから、その点が安心して選べる切っ掛けとなるでしょう。

気になるAWSのEC2の金額ですが、料金体系を具体的に知る為にはまず、サービスの違いを理解することが大切です。

オンデマンドインスタンス

オンデマンドインスタンスは、長期契約や前払いの必要がなく、契約した内容と使った時間に応じて支払いが確定します。
利用量以上に高額な負担が発生する、といった心配は無用ですから、短期的に利用したい人や初心者から上級者までおすすめ出来るAWSのサービスです。

例えば2CPUの4GBメモリ構成であれば、オンデマンドタイプのEC2は、1時間あたり円換算で約7円という金額となります。
1日24時間、30日1ヶ月フル活用しても僅か約5千円で済むことを意味します。

処理速度を左右するCPUを増やしたり、巨大アプリケーションを動かす為にメモリを増強すると、性能アップ分に応じて時間あたりのコストは増加します。
しかし、金額的には誰でも納得出来る設定ですから、必要な分だけを決まった金額で利用する感覚が得られるでしょう。
用途によってはストレージを高速化したり、容量が充実しているマシンを使いたくなると考えられます。

SSDタイプは、HDDに比べると割高になるものの、通信によるレスポンスは体感的に差が生じる程です。
4CPUでSSDが950GBでも、1時間約40円と大変リーズナブルですから、この点も費用対効果の優れるawsらしい魅力です。
ストレージの速さよりも容量を重視するのであれば、大容量HDDタイプの検討をおすすめします。
HDDが6TBで1時間約94円、容量を倍の12TBに決めても、料金は単純に倍の約187円となります。

つまり、AWSがEC2で提供している料金体系は合理的で、使った分だけ費用が発生する点は納得に至るでしょう。
しかも、ストレージの容量の増加分に応じて、CPUの数やメモリも増強されますから、金額が倍になれば性能も単純計算で倍になる、そういった図式に気が付けるはずです。

選択するOSであったり、地域によっても価格差を生じますが、OSがLinuxで地域が東京という条件であれば、これらの単価通りに利用することが可能です。

スポットインスタンス

一方、EC2の魅力は標準的な価格だけでなく、条件に応じた割引きが用意されている点にも現れます。
スポットインスタンスは、ユーザーが利用したい金額を設定出来るサービスで、ユーザーの入札により利用料が決定します。
需要や供給に応じて金額が変動するのが特徴です。

現在価格が指定した金額を下回ると、その時点でインスタンスが起動する仕組みになっています。
利用を開始しても、指定した金額を上回る支払いが発生する心配はありませんし、お得な利用権が手に入る結果に繋がりますから、オークション的な仕組みと考えることが出来るでしょう。

「オンデマンドインスタンス」と比較すると、およそ50%から90%ほどの料金で利用できますが、入札額が仮に相場を下回れば利用が止まってしまう、ということに注意する必要があります。

リザーブドインスタンス

リザーブドインスタンスは、前払いによって割引きが適用されるのが特徴で、1年間あるいは3年間の料金を前払いします。
そして「オンデマンドインスタンス」に比べると、最大で75%もの割引を受けることができます。

使用量や期間がある程度決まっている場合や、コストを抑えたい方に向いています。
ちなみに、AWSではAWS Simple Monthly Calculatorと呼ばれる簡易見積もりツールがありますので、コストを計算する時に役立ちます。

前払いなしでも、従量課金タイプのオンデマンドサービスに比べて、20%以上のコスト削減が実現します。
更に、一部前払い、全額前払いと段階的に割引き率が上がりますから、手元の資金に応じて支払い方法を検討することが出来ます。

まとめ


いかがでしたでしょうか。

AWSはここで紹介したもの以外にも多様なサービスを揃えており、高いビジネスサポート力と信頼性から多くのユーザーを有しています。

また、EC2からもわかる通り、柔軟性の高い様々な料金体系が用意されているのは、流石にITの先端を行くアメリカ企業で、クラウドを代表するサービスらしい特徴だといえます。
最初は最小構成で使い始め、慣れてからプランを上位に変更したり、長期契約に移行することも出来るので、まさに利用者にとって嬉しい柔軟性に魅力があります。

これまでAWSのことが分からなく、敬遠していた方もこの記事をきっかけに導入してみてはいかがでしょうか。


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